◆平成20年3月31日

リニューアル

 あしたからホームページをややリニューアル致します。慣れている方も慣れていない方もなじんでください。
私が一番リニューアルに戸惑っています。


http://shuwata.exblog.jp/

◆平成20年3月28日

福田総理の提案

 昨日の福田総理の提案を受けて、なじみの記者の方々から感想を聞かれる。
細川政権時の「国民福祉税構想」発表の雰囲気に似ていないだろうか。一般財源化に言及したことは前進したと見てもいいが、小泉、安倍と「一般財源化」をいいながら結局は頑迷な与党内抵抗にあって、何も実現しなかった。
暫定税率に触れていない点で、協議してもまとまる話ではないが、一般財源化も道路整備計画と道路予算上限の担保をしないと、なんぼでも道路整備予算に回され、さらにはこれまでの民主党などの調査で明るみに出て批判された、人件費や児童手当、職員宿舎建設、タクシー代、マッサージチェアに至るまで「道路建設関連」として、一般財源を理由に予算に組み込まれ大手を降って使えることになってしまう。おそらく与党内で根回しできているとすれば「道路総額は上限を決めず、これまでどうりの額を確保する」としたのではないか。でなければ国民の支持率24%、党内基盤も弱い福田総理のリーダーシップで、短時間でコンセンサスを得たとは信じられない。


◆平成20年3月27日

総理会見

福田総理が、再来年度からの特定財源の一般財源化の意向を表明。

とはいえ、リーダーシップのない総理が、本当に一般財源化するということを党内でまとめた結果の会見なのか。

一般財源化は、自民党内の「抵抗勢力」により小泉・安倍政権ですらほとんど手付かずだった。それがいきなりの完全一般財源化だ。にわかには信じられない。
誰が再来年までの将来にわたって責任を持つと言うのか。しかも、暫定税率は維持のまま。

裏書のない一般財源化と暫定税率維持では、いくらなんでも呑めない相談ではないか。



◆平成20年3月26日

チベットの真相は

アメリカ政府系放送局「ラジオ自由アジア」はチベット・ラサでの大規模暴動を受け、中国当局が同自治区と周辺省のチベット系住民に対して、各家庭から1人を連行して取調べを行ったり、密告を奨励すると報じている。

チベット住民に対して引き続き中国共産党政府は弾圧的な取締りをしているが、西側メディアは著しく規制され、本当は何が行われているのか真相が伝わってこない。日本のマスコミでは、ラサ事件は終息したかのようなトーンだがメディアを規制して自己に都合の良いニュースのみを伝える体制は北朝鮮と同じようなもの。その上日本のマスコミがオリンピックでの取材をスムースに行うため、刺激をしないように自己規制をして腰が引けているように思えてならないのは私だけだろうか。

中国問題を取り上げると、メディアに対して中国大使館から抗議が来た例もあり、 マスコミを全てチェックして次々にクレーマーと化しているのだろう。ただ天安門事件や前回のラサ事件時と違いインターネットはじめ様々な情報流出、伝達手段がある。チベットの現実を注視したい。



◆平成20年3月25日

年度末から一ヶ月


暫定税率が切れる年度末政局について何名かの記者が訪ねてきて、いろいろと意見交換。一寸先はもちろんヤミだが、こんな展開が共通認識。

自民党内に年度内に暫定税率をなんとかしようという気迫が感じられない。福田総理が”修正案”として指示をした内容は「税制の抜本改革時に暫定税率を一般財源とすることを検討する」の文言に代表されるよう、現実味がまったくない。そもそも「税制の抜本改革」など何十年も前から言われている話で、暫定税率の廃止を求めている民主党に対して、ポーズにすぎず苦心のあともなければ、何とか修正をしようという「魂」が全くこもっていない。

このまま年度が代わり、1リッター24円30銭ガソリン代は安くなるが、それ以外の暫定税率については私たちは現状維持なのである。この民主党の分離法案を「政府案否決とみなす」と解釈することは法律学者などから違憲訴訟を起こされることもありうる。この解釈には与党も否定的。

 60日規定のみなし否決で4月30日に衆院で再可決をして、ユーザーは4月だけガソリンがリッター125〜128円の恩恵を受けるものの、5月からガソリン代をまた上げる。参院で野党が半数を占める逆転国会の効果で「生活のコストは下げられる」という実績をもっと国民の方に認識いただけるし、道路整備計画の精査や道路建設コストを圧縮すれば必要な道路はちゃんと出来る、という抜本的改革の一里塚となる。が、道路計画の見直しもコストの精査もなく、天下りや無駄遣いの抜本的解決策も示さない暫定税率復活、再値上げによって、世論に背を向けることになり、再議決を理由に民主党が福田内閣問責決議を出す可能性は高い。
本来なら「解散総選挙で」で国民に信を問うべきなのだが、自民党は「福田内閣では解散・総選挙しない」がコンセンサスであり、解散の道をとらない以上、総辞職しか選択肢はない。それが証拠に、福田総理とのツーショットポスターを貼っていないし、与党だれも写真を撮りたがらない。

与党内から「福田辞任もやむなし」という発言が問責決議提出の同時期に出はじめる。福田総理が「そうなりゃ、死なばもろとも」と言ったとか言わないとかの噂はあるが、かつて海部政権は「重大な決意」を口にしたとたん引きずり下ろされたが、自民党は福田総理を辞任に追い込む。ポスト福田最有力は麻生太郎氏で、自民党政権である限り抜本改革など出来ないのだが、無味乾燥、味も何にもない福田政権の後だけに、少々のパフォーマンスでもスパイシーかつ新鮮に思える。

3月22,23日のANN世論調査で福田内閣支持率は24.7%という衝撃的数字を記録したように、もう末期なのだから、暫定税率復活のガソリン値上げによる国民の怒りもすべて福田内閣に背負ってもらって辞めてもらうのが与党にとって一番良いシナリオ。暫定税率は復活して道路族も役所の省益も守れ、辞める総理が批判を一身に受けて退陣し、新総理選びになれば世論の関心はそちらへ向く(抜本的な解決は結局、何一つ成されないのだ)。

読売新聞の最新世論調査(3月15,16)では昨年10月に9%だった「できるだけ早くやめる」が25%に増え、世論は福田総理が辞めることを願っているのだから、どうせ辞めるなら、ただで辞めるより、ありったけの批判を全部持って辞めさせようというのが本音だ。よって5月政局は残念ながら「解散総選挙」ではなく「福田内閣辞任」濃厚。


◆平成20年3月21日

意見交換

今日、アメリカ大使館からオファーを頂き、かつてマケイン氏の政策ブレーンも務めた上院の軍事委員会専門のスタッフ、ホワイト氏と懇談。

大統領選挙の行方や、続発する在日米軍兵士による犯罪、地位協定問題などについて意見交換した。さらなる日本の米国に対する貢献について関連しての、さらなる情報公開や、思いやり予算についても納税者の納得を得られる項目にしか日本の予算は出すべきでないと考えている旨、強く求めた。



◆平成20年3月19日

チベット問題

きょうチベット議連の総会があり、ダライラマ日本代表部からヒアリング。チベット高原では化学兵器の実験が行われ、他国の核廃棄物や有毒廃棄物が廃棄されているという。これが事実なら世界を揺るがす大問題であり、決して見逃せない。

本格的に取り組んでみたい。



◆平成20年3月13日

思いやり予算

メール通信で配信した内容を元に、今日の民主党外務防衛部門会議で防衛省が明らかにした、我が国が負担している在日米軍駐留経費のうち労務者の内訳を書きます。

これまで「日米同盟の円滑な運用に必要」としてきた思いやり予算(特別協定分1440億円)のうち、労務費1150億円のなかで不必要なほどの負担をいくつか挙げて質問しました。ざった目に付いたものだけでも

1)職種番号28「ボーリング場マネージャー」3人(最高年収734万円)
2)同54〜56番「クラブマネージャー」25人(同714万円)」
3)同2177「ケーキ飾りつけ職人」5人(同476万)
4)同2179「娯楽用ボートオペレーター」9人(同612万)
5)同2200「バーテンダー」76人(最高年収549万円)

などなど。

このほかにも「レクリエーション専門職」(37人)、「レクリエーション補助職」(24人)、「美術及び陳列マネージャー」(2人)・・売店の人目を引く飾りつけ、ポスト、プラカードの作成等を行う・・とありますが、基地内で買い物するのに必要なのでしょうか。まだまだあるのは「ゴルフコース整備員」(47人)「娯楽機(ゲーム)修理工、機械工」(4人)やら、「ボーリングボール作業員」(4人)、「観光ガイド」(3人)、など、明らかに遊び、オフタイムのための従業員です。スロットマシン修理工にも18万円支払いしてます。百歩譲って思いやり予算のいくつかには目をつぶっても、こんなものまでなぜ面倒見なければならないのでしょうか。本来ならアメリカが負担して当然です。

本来の日米地位協定では地代の負担と周辺道路整備だけだったはずが、「思いやり予算」と呼ばれる特別協定に派生し、なんどもかんでも日本が負担を拡大してきたことが読み取れます。光熱水道費の250億円もの使用に較べれば単価は小さいのですが、ここまでしてくれるなら米軍基地が固定化するに決まっています。

防衛省、外務省は、アメリカに対し、交渉の中で「こんなものまで面倒見きれない」とは言っていません。結局はトータルの労務費の中で、個別の見直しに言及せずに米軍側の「クオリティライフのために必要だ」という言い分を丸のみして唯々諾々と従ってきました。日本人のクオリティライフの格差が広がり、劣化しているのに血税で娯楽用に必要な人たちまで使途を広げていることに腹が立つやら情けないやら。

他の同盟国でここまで負担している国はないだろう、と質しても「他の国のことは承知していない」とスッとぼける役所。外無用ばかりで腹立たしいことこのうえありません。

基地所在地の住民の雇用対策があるにせよ、ざっと紹介しただけでも納税者の理解はとても得られない実態です。来週から始まる予定の、「在日米軍駐留経費負担特別協定」の審議で、さらに追求します。

あす14日は終日硫黄島に行きます。硫黄島の施設も思いやり予算から拠出されています。またホームページ上で報告いたします。


◆平成20年3月12日

硫黄島

あさって14日金曜日、米国大使館からの呼びかけで、超党派議員で硫黄島の空母キティホーク離発着訓練の視察に行く。
厚木基地からC−9で硫黄島に向かい、島内で説明を受けたあと日中と夜間の訓練を視察、23時30分ごろの都内着となる。
硫黄島は1年生議員のときに行ってからおよそ9年ぶり。その模様は後日またホームページ上でご紹介します。



◆平成20年3月11日

日銀総裁など

きょう、議運で提示されている日銀総裁、副総裁への聴取を巡って、国会対策委員会前の廊下はおおぜいの取材陣でにぎわう。民主党はあす12日の参院本会議で不同意をする方針だが、まず任期切れ間際に人事案を提示する与党は許しがたい。

 「民主党が反対したことが、日本の株価を下げている」と喧伝する材料に使うだろうし、与党系の評論家等は日銀人事を巡る混乱が売り材料のない市場に拍車をかけている、とアシストする。しかし株価の下落はサブプライム問題に端を発したアメリカ市場の株価下落が最大の要因であり、円高というよりもドル安の影響が輸出企業への先行きに影を落としている。日銀人事が株安の原因でないことはわかることだ(3月7日鳩山幹事長の記者会見を参照下さい)。

 あしたは国会日程で流動的だが、安保委員会で横須賀に行き、イージス艦「きりしま」(あたごは現在、乗れないとのこと)に乗艦し、さらには地方総監部から事故からその後を出来るだけ聴取する。金曜日はアメリカ大使館の誘いで終日、硫黄島へ夜間離発着訓練の視察に。早朝に都内を出て厚木から硫黄島、戻りは深夜。イージス艦事故から始まって、ここのところ安保ネタばかりだが、来るべき日に備えて、ストックしとくことが大切だ。

 ちなみに昨日、日本テレビ「太田光の私が総理大臣になったら・・秘書田中」の収録(14日20から放送)があり、「防衛予算を半分にします!」のマニフェストに迷った末に賛成した。まあ現実的には人件費や食料費、営舎費が半分を占める防衛予算を半分にすることは不可能なんだけど、それぐらいの荒療治を打ち出さないと、防衛省の度重なる不祥事、体たらくは本気で改善しようとしないから、と理由付けしときました。自衛隊出身の芸人さんとか女優さんが4〜5人出演してて、こんなにいるのか、と人材供給源たる自衛隊の底ぢからを思い知ったような気がする。




◆平成20年3月5日

小沢代表と会見

昨日、小沢代表が浜松を訪れ、7区に公認内定した斉木武志氏、8区の斉藤進氏とともに記者会見。私は司会進行役を務める。

重厚な小沢代表の会見で重苦しい中、藤本祐司参院議員の秘書A君からのネタで、これはいける!と意気込んで「前回は片山、きうち、の戦いで民主党候補は負けたが,次は斉木候補で、カタキウチ」とやったのだが思い切り滑ってしまった。

テレ朝の女性記者だけがふふ、と笑ったような気がしたが、静かに時間は通り過ぎていった。日本のオヤジの横で、私はただのおやじだった。


◆平成20年3月4日

接触相次ぐ

訓練航海中の護衛艦が、ベトナム・ホーチミン港で接触事故を起こしたり、起こされたり・・・

損害は軽微とのことだが、連日の事故が発生している。二日目の事故は大臣まで3分で連絡が届いた、と報道されていたが、事故を起こさないのが当然なはず・・・

インド洋に海自が派遣される際に、防衛省関係者が口をそろえて海自の高い操船技術を誇っていたはず。港への接岸ひとつでこの体たらくで、有事の際に本当に大丈夫なのか。

海自でイージス艦にまつわる事故が頻発するのは何故か。士気が低下し、規律が乱れているのか。単なる偶然か。


◆平成20年3月3日

予算通過して

先週の金曜日に予算が衆院で与党らの多数で採決された。
特定財源や道路計画、イージス艦事故の真相など、まだまだ山積みの論戦の舞台は参議院へ。
この時期の衆議院は予算関連法案や一般質疑となるが、私自身も腰を落ち着けて懸案に取り組むことにしている。
イージス艦事故はもちろんのこと、遺棄化学兵器の問題やウラ金問題など防衛省を巡る納得いかないものはごろごろしている。
あるときには過熱する報道合戦となるネタも、時間が経ってくると、真相は藪の中のままなのに、なんかフェイドアウトしてしまい、逃げ切ったと胸をなでおろす役所・・。
これまでも「その話題は、いまや旬じゃない」とされてマスコミも世論も関心が褪せると、何も決着ついてないのに一件落着にされてしまうことばかり。
私だけはこだわっていこうと思っている。


◆平成20年2月29日

もうひとつのイージス

「あたご」の衝突事故を巡って、連日、国会での真相究明が行れているが、所属する舞鶴では下記のようなもうひとつのイージス事件も深刻だ。

我々には「防衛機密」(ある意味、当然だが)としてつまびらかにされない機密情報が第3国に簡単に漏洩し、日本の”機密”は丸裸にされている。しかも非常に簡単な手段でだ。しかも当該する人間の逃走をかんたんに許している、サミット開催国でありながらスパイし放題天国・日本を世界に印象付けた。

日本の国会には情報を隠蔽し、他国にはいとも簡単に情報漏洩を許すわが国の防衛を考えたとき、報償費から使われているとされる(ホントはウラ金に化けている可能性が強い)情報収集よりも、まずは漏洩を防ぐことを全力で取り組むことが急務だ。

・・そもそも内局の官房長が情報収集しているなどとは到底考えられないが(他省庁の複数のインテリジェンス担当者は「そんなの聞いたことがない」と一笑)。

(産経新聞より)
艦情報持ち出し3佐の所在不明 海自幹部情報流出で
2008.2.29 01:40
このニュースのトピックス:不祥事

 海上自衛隊舞鶴地方総監部の警備隊に所属する3等海佐(34)がイージス艦にかかわる秘密情報を持ち出した疑いがあるとして内部調査を受けた直後、行方不明になっていることが28日、分かった。
 関係者によると、ファイル交換ソフト「ウィニー」を通じて自衛隊の資料が外部に流出していることが判明。海自が調べた結果、3佐が自宅で使っているパソコンから情報が流出していることが分かった。このため、3佐宅にある複数台のパソコンを詳しく調べたところ、「特別防衛秘(特防秘)」にあたるイージス艦の中枢情報も保管されていた。
 3佐は海自の内部調査を受けていた23日、上官が引率して部隊に戻る途中、JR京都駅付近で逃走を図り、現在も行方が分からないという。
 海自は、一連のイージス艦の中枢情報流出事件を受けて、数千人を対象にした調査を継続しており、3月中にも違反が判明した隊員を一斉処分する方針を固めている。
 今回、3佐が違法に持ち出して自宅で保管していたイージス艦の中枢情報は、別の3佐が逮捕されるなどした一連の事件で流出が確認された情報と同じとみられる。海自は、3佐が持ち出した情報や流出ルートなどを詳しく調べるとともに、3佐の行方を追っている。



◆平成20年2月28日

餃子報告

中国製冷凍餃子の農薬混入事件で、中国当局は中国「シロ」の判定。
北京オリンピックを控えて国のイメージダウンはなんとしても避けたいかの国としては予想されたこと。
歴史もディズニーもルイヴィトンも偽るお国柄。
どんな調査をしたのかとても信用できない。
これで“食の安全保障”に国民が本気になれば、災いを好機にしたい。



◆平成20年2月27日

石破大臣の責任

「オレは防衛省を守ろうとは思ってないから。がんがんやってよ」
「裏金の問題もどうなっているのか、出せ出せと言ってるのに、出してこないんだ。」
・・・昨日の安全保障委員会の午前の質疑を終えての休憩時間、声をかけた私に対して、石破大臣。
キレ気味というよりもケツをまくった感がある。

そもそも昨日の「防衛省改革に関する集中審議」は、昨年からこの裏金問題を重要視して民主党が求め続けたものであり、テロ特措法の審議優先を理由に、のびのびにされてきた。これだけ不名誉な問題でありながら「いま調査中」「まだ調査中」を連発し、立ち消えになることを防衛省は狙っているのだろうが、そうは問屋がおろさない。

この質問を徹底してやりたかったのだがイージス艦事故の質問もあり、「次の質問までに答えられるように調査を進め、中間報告も考える」との答弁を引き出して、更なる裏ガネ追及はまた近々に。

さてイージス艦事故で、海保の知らぬところで”あたご”の航海長をヘリで市ヶ谷に運び事情聴取をしていたことが明るみに出て、昨日の国会答弁とは違う事実が出てきた。
石破大臣の進退問題が注目されるが、私個人としては石破大臣がいま辞めて喜ぶのは防衛省だと思っている。
一連の不祥事を受けて「私案」を持ち出して、制服、背広の一元化など根本的な組織改革に手を突っ込んでくる“目の上のたんこぶ”石破大臣は疎ましい存在だろう。きのうの質疑の答弁席を見ていて、大臣と答弁に立つ事務方に温度差と溝を感じた。一体となっていない。

報道官が記者会見する時間すら知らされていなかったことを昨日の委員会で自ら暴露した大臣。
孤立しているだろうが、ここで辞めても素人大臣が出てきて一連の問題が話がうやむやになるだけ。
支持率30%を切った福田政権で辞任ドミノなど期待しなくとも早晩倒れる。今辞めたところで15センチの傷口が16センチに広がる程度の話。大きなダメージにならない。
それより事実を語って防衛省に巣食っているものを少しでもキレイにしてから辞めるべきだ。

◆平成20年2月25日

裏金問題

明日、安保委員会、防衛省改革に関する集中審議。

10時から裏金問題を中心に質問に立つ。


◆平成20年2月20日

慟哭のイージス

イージス艦事故 自民党部会で状況説明 石破防衛相


 千葉県房総沖でのイージス艦衝突事故できょうの午後1時からの党安全保障部門会議と午後3時からの衆院安全保障委員会理事懇談会で防衛省からその後の状況を聴取する。

 防空レーダーは最新鋭と言いながら、海上で事故を回避する水面レーダーは役に立っていたのか、操舵室にいた当直、甲板で目視する乗組員は何人がどこにいたのか、警笛を鳴らしたのか、艦長にどのように伝え、なぜ海上保安庁への連絡から10分も経って横須賀司令部に連絡したのか、を何度も尋ねても、「海上保安庁の取り調べを受けている段階なのでコメントできない」「いま調査中」だとの一点張り。大臣がすでにマスコミにi話していることすら、確認できていないので、と答えぬ厚顔ぶりだ。

 そもそも、普通なら、こんなことを起こしてしまって被害者、関係者に本当に申し訳ない、とまずは謝る言葉が先に出るものだろうが淡々としている防衛省内局にに憤りすらこみあげてくる。本当に内局が知らされてないなら制服組のつじつま合わせ、隠ぺいが行われているのでは、と疑念を持たれても仕方がない。

あす同僚議員が勝浦漁協に行くが(私は委員会のため欠席)、犠牲になった清徳丸は灯火をつけており、僚船のレーダーには清徳丸の船影は映っていたといい、その操業していた船団の中央にイージスは直進してきた。車にたとえれば、子供が歩く通学路に大型ダンプが突っ込んでくるようなものであり、とても逃げ切れるものではなかっただろう。

 着ていたジャンパーだけが見つかり、家族や仲間の嘆きが聞こえる。なんど国民を裏切るのか防衛省。慟哭のイージス。


◆平成20年2月19日

衝突事故

今朝未明に千葉県・房総半島沖でハワイから横須賀に向かう途中のイージス艦「あたご」と二人乗りの漁船が衝突し、漁船の父子乗組員は行方不明。安否を気遣うばかりだが、7700トンのイージスと7トンの漁船がぶつかったのだからその衝撃は計り知れない。

党外交安全保障部門会議として正午に急遽、防衛省と海上保安庁を呼んでヒアリングしたが、対応した防衛省は我々の「甲板に何人が出て、目視で航路の安全確認していたのか」「横須賀の司令部には何時に第一報が届いたのか」「あたごは舞鶴港所属なのでこの界隈は初めての航行ではないか。艦長は注意を払っていたのか」などの質問に対して、「手元に資料がない」「私は聞いていない」とシドロモドロで事故から8時間も立っているのに、正確な情報を持っておらず危機管理がまるでなっていない。時系列的に説明した海上保安庁のほうが信頼度を増していた。

20年前の潜水艦「なだしお」と遊漁船との事故の時、私は八王子で記者をやっており、被害者が八王子在住の被害者の家族コメントをとるべく取材に行ったことを思い出したが、あの事故では後になって、防衛庁側の発表が2転3転した。

今回の事故も、漁船の発見が何故遅れたのか、衝突回避をしたのかどうか、艦長や乗組員は直に発表するべきだ。長い航行の終わりがみえて緩んでいたのか、安全確認体制はどうだったのか、当事者がまず話すべきだ。航泊日誌破棄事件や度重なる不祥事で防衛省には疑念を持っている。フィルターを通して発表されたことで最初から正確だったことはひとつもないではないか。

22日に安全保障委員会を開く予定で、あす理事懇談会を開催する。少しでも真相に近づきたい。



◆平成20年2月15日

日本史必修

神奈川県では独自に日本史を必修にするという。全国の公立校で初の試みで、近現代史の必修化を言い続けてきた私として、松沢知事に賛意を表したい。

”日本は昔、アメリカと戦争をしたんだ””そうなの!それでどっちが勝ったの?”なんて会話がギャグでなくなった危機的ないま、歴史の必修化を他県が追随することを願ってやまない。

かくいう私は理科系にいたので必修の世界史以外は共通一次用の受験用教科(倫理社会、政治経済)を選択しており、近現代史が欠落していた。また歴史は学ぶものでなく、覚えるものであった。

太古の歴史は教養でもいいが、明治以降の歴史は知識として携えるなければならない。自国の歴史を語れない国民は国際人でもなんでもない。


◆平成20年2月14日

あす沖縄へ

アメリカ海兵隊員による少女暴行事件に対して、米側責任者への抗議と再発防止徹底、沖縄県行政関係者等からのヒアリングのため日帰りであるが、急遽沖縄に行くことになった。

米軍問題、基地問題について本土での報道では一過性、小さな扱いにされてしまいがちだが、沖縄では連続的、恒常的なことなのだ。沖縄の思いを常に持って取り組みたい。




◆平成20年2月13日

オバマ旋風

アメリカ民主党の予備選挙でオバマ候補がワシントンなどバージニア、メリーランドで圧勝し代議員数で逆転した。

現時点では予断は許さないが、支持が広がるオバマ氏に較べてヒラリー候補への支援が先細りしている感がある。この原因は度重なる「涙」ではないだろうか。選挙をやる身として感情の起伏とも日々闘わなければならないことは理解できるが、党員集会で泣き、母校で恩師の言葉に泣き、となると感情を抑えられないヒラリー氏が世界最強の軍事国家・アメリカの最高指揮官であって大丈夫か、という懸念であろう。涙は武器でもあるが、欠点でもある。

反面で、カラードに対するアメリカ国民の根底感情はどうか。二人は対日関係をどう考えているか、それとも重要でないと考えているか、それすらも日本のマスコミではまだ選挙戦の行く末の報道ばかりで詳細に伝えられない。


◆平成20年2月12日

政界再編の幻想

自民党の山崎、加藤氏らと民主党の仙谷、枝野氏らが週末の訪韓したことから、すわ、政界再編の布石かと報道されるが、そもそも“政界再編”という言葉をしきりに与党側が思わせぶりに使っているのは、観測気球に過ぎない。

これまでも超党派の議員連盟や勉強会は珍しいことではない。逆転国会解消のための方便であり、よしんば大連立構想がまた出てきたときに、「その先には政界再編が」とスムースに連立にを促すための誘い水でもある。

与党は大連立を肯定するか、秋の代表選挙で小沢再選があるかどうかという民主党内の温度をはかることに利用しているのではないか。そもそも自民党側のいう“政界再編”は民主党の分裂をイメージしたものであって、自民党も割れて「政策で政界を作り直そう」というレベルの話は聞こえてこない。

仙谷氏が韓国で記者団に「(訪韓団結成という)こんなことで政界再編が起こるならもっと早く日本の政治はまともになっていた」と答えていたが、我々は冷静なのである。もちろん、政界の一寸先は闇であるから、選挙を経たあとに何が生まれるかは誰も判らない。



◆平成20年2月8日

医療機関

医療現場の危機打開と再建を目指す超党派の国会議員連盟が発足し、12日に設立総会。
私も入会すると言った矢先に地元・伊豆の賀茂地区にある中核病院「共立湊病院」を運営する法人が平成21年度から撤退するとの一報。

地元の自治体は今後の対策を至急検討することになるが、高齢化が進み、医療インフラが脆弱な南伊豆地域だけに
私も地元議員として存続のために尽力して地域住民に安心を与えたい。


◆平成20年2月7日

あながち無いとは・・

今日は税調会長代理の峰崎参院議員と産経新聞、時事通信の論説委員を訪ね、民主党の道路特定財源についての意見交換し、夜は都市センターホールで民主党の道路財源シンポジウムに参加。

ところで「小泉総理の改革をとめるな!」と訴えてきたチルドレンはなぜ道路特定財源の一般財源化という小泉改革から逆行している今の自民党に対してなぜ猛烈に声をあげないのか。
もう小泉元総理も何も言わないからいいと思っているのか。
あの整備計画9543キロは何だったのだ。

新聞、テレビ等で昨日から佐藤ゆかり議員が東京5区に鞍替えしたとの話題がかなりの扱い。
自民党はひょっとしたら鞍替えのご褒美に内閣改造(福田政権ではないと思うが)、あるいは選挙前の総裁選挙による新総裁の組閣で入閣させるぐらいのことを考えてるかもしれない。
しかも野田聖子議員とセットの「ダブル入閣」で。

新内閣のご祝儀相場に加えて、“きょうの聖子大臣”“明日のゆかり大臣は”なんてワイドショーで取り上げられているうちに解散を打ってくるかも。
無党派が動きそうならあぶれたチルドレンを比例の名簿にずらずら登載して「運がよければ生き残れるかも」と2匹目のドジョウをちらつかせて調整も棚上げに出来る。
とにかく自民党長期政権の終焉が争点にならぬよう、あらゆることを仕掛けてくるだろう。


◆平成20年2月6日

続・静岡7区

昨日の記者会見前後から、斉木候補予定者に地元マスコミはもちろんのこと、夕刊フジ、日本テレビ“リアルタイム”や、テレビ朝日“スーパーモーニング”などの番組やスポーツ新聞から取材が相次ぐ。

片山さつき、城内実の白熱した選挙区に出馬と言うことで、注目されての立ち上がりだが、マスコミの関心は、本人ではなく、あくまで「あの注目の静岡7区」との“特殊事情”によるものと割り引いて考えなければならない。
本人はもちろん我々も勘違いを戒めなければならない。

全国的知名度の2人に少しでも割って入り、3つ巴になるには、とにかくデビューから取り上げられるのはありがたいこと。
次は、中身が評価されるように一丸となって頑張るしかない。



◆平成20年2月5日

静岡7区

空席となっていた静岡7区の候補者、県連の公募の結果、NHK元アナウンサーの斉木武史氏を候補として決定し、昨日、党本部に上申。
本日、静岡県庁にて本人とともに記者会見にのぞんだ。
7区は片山さつき氏、城内実氏がすでに火花を散らしており、全国屈指の激戦区になっているだけに、民主党としてのこれからの追い上げは15周遅れのスタートだが地元や東海地方のローカルで番組を持っていただけにどっかで見たことある顔と知名度で8周遅れぐらいには縮まったかもしれない。
昨年の参院、大阪市長選挙など最近の民主党候補で地方のアナウンサーやニュースキャスター出身者は負けていないことを励みに、NHk(なんとか、ハナの差で、勝ちたい)。。



◆平成20年2月1日

冷凍餃子

中国の「天洋食品」製造の冷凍食品に、「メタミドホス」という強い毒性を持った農薬が混入した事件。県内でも被害が報告さている。

消費者が比較的冷静で、パニックに陥っていないことだけが救いだが、事態はきわめて深刻だ。

最初の事案が千葉で報告されてから公表まで1月以上かかっており、なぜ対応が後手に回り、被害の拡大が防止できなかったのか、十分な検証が必要なことはいうまでもない。
しかし、そもそも、この食品会社は、劣悪な労働環境が指摘され、過去にも問題を起こしていた。中国の食品が危険なのは、私もたびたび指摘してきたと。今回の冷凍食品の輸入に関していえば、2003年10月には河北省での品質検査に合格すれば、輸出時の検疫などの検査を免除する措置をとっていたとも言われている。通関スピードを速めることで競争力を高めることが目的だったと思われ、国家ぐるみで安全をないがしろにしている体質があったことは明白だ。

民主党は、食料の安全確保を図るべく、全ての食品に原料・原産地表示を義務付けること、現在わずか300人しかいない検疫官の増員や、中国等の輸入先国が日本の食品安全基準を遵守することを、日本への輸入条件にすること、主な輸出国に対して輸入国の立場から調査を行う「国際食品調査官」の導入等を提唱してきた。中長期的には、農林漁業を積極的に支援して食料自給率を上げ、輸入食品に過度に依存しないで済む構造をつくらねばならない。

しかし、まずは、中国の食品の安全を確認することが急務だ。


◆平成20年1月30日

取り下げ

与党が提出した“暫定税率の延長法案”、いわゆるブリッジ法案が取り下げられた。

国会混乱を回避したい衆参議長のあっ旋によるものだが、伊吹幹事長ら強硬派と違って与党内部はかなり及び腰だった。だいたい暫定税率の中身がろくに議論されず60日規定を前提にしての成立が強行されていたら結果ありきの政策論争となり事実上の敗戦消化試合に陥ってしまい、言論の府の自殺である。

取り下げは「自民党の良心」というよりも、昨日の他人事のような福田総理の予算委員会での答弁と相まって支持率が急落、予算と引き換えに退陣、という羽目になる事を恐れたのであろう。もともと何をしても支持率の上がらぬ福田政権、さらに二ケタの支持率ダウンとなれば20パーセント台に転落してしまう。サミットを目前に退陣を恐れたのだろう。

民主党国対を訪れた与党議院運営委員会メンバーも「おかしいと思う」とこぼしていたらしい。昨年の強行採決連発の悪夢がよみがえったのだろうか。ただ斡旋内容もユルユルの合意文書であり、これで合意と言うのは表向きで、水面下では何らかの合意が与野党国対幹部で行われていることは間違いない。


◆平成20年1月25日

特定財源流用

道路特定財源の一部を、職員の宿舎建設やレクリエーション用具費用に充てていたとのことが判明。

宿舎建設25億円、健康診断費用を含む「福利厚生費」が5200万円。この中には野球のグラブ、卓球のラケット、グラウンド使用料なども含まれる。国交大臣や次官は、「法律に基づいたもの」と開き直るが、社保庁と同様の特定財源の「流用」であり、国民に対する裏切りにも等しい。

政府与党は今後10年間で59兆円もの巨費が道路整備に必要と言い、国交省は暫定税率を含む特定財源維持を説いて回っているよう。自分達の無駄遣いはそのままに、これまでも「節約してきた」などと言えるのだろうか。


◆平成20年1月24日

株価いっぷく

東京市場はじめ、米連銀理事会の利下げを好感して、株価をある程度戻す。

「世界同時株安」の様相を呈していただけに、ひとまず落ち着いたというべき。

米経済の不透明感の高まりやいずれ訪れる中国バブルが崩壊のダメージを抑えるためにも、日本経済の足腰を強くしなければならない。

改めて実感させられた。


◆平成20年1月23日

人への投資

今日の読売新聞によれば、愛知県でおぼれた3歳児が、静岡西部のドクターヘリで静岡県立こども病院に搬送され、奇跡の回復を遂げたとのこと。

70キロをヘリで搬送し、関係者の懸命な努力がひとつの命をつないだ。

ドクターヘリは救命率の向上に大きく貢献している。本県は2機を有し、活躍している。しかし、全国的な配備は進まない。ヘリポートの整備や受け入れの医療機関側の事情もあるのかもしれないが、基金による助成制度が出来たものの、やはり事業費の都道府県負担分がネックになっているのではないだろうか。

県であれ、国であれ、命を救うことへの投資は惜しんではならず、配備が進むことを希望したい。


◆平成20年1月18日

政府4演説

きょうから169会国会が始まり、総理、外務、財務、経済の4閣僚の所信表明演説が行われたが、毎度のことながら、どれも総花的に羅列した従来通りの演説。

 太田弘子経済担当大臣は、昨年末に発表された06年国民経済計算を挙げ、世界の総所得に占める日本の割合が10%を割り、一人当たりGDPはOECD加盟国中18位に低下し、もはや日本は経済一流と呼ばれる状況ではなくなってしまった、、、と切り出した。野党が言うならともかく、その責任は政府の政策によるものではないか。そもそも太田氏は、小泉、竹中路線を推進した経済財政諮問会議のメンバーだったのではなかったか。第三者的に言われて許されるものではない。

 さらに日本経済が乗り越える課題として、家計にも回復の実感を広げることや人口減少と急速なグローバル化の中で経済成長のモデルを作り出すこと等を挙げていたが、家計の負担を増やし、急速なグローバル化を進めたのは”改革”を連発し推し進めた小泉、竹中路線であり、いまになって国民の目線や消費者重視をぶちあげても空々しい。

 常々言ってるように社会のコスト、産業コスト、家計の負担を減らす生活コスト引き下げのための施策を打ち出すべきだ。

 ”所得倍増”のようなバラ色公約は不可能だが、可処分所得を増やすコスト削減なら現実的だ。民間調査会社の07年企業倒産状況で倒産件数は5年ぶりに14000件を突破、ことしも株安、円高、今後の原材料費高騰が懸念されるいま、とにかく国民生活に安心感を与える政策を打ち出すことが急務で、猶予はない。


◆平成20年1月15日

臨時国会閉会

臨時国会がきょうで閉会。18日から通常国会が始まり、暫定税率引き下げをめぐる「ガソリン国会」となる。

 党でガソリンがリッター25円下がるとしるしたのぼりを県連に配布して、党の方針のアピールと反応のリサーチも兼ねているが、各地で手ごたえを感じているという。さらに理論武装もして与党の言われなき攻撃を論破していくためのチームも結成された。
  
 額賀財務大臣が株価が下がるかのような発言をし、今日は株価14000円を割った。一国の財務大臣が悲観的な見通しを発言すれば、瞬く間に世界を駆けめぐり、投資を避けるのは当然である。行く末を注視している、ぐらいの言い方はできなかったのか。信じられぬことであり、国会で追及されることになろうが、これで市場が低迷、さらに物価上昇となれば、国民生活は限界だ。
 
 通常国会でも生活のコストを下げる政策を訴え続けたい。


◆平成20年1月8日

参考人招致

今日、一連の防衛省疑惑のキーマンと言われる秋山直紀氏の参考人質疑が参院外交防衛委員会で行われた。

曖昧な証言が多く、このままでは疑惑は深まるいっぽう。やはり証人喚問が必要だ。

◆平成20年1月7日

新しい年を迎え

皆様、明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。

昨年秋から続く臨時国会は15日で会期末を迎え、続けざまに通常国会が開会となります。今年は衆議院選挙を控えて政局が大きく動く一年。気を引き締めてまいります。


◆平成19年12月27日

年の瀬にあたって

越年国会も年内はあすを最後に自然休会。といっても、年末年始は来春の選挙を念頭に精力的に地元周りとなる。最近は街頭での反応が、いままでの「渡辺さん、がんばって」という個人へのエールから、「民主党にぜひ変えてもらわないと」に祈りにも似た切実な想いに変わってきていると感じる。全国の同僚議員に聞くと、どうも私だけではないらしい。

きょうの毎日新聞の川柳に「税金はこの世に生きる罰金か」との投稿があったが、先日、声をかけてきた女性二人からは「私たちは税金払うために働いているみたいです」と切実な訴えを頂いた。間違いなく、政権交代でなければ日本は変わらない、という期待は高まってきている。だからこそ責任は重く、政権を取ったときイメージトレーニングをしながら個人の資質、蓄積を高めていくことも急務だ。選挙に勝つための地上戦と、近い将来に責任を負うことへの気概と責任を両立させていきたい。


◆平成19年12月21日

さらに下落

きょうの朝日新聞が報じた19、20日の世論調査での福田内閣支持率は31%(12月1,2日調査時44%)、不支持が48%(同36%)と急降下。

先日の共同通信調査とほぼ同傾向だが、比例代表選挙での投票先を問うと、民主党38%、自民党23%で、安倍政権の末期よりも極端な傾向が出ている。自民党による長期政権の弊害が次々に明るみに出て、政権交代を求める民意が大きくなってきた傾向が、数値として明らかになった。

支持率下落の引き金は年金公約を巡る不誠実な対応と肝炎訴訟原告団への冷淡な対応だ。ここまで落ちると、自民党も「福田では選挙戦えない」という心理状況で、いつ辞めるかが政治日程に上がってくる可能性がある。

さらには年金対策も肝炎解決もせず、防衛省不祥事もあいまいなままに福田政権にすべて負わせて辞めてもらおうという算段が出てきてもおかしくない。

いまの衆院で7割を占める議席は小泉政権と安倍政権での復党工作によるもので民意の洗礼を受けていない。一刻も早く衆院解散すべきだが、自民党は意地でも「福田では選挙しない」と引き伸ばしにかかるだろう。

これまで、政府・与党は自分達に「厄介な問題」は、政権をリセットしてうやむやにすることで乗り切ってきた。こんな悪知恵を働かせる隙を与えてはならない。なんとか国民の信を問うタイミングを年明け早い段階に作りたい。

◆平成19年12月19日

沖縄ビジョン

25,26日と沖縄ビジョンのフォローアップのため、訪沖することになりました。

地元との有意義な意見交換にしたいと思います。またご報告します。

◆平成19年12月18日

裏ガネ疑惑

日曜日から一部報道機関が報じている防衛省の“裏金疑惑”。報償費とよばれる予算項目(平成19年度で約1億6500万円)のほとんどが情報収集費として使われているが、これが裏金としてプールされていると報じた。関係者からの証言がネタ元のようだが、守屋事件に関連してガサ入れした押収資料から帳簿が出てきてリークされたのでは、とも思われる。

今日の外交安保部会で防衛省の会計課長、秘書課長に質問したところ、経理装備局が官房長と防衛政策局長、地方協力局長からの申請に基づいて執行するが、「申請者名と用途でOK」というずさんな手続きのようで、支払い相手先の名称も不必要という。これではナンボでも裏ガネに化けさせることが出来る。かつても裏金事件があり、その時は相手方が架空の人間であってニセ領収書が問題になったが、防衛省ではそれさえも無い、というデタラメさ。

本来、直接知ってなければならない秘書課長や会計課長が我々の質問に「調べてみます」の一点張りで、どうも当事者として支払いに立ち会った形跡が無い。これは奥が深そうな話。

安全保障委員会での審議を行うために、今日夕方に理事懇談会を開いたが、自民党からは「給油新法を優先したいので自民党は国会対策の方針で他の委員会は開かない」とのこと。給油新法は参院外交防衛委員会で審議中であり、火曜日と木曜日が審議定例日であるから、「例えば衆院の委員会予備日である金曜日に開け」と何度も開会を求めても、国会での疑惑解明を先送りしたいのか、与党は委員会を開催しない方針。

与党は防衛省の裏ガネ疑惑まで庇おうとするのか。


◆平成19年12月17日

支持率急落

この週末の各社世論調査で、福田内閣の支持率は軒並み急落。安倍政権末期並みの水準に。

「公約と言うほどのことですかねぇ」「公約が浮かばなかった」という福田総理の政治姿勢に対して国民の怒りが数字になって現れた格好だ。

再三指摘しているが、何をしたいのかさっぱりわからない。

福田氏は総理就任そのもので政治的な目標を達したのか。国民の生活にもっと目を向けるべきだ。


◆平成19年12月14日

流用禁止法案採決を

労働大臣が参議院で可決され、厚生労働委員会で審議されている年金流用禁止法案、いつになったら与党は採決に応じるのだろうか。

このまま結論を出さないのは、参議院選挙の民意をないがしろにするもの。与党がこのまま流用を続けてもいい言うのなら、堂々と反対すればいい。

会期再延長で更に審議時間が出来た。審議時間が足りないと思うのならば、さらに審議をして、一刻も早く採決すべきだ。


◆平成19年12月12日

開き直り

舛添厚生労働大臣が、会見で3月末までの「消えた年金」の全ての持ち主の特定は困難、として参議院選挙での自民党公約の達成を断念した。

「選挙戦の意気込みとして言った」「三月末までに全部片付けると言った覚えは無い」などと、完全に開き直り。

町村官房長官は「選挙だから縮めて言った」・・・

選挙だからこそ政治家の約束は重要なのだ。選挙が終われば「そんなの関係ねぇ」と開き直っては、政党・政治家の公約、政治に対する信頼は根底から揺らぐ。


◆平成19年12月10日

人権週間2

今日から北朝鮮人権週間がはじまる。

家族会や救う会、拉致議連が中心となった国際会議では伝聞情報ながら重要な証言が得られたようだ。

明日も、「国際会議報告−東京連続集会」ということで、都内で18時半から報告集会が開かれる。

様々な取り組みが拉致問題の解決に繋がることを切望している。


◆平成19年12月7日

人権週間

10日から「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」が始まる。北朝鮮人権法で定められたものであり、各種団体が様々な企画を開催し、拉致問題について考え、思いを新たにする機会。

今年は、米国の北に対するテロ支援国家の指定解除の動きもあり、緊迫している。

私たちも、NGO北朝鮮難民救援基金の協力の下、来日中の13日に政治犯収容所の看守を経験した脱北者の話を聞く。北朝鮮の人権状況を少しでも解き明かしたい。

◆平成19年12月6日

採決拒否

衆議院の厚生労働委員会で、与党が年金流用禁止法案の採決に応じないとのこと。採決拒否という新たな戦術。

与党は、参議院選挙を通じて圧倒的に国民の支持を得ている年金流用禁止法案を、採決で反対して法案をつぶしたと報道されれば、国民の批判を浴びると分かっていることから、採決自体を行わず国会閉会での審議未了廃案を狙ってきたのではないか。

民主党案に反対ならば、堂々と採決に応じ、国民の批判にさらされるのが筋だ。与党が決断しない間も、年金資金の流用は続いている。

◆平成19年12月5日

税調議論続く

特定財源のあり方について、党内では様々な意見がある。副会長に就いたため、税調での議論に参画している。

ただ、ガソリン代がこれだけ高騰している中で、ユーザーだけが負担しつづける構造が固定化している状況はどうなのだろうか。

30年以上「暫定」的に税率が倍に引き上げられ、「目的税」であるにもかかわらず、使途もなし崩し的に拡大されてしまった。

この状況を何とか改善し、国民の理解が得られるよう引き続き議論していきたい。


◆平成19年12月3日

タクシー値上げ

逮捕今日から都内などでタクシー初乗り料金の上限が50円値上げされた。

最近の燃料費高騰も理由のひとつだが、むしろ大きいのはドライバーの待遇改善とのこと。「小泉改革」の規制緩和によって新規参入がしやすく、台数制限もなくなった。その結果、タクシー台数が増え、ドライバー1人当たりの売り上げは減った。

今回はそのツケを消費者が払わされた格好だ。消費者としては当然、利用を控える動きも出るだろう。50円の値上げでどれほどの「待遇改善」になるかも不透明。事業者も一律710円の横並びではなく、価格やサービスを差別化して消費者に選択肢を提供すべきではないか。

あたかも「バラ色」のごとく語られた小泉改革で、ドライバーも消費者も損をした。皆が苦しむ「規制緩和」とは一体なんだったのだろう。


◆平成19年11月30日

利権構造の解体を

守屋前次官夫婦が逮捕された件につき、目にあまる接待ぶりが大きく報道されている。

 ただ、政治家の関与とともにより問題なのは、防衛省の調達のあり方そのもの。防衛省は防衛機密を盾に、総額2兆円もの巨額の装備品調達などを意のままに行ってきた。公共事業費が削減され、官製談合の監視の目が強化される中、防衛利権はまさに「聖域」だった。

 私もこれまで不可解な調達事案については、国会等の場を通じで追及してきました。このうち、総額4000万円をかけた暗視ゴーグルは、ニセモノが納入されていたことが判明。代理店がアメリカのメーカーの保証書を偽造して「正規品」として防衛庁に納入したのだったが、防衛省はこの不正を指摘されるまで見抜くことは出来なかった。この例でもわかるように、代理店に過度に依存し、利権の温床となることを許してきた防衛調達のあり方も抜本的に見直さねばならない。代理店の関与の仕方、防衛省自身の「目利き」の能力など見直すべき点は多い。

 官製談合は言うに及ばず、装備品の調達でも、不当に高い金額で契約されていれば、税金の無駄遣いそのもの。利権構造を解体するためにも、まずは防衛利権に群がっていた人間達をあぶりだして排除するところから始めねばならない。守屋氏は、自らがしっていることを全て供述し、防衛省再出発へ最後の貢献として欲しい。



◆平成19年11月28日

守屋前次官逮捕


今日午前から聴取を受けていた守屋・前防衛事務次官とその妻が収賄とその共犯で逮捕された。

 守屋容疑者は数々の疑惑が指摘されており宮崎・ミライズ社長からの意向を受けて山田洋行やミライズにどのような便宜を図っていたのか取調べで明らかになるだろうが、自己を律しながら現場で精励している自衛官はトップの逮捕に失望しているに違いない。

 11月15日、参院での守屋容疑者の証人喚問での発言を詳細に聴取しようと民主党は直接、携帯電話で話をした。逮捕を覚悟していたからか憔悴していた当人は、自らの脇の甘さを悔いていたが、どのような便宜を図ったのか核心部分は聞き出せなかった。防衛政策の中心を歩み実力者とされた守屋容疑者が、容疑者を利用して防衛利権に繋がった関係者、政治家の関与はなかったのかまでたどり着かなければ一企業に便宜を図った公務員のよくある贈収賄事件に矮小化されてしまう。

 退職金を返上し、守るものも名誉も何もかも無くした今、残ったものは「国防の国家機密」を盾に、巨額の税金を使いながら聖域化されている防衛省の利権の構図を明らかにし、巨悪を差し出すための自身の正直さだけだ。それが真面目に使命を果たしている多くの自衛官へのせめてもの償いだ。


◆平成19年11月26日

政権交代

いってもオーストラリアの話。現職の首相まで落選するという下克上。

11年以上、同じ政権(しかも同じ首相)が続くと、さすがに国民も飽きるのだろうか。政権交代の準備が整っている野党があることが有権者の選択を促したのかもしれない。

民主党もしっかりと準備をしなければ。


◆平成19年11月21日

額賀氏について

「同席疑惑」を再度否定―額賀財務相


証人守屋氏の喚問で実名が出ていらい、会合の有無や口利き疑惑なども取り沙汰される元防衛庁長官の額賀・財務大臣。

今日の財務金融委員会でも質問されても相変わらず歯切れが悪い。今後の展開次第では自身の政治生命に赤信号が灯るのだから、やましい事がないのならすべて調べ通して論破すべきではないか。

 表情も答えのひとつ、だが「記憶がない」「資料がない」と答弁席での額賀氏の表情に自信はみじんも感じられない。すでに2度も大臣を辞任している額賀氏、あの時の経験も忘れてしまったのか。


◆平成19年11月15日

損失補てん

明日安保委員会が行われる。今日の証人喚問をうけ、守屋前事務次官の資金を運用した河村防衛政策課長の出席を求めたものの、体調不良を理由に委員会への出席ならず。

ずぶの素人に4500万円も預けるのもおかしければ、穴を開けても補填できるとは。

そのカネの出所は、しっかりと説明すべきではないか。

◆平成19年11月14日

技能五輪始まる

地元・沼津を舞台にきょうから技能五輪が始まり、静岡駅にて午後2時8分皇太子殿下をお迎え。午後4時からの開会式に出席。

本日は快晴で富士山がよく見えており、世界中からの参加者も初日から満足されたのではと確信している。


◆平成19年11月13日

技能五輪

明日から地元沼津市で技能五輪が開会。静岡市で行われる国際アビリンピックとの合同開会式が皇太子殿下をお迎えして行われる。

高い技術水準を披露し、参加者が切磋琢磨することも意義深いが、地域と参加選手の国際交流なども進む。友好親善が進むことを願っている。


◆平成19年11月7日

代表の辞意辞意について(3)

今日4時30分から党本部で開かれた両院議員懇談会で小沢代表が辞意を撤回し、続投を表明した。

 小沢代表は「参院選マニフェストでの約束と参院第一党として国政の責任を同時に果たせると思い、福田総理からの連立の申し出を持ち帰り提案した。いま思うと政策協議や連立ではなく、選挙で頑張ろうと言えばよかった、と反省している。また、その後の対応も不器用なやり方であったと思っている。党が未熟だと言ったのは、各地を回りながら参院選の余勢で勝てると思っている甘さがあると思ったからだ。あらたなる覚悟を持って、来るべき時衆院選に政治生命を賭けたい。わたし自身が変わらなければならない、と昨年の代表就任時の約束をかみしめ頑張りたい」と語った。

 今回のことで党へのダメージは避けられず、最新の世論調査で民主支持率は4ポイントほどダウンしている。今はただ党の信頼を高める努力しかない。

参院で福田総理への問責決議案が出されれば解散するハラだとのみかたもあって、本日、衆院選の対策本部が設置された。国会会期延長が確実視されるが、緊迫した最終盤を迎えることになる。


◆平成19年11月6日

代表の辞意について(2)

今夜、小沢代表が辞意を撤回した。

 日曜日の辞意会見から党内各グループで断続的に会合が開かれ、さまざまな意見が出た。午後からは期別懇談会が行われ、菅・代表代行、鳩山幹事長の前で私は執行部が慰留要請を決定したこと、その後の小沢代表の「心の整理」がどちらであろうと従うとしながら、厳しい意見を言った。

 あの小沢一郎氏が生き恥をさらす思いで発言を翻したのだから、終わったことは蒸し返さないが、辞意会見での発言の意味を重く受け止めながらも、しこりが残っていないと言ったらウソになる。

 民主分断のため小沢氏を持ち上げていた与党は手のひらを返したように「政権担当能力がない、と党首自ら認めた民主党に政権を任せるのですか」と攻撃し続けるだろう。この間の党のイメージダウンは深刻であり、「ともあれ、よかったよかった」ではすまない。地道に信頼回復を続けるしかない。

◆平成19年11月5日

代表の辞意について(1)

30日と2日の党首会談の中身は解散の時期か、ひょっとして大連立か、とささやかれていたが真相は本当にわからなかった。

そもそも「大連立」など乗れる話ではなかった。これまで「安倍総理も福田総理も政権内のたらい回し。民意の洗礼を受けていない」と批判してきた民主党が、この段階で追い詰められた自民党の延命をする”禁じ手”はありえない話だが、給油に代わる代替案や国際貢献恒久法などの政策協議においてはなんら拒否するものではなく、連立をせずとも両党がテーマを決めれば議論できた。

また衆院選挙を経た上で、自公も民主も過半数に達しなかった、あるいは民主が過半数を取れず自公も3分の2を失った場合なら「参院選の民意」と「衆院選の民意」の両立の上で大連立も含めた様々な可能性はあったはずだ。どだい無理なテーマを呑まなかったと言って辞任するような話の流れではなかっただけに、年明け選挙も観測される中でなぜこんなに急いだのか、真意はどこにあるのか、いまは理解できない。


◆平成19年11月1日

期限切れ

今日いっぱいで、テロ対策特別法が期限切れを迎える。政府は新法を提出するものの、まだ審議は始まったばかりだ。

 それにしても、期限を迎えることは判りきっていたのにもかかわらず、政府はなぜ、参議院選挙直後の8月の国会に延長案件をかけなかったのか。結局自民党が党内政局を優先したということ。

 しかも防衛省は、徹底的に情報を秘匿し、訊かれれば小出しにする。これでは時間はいくらあっても足らない。はじめから隠さずにから資料を出せば我々の対応も換わっていたかもしれない。

 もはや給油活動のニーズは減少している。そもそも外科手術で効果が上がらなければ治療法を変えるべきなのだ。


◆平成19年10月26日

動画拒否


今日夕方、日本テレビのインタビューを受ける。直前に、守屋証人から29日の証人喚問について「静止画」を希望しているとの報に接する。耐震偽装のときの、姉歯証人は私人でありながらテレビカメラの前で証言した。

防衛省の背広組トップとして4年以上も君臨した人物であり、在職中の案件で喚問されるのである。その意味では「準公人」ともいう立場ではないか。「大物次官」などと呼ばれたにしてははなんとも情けない。

全国の自衛官に申し訳ないと思わないのか。テレビカメラの前で堂々と証言すべきだ。

議院証言法によれば、仮に本人が静止画を希望したとしても、委員会に諮ったうえで委員長が判断する。衆議院で多数を握る与党は静止画を受け入れるとの噂もある。

この期に及んで守屋氏を庇い立てするのだろうか。

※議院証言法(第五条の三)

 委員会又は両議院の合同審査会における証人の宣誓及び証言中の撮影及び録音については、委員長又は両議院の合同審査会の会長が、証人の意見を聴いた上で、委員会又は両議院の合同審査会に諮り、これを許可する。



◆平成19年10月24日

不都合な真実

9日午後、守屋前防衛事務次官に対し、テロ特別委員会で証人喚問を実施する。

守屋氏の接待問題や防衛省による給油情報の隠蔽疑惑など、様々な問題が表面化してきた。

今日の静岡新聞の社説でも指摘されているが、やはり参議院選挙の民意が与野党逆転という形で結実したことが政権にとって「不都合な真実」をあぶりだす力になっている。もしも参議院で少数のままならば、これまでどおり政府はテロ特措法の延長で押し切っただろう。

これからしっかりと審議していきたい。

◆平成19年10月22日

理事懇

テロ特理事懇、20時から。

◆平成19年10月18日

安保委員会

明日、安保委員会。大臣所信に対する質疑をおこなう。外務・防衛両大臣とも、テロ新法についてもかなりの分量を言及している。

本当に日本の給油が役に立ってきたのか、給油という選択が正しかったのか、などしっかりと大臣の見解を質したい。

◆平成19年10月16日

こっけいな論理

連日、テロ特別委員会の基礎となる外務安保の部門会議が開かれている。これまで政府がひた隠してきた事を一つ一つ解明している。

 自衛隊からアメリカ補給艦経由でキティーホークに間接提供されていたことがアメリカの公文書公開によって明らかになった。その日03年2月25日の「ときわ」の航海日誌が「廃棄されている」と当初は答えていたものが、実はあった、と出てきた。その前の02年7月から03年1月のものになると「文書保存期間が満了したので破棄してしまった」との答え。03年7月から11月分は「誤って破棄した」のでいずれも「不存在」と防衛省。

 明らかになった月だけ日誌が存在し、その前後はないという子供でも言わない、コッケイな政府の答え。

 答える審議官もおそらく良心の呵責に耐えながら、苦渋の答弁を繰りかえす。政府と与党が隠し、国民をだまし続けている事実をまだまだ解明しなければならない。

◆平成19年10月12日

拉致協議継続

昨日、北朝鮮のソンイルホ日朝交渉大使が共同通信のインタビューに、圧力より対話を重視している、として福田政権に理解を示し見解と立場の違いを埋める話し合いが必要と協議継続を匂わした。

 しかし彼らの交渉術は、これまでの経過から、過去の清算がかたづいてからだ、と持ち出して拉致問題議論には入らず、永遠に引き延ばすことが狙いだ。朝鮮総連から献金を受けていた福田首相に強気の姿勢が取れると思えず、実際今日の衆院決算行政監視委員会で拉致日本人はいない、という南北首脳会談で金正日が言ったということを認めるか、との田中真紀子氏の質問に明確に答弁できなかった。

 こちらが折れれば相手も折れる、こちらが微笑めば相手は心開く、といった日本の美徳は北には通じないのだ。北朝鮮ペースでの交渉にならぬよう厳しく注視していく。


◆平成19年10月10日

普通の生活に・・

昨日、愛知5区選出の木村隆秀・自民党衆議院議員が「政治家に向いてない」を理由に今期での政界引退を表明した。

木村議員ととりたてて面識がある訳ではないが、平成8年当選の同期で当選4回は私と一緒。11年も国会議員をやってきて何があったのか真相は分からぬが、理想と現実のはざまの中で悩んだのだろうか。

マックス・ウエーバーがいうように「それでもしかし」という思いがなければ政治家は続けられない。いかなる理由にせよ情熱を失ったのなら辞めた方がいい。

同じ愛知県で、やはり「自分は政治家に向いてない」といって現役を突然引退し「政治家やめます」という本にもなった自民党代議士の久野統一郎という人もいた。愛知県の政争がとりわけ苛酷なワケではないだろうが、偶然だろうか。

それにしても木村先生が憧れている「ふつうの生活」って、どんな生活を思い浮かべてるのだろうか。これで政治家は特殊な世界の人達と思われなければよいけど・・



◆平成19年10月9日

金正日発言

金正日が南北首脳会談で「日本人拉致被害者はもういない」と発言していたとの報道。

「もういない」とはどういう意味か。仮にそんな発言があったにせよ、金正日の発言を額面どおりに受け取ることはできないし、そもそも金正日の言を今更信じろというのも無理な話。

我々は被害者全員の生存を信じて闘い続ける。


◆平成19年10月5日

海上給油問題

今日、与党からいわゆるテロ新法の骨子が提示された。しかし、従来から我々が最も重視してきた事前承認はなく、これまでの特措法にあった事後承認すら消えている。これではとても受け入れられない。

海上給油活動延長に関して、問題点の第一は、アフガニスタンのタリバン政権に対して米国が仕掛けた戦争の正当性について政府は答えていないこと。戦争の正当化は、国連安全保障理事会による国際の平和及び安全の維持に必要な措置、もしくはそれまでの間の自衛権行使に限られる。

ところが、アメリカが主導する、「不朽の自由作戦」(OEF)は安保理の措置として行われたものでも、事後的に承認されたものでもない。アメリカは「これはわが国の自衛権による戦争だ」としたが、911テロが「武力攻撃」にあたるか(テロ対策は本来、軍隊ではなく警察権)どうかについても、安保理は言及していない。

結論から言うと、わが国が問われているのは「国連決議によってでも法的には本来自衛隊派遣は無理だが、政治的にどうするのか」ということ。そのためにはまず、いまのインド洋での給油が「テロ対策」に使われているのか、役立っているのか検証すべきだ。

最近になって米国情報公開法を使っての資料を基にNGOが指摘した自衛隊の給油がイラク戦争に参加している空母の燃料に間接的に充てられた可能性が高くなった。私たちは国会で何度もこの疑問を指摘してきたが政府は従来から「問題なくアフガンでしか使われていない」の一点張り。今回資料が出てきたので白黒つけたい。

さらにはアフガニスタンでは度重なる戦争で大人が死に、男性の51%が14歳以下です。学校も行かず労働力として働いていますが、産業がないために失業率が高く、貧困によって、チラシやラジオが募る自爆テロに3千ドルで身を投じる。自爆テロはアフガン国内に展開する治安部隊に対して仕掛けられますが、「思想によるテロ」ではなく「貧困によるテロ」。

この貧困対策にあわせて世界の麻薬の92%を占めるアフガニスタンのけしを根絶することもテロ対策。イスラムでは本来、酒もタバコもアヘンも厳禁ですが、資金源とするためにタリバン勢力の強いところでは栽培されている。西側が麻薬大国・コロンビアでやっているように、日本はケシ畑を転作させて(アフガンではソバが作れる)積極的に輸入をする、ことが出来る。

ケシは2400キロも面しているパキスタン国境経由で運ばれているといい(洋上で運ぶと湿度でアヘンの商品価値が下がる)、武器や汚いマネーが行き来している。資金源封鎖と国境対策に力と資金を注ぐことのほうが洋上給油より根源的だ。また警察機構が腐敗して、脆弱でありアメリカやイギリスは警察機構を作るために軍民合同でのチームを展開しているところであり、世界の警察が参考にする「KOBAN」制度を持つわが国としての貢献策も期待されている。

国連決議の正当性と根本的解決を目指す立場から給油活動の延長に反対している。政府の明確な説明を求めつつ、人道や治安部隊への支援策を福田内閣に突きつけていく。


◆平成19年10月3日

代表質問


 民主党の代表質問に対して福田総理の答弁は官僚の原稿をそのまま読んだもの。

所信表明に自身の言葉がなかったが、鳩山幹事長、長妻政調会長代理の質問への答弁にも感情がこもっていない。自民党のチルドレンは党の指示で支持であろう、しきりに拍手を送っていたが湧くようなところは無かった。

 枠から出ない、はみ出さない、が福田総理の「安定感」の理由なのだろうが、青臭い言い方だが政治家は情熱である。押し付けてくるアツさ、は勘弁だが、本気さを感じさせる雰囲気が今の総理にはない。

 再来週には私が理事を務めるテロ特別委員会が始まる。給油の真相究明とテロの根本的対応とアフガン復興と、これまでの重ねてきた党の議論が有権者の方々に「民主党のほうが道理が通っている」と賛同されるよう見せ場を作りたい。


◆平成19年10月2日

南北会談

今日から南北首脳会談。いつもの通り「突然」あらわれてノ・ムヒョン大統領を迎えた金正日。

韓国からどんな「お土産」が用意されているのかわからないが、今回の会談を機にノ政権がさらに北に擦り寄る可能性が高い。

まずは成り行きを注視したい。


◆平成19年10月1日

所信表明

今日は福田新総理の所信表明演説。

それにしてもパッションも理想も感じられず、ただただ官僚の書いた原稿を読んでいるだけ。

退屈極まりなかった。

◆平成19年9月28日

なでしこJAPAN

試合に負けたが「勝った」なでしこJAPAN、ブーイングへの「謝謝」!中国で称賛の声―サッカー


 昨日の読売新聞夕刊から。浙江省杭州市で今月17日行われたサッカー女子ワールドカップでドイツに負けた日本が中国観客に向けて「ARIGATO,謝謝中国」と書かれた横断幕を広げ、お辞儀をした姿が反響を呼び、行き過ぎた反日感情への中国国民の自省の声となっているという。

 かつても国歌演奏の際に騒ぎ立てて妨害し、観客一丸となってのここぞとばかりの反日ブーイングは度を超しており、日本サポーターが会場を出られなかったことは記憶に新しい。公共マナーの欠如もそうだが国際大会を観戦するレベルに達していない低い国民性を露呈させた。

 今回は日本から開催国・中国への感謝と柳条湖事件76年目を意識した配慮から日本から持ち込んだ。行き過ぎた反日感情を恥じたのかネットにも「日本は試合に負けたが、中国は人で負けた」とのブログも出てきたと言う。

 中国人の反日感情がそんな簡単に収まることはないが、今回、屈辱的な反日ブーイングの中であえて感謝の意を表し、深々とお辞儀をした、なでしこジャパンは中国人に日本人の「格」の違いを見せつけた。

◆平成19年9月27日

ミャンマー混乱

ミャンマーのデモで僧侶が拘束され、死傷者も出てしまった。

昨年1月に現地を訪れ、現地の人々の穏やかな人柄に触れた。僧侶も非常に尊敬されていた。これまでデモすらしたことがないのは、国民の穏やかな気質も影響してのことだろう。多くの血が流れたことは、残念でならない。

早期に事態が収集し、平和が訪れること切望する。


◆平成19年9月25日

親玉達内閣

今朝、安倍内閣が総辞職。午後の衆参本会議で首班指名が行われ、憲法の定めにより両院協議会をへて福田内閣が発足する。

 しばらく新内閣発足の報道一色だが、安倍内閣が「オトモダチ内閣」と揶揄されたが、福田内閣は派閥の長によって占められた「オヤダマタチ内閣」。

 福田政権の方が民主党はやりにくいのでは、と聞かれるが、自民党の仕組みで選ばれた総裁率いる自民党と対峙するのであって「対福田」ではない。

 一党による長期政権によって作られてしまったアンフェアな社会構造は政権交代でしか転換できないことを、ようやく論戦できる国会の舞台で証明したい。


◆平成19年9月21日

古田選手引退

2004年夏、古田選手会長(当時)と


先日、東京ヤクルトの古田敦也監督の監督退任と、選手引退が記者会見で発表に。

古田氏は選手会長だった3年前、歴史的なプロ野球ストを決断したことでもしられる。私は当時、経済産業の分野で活動し、独占禁止法などを担当していたこともあり、いわゆる球界再編問題に取り組んでいた。仙谷議員や鈴木寛議員とともにコミッショナーを訪ねたりもした。古田氏はその手腕で、混乱期を乗り切った。

彼は野村克也氏の愛弟子。であれば「生涯一捕手」を宣言してでも、ユニフォームを着続けて欲しかった。選手としてなら、まだまだ現役で活躍できたはずだ。残念でならない。

他方で今回の決断は、責任感の強い古田氏らしい決断だったとも言えるかもしれない。

本当にお疲れ様でした。


◆平成19年9月13日

KY

唐突な安倍総理辞意表明、入院で、きょうからは自民党総裁選挙のニュース一色。

自民党もマスコミももはや辞める人のことなどお構いなしで、新総裁選びの自民党バタバタ政局。本来なら今日13日は代表質問、来週が予算委員会のはずだったが、全て中断してしまった。

私はテロ特別委員会の理事として勉強する時間が出来たのだが、記者各位がひまつぶしがてらお見えになる。

そこでの私の仮定バナシ。

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小泉前総理への出馬を要請する小泉チルドレンの面々。署名を集めて「改革を止めるわけにいかない。ここは小泉さんしかいない」と訴えるも、小泉氏から「自分が戻ることは時計の針を逆に戻すことになる。100%無い!」と断られて、意気消沈。そこに武部・前幹事長が「今更、小泉さんに断られたからといって麻生さんや他の人に乗れるのか。キミ達の中から出たらいい」と発破をかけられ、署名を持って小泉さんにカメラの前で手渡していた小池百合子氏に白羽の矢。小池氏曰く「私のイニシャルはK・Yだけど、空気が読めないわけじゃないわよ・・」と思わせぶりなリアクション。

「たとえ今回敗れても、派閥のリーダーでもない自分が今総裁選の目玉。初の女性総理か!とマスコミは注目し、改革と若手の姉後として信奉者が沢山出来る。得票によっては外務大臣となって国際社会にも認知され、次は小池がいる、と足場は確立・・」。

誰がなっても何か有りそうな“自民党のニオイ”の総裁候補らを尻目に、「女性総裁誕生こそ自民党が生まれ変わった象徴!」「次の衆院選に勝てそうなら誰でもいい」と支持が集まり始め、日本新党を振り出しに政界を生きてきた小池氏、気がつけば初の女性総理に。

安倍辞任も、政治とカネも、失効間近の補給艦も、どこか女性総理誕生のニュースに消されてしまった。
さて、うつろいやすい国民の支持は・・・。



◆平成19年9月12日

総理辞意

テレビ局のインタビューを受ける


 2日前に総理続投の決意を述べ、しかも自らの所信に対する各党の代表質問が行われようとしているその日の唐突な辞意表明は理解できない。民主党では12時40分からの代議士会で鳩山幹事長が13時からの代表質問をする決意を述べていた。まさに異常なタイミングでの辞意であり、真相はいずれ明らかになるだろう。

新聞社が「週刊誌が父・晋太郎氏から相続した財産を政治団体に寄付して相続税を逃れた疑いを取材していた」とネットで報じているが、事実なら、そうしたことも要因かもしれない。

 国会審議中断による政治空白を作り、国家の最高責任者の責任放棄は、あまりに無責任であり、総理は会見でまず国民に謝罪すべきであった。

 安倍総理が辞意の一因と言った党首会談については、拒否などしていないことは小沢代表が明らかにしており、ヒットアンドアウェイの後づけの言いがかりもはなはだしい。

 自民党後継総裁選びによる政治停滞を懸念するが、もはや衆議院解散によって政権交代を実現し、長期政権による構造的問題を根底から解決し、日本を建て直すしかない。


※下の写真は安倍総理の抱っこちゃん人形。国会売店で売られているが、「つかまった木がサルスベリだったからだめだったのかねぇ」とは店員曰く。



◆平成19年9月10日

ナンバー


文芸春秋社のNumber9/13号で『怪物の涙。〜15年目の五打席連続敬遠』という記事が掲載されている。

松井秀喜擁する星陵高校が明徳義塾と闘い、敗れた夏の甲子園から15年経ったことから組まれた記事。敬遠を指示した明徳義塾の馬渕監督が試合前にしたためたのが、「短剣なんぞ憂うべき 一歩これに加うべし」という亡父の座右の銘だった。父が通っていた旧制三高の歌の一節らしいが、たとえ自分の剣が短くとも、自ら一歩を踏み込めば長剣をも制することが出来るということ。父がなくなった際に、岩見隆夫氏が毎日新聞で取り上げてくださったのを、監督が目にされたのかもしれない。

取材を受けた折にも何となく紹介したが、馬渕監督の「非難覚悟」決断に父の言葉が何がしかの影響を与えているとしたら、なんともいえぬ感慨を覚える。


◆平成19年9月6日

復党問題

郵政造反組の平沼元大臣の復党について。平沼氏とは拉致問題でともに活動してきただけに複雑な心境だが、自民党執行部は誓約書すら出させずに復党を認めるという。

これを受けて与謝野官房長官は「時が解決した」旨の発言をしたとか。小泉色の一掃を麻生幹事長と与謝野官房長官が着々と進めているのだろう。

ならば一体、あの選挙はなんだったのか。次々と造反組みを復党させ、ついには無条件復党とは。

言うに事欠いて「時が解決した」とはどういうことなのか。民意への裏切りとしか言いようがない。


◆平成19年9月5日

日朝協議再開

モンゴルで日朝協議再開。北朝鮮は米朝協議を「進展」と言い募り、で強気。

北朝鮮がいくら揺さぶりをかけても日本の世論はビクともしていない。拉致問題が忘れ去られてはならないし、外務省当局は心してかかって欲しい。まずは協議を見守りたい。


◆平成19年9月4日

内示

先ほど、次期国会では安保委員会の筆頭理事とテロ・イラク特の次席理事を担当せよとの内示を受ける。

党にとって極めて重要な場面で大役を与えられた。国民のために全力を尽くす。



◆平成19年9月3日

大臣辞任

またもや農林水産大臣の辞任。

これから国政調査権を発動して補助金等の流れを追っていけば、様々な支援組織、支持団体への利益誘導、補助金誘導の実態が明らかになるだろう。

これらは長期政権が生み出した構造そのもの。問題の解決にはもはや政権交代しかない。

◆平成19年8月27日

内閣改造

安倍内閣の内閣改造が行われる。

いずれもそれなりに経験をつんできた面々を並べ、なかなか手ごわい。

これまでは参議院選挙の勝利で民主党への注目が高まっていたものの、今後は、特に舛添氏の入閣もあり、世間の注目と求心力が高まるだろう。

参議院選挙での勝利など忘れて、気を引き締めなければならない。


◆平成19年8月17日

熱闘甲子園

連日35度を超える酷暑の中、高校野球では熱戦が続いている。

星陵高校松井選手が明徳義塾との5打席連続四球で甲子園を去ってから、今年で15年とのこと。

同じ年の2月、父をなくした。そのことが当時の毎日新聞のコラムで取り上げられたが、そこで紹介された「短剣なんぞ憂うべき 一歩これに加うべし」という父の座右の銘が、この星陵対明徳義塾の戦いと少なからぬ因縁があった、との取材をある雑誌から受ける。

15年も経って父にまつわる話を聞き、感慨深い。発売を待ちたい。

◆平成19年8月10日

国会閉会

今日で臨時国会が閉会。HPの更新はしばらくお休みさせていただきます。

尚、8月18日から衆院拉致特の視察で中朝国境に赴きます。またご報告いたします。


◆平成19年8月9日

延長

テロ特措法について。これまで我々は政府に対して、判断のための情報提供を、再三再四求めてきた。問い合わせに返ってきたのは、「甲板の上は目玉焼きが焼けるほど暑い。そんな中、隊員はがんばっている」などとの答え。

肝心な部分は「オペレーションに関する部分だから」といってだんまりだった。

守屋防衛次官は民主党への説明について「どのような説明をすべきか真剣に検討したい」と述べたという。

与党は秘密会など開いて、与野党で情報を共有するなど、工夫すべきだったし、我々が機密に触れる部分については配慮したい、と言ってもまったく相手にしなかった。今更「真剣に」などと言われても額面どおり受け取ることは出来ない。

機密、機密とだんまりを決め込んでおきながら、判断しろ、といわれても判断のしようが無い。

ただ、テロ特措法延長に反対するなら、我々もどのようなテロ対策をわが国が採るべきなのか、具体的な提案を行う必要がある。


◆平成19年8月8日

責任

昨日から4日間の臨時国会。

今国会から民主党が参院で比較第一党になり、議長を輩出した。

本格的な論戦は、この後に改めて召集される臨時国会に譲ることになるが、衆参の多数党が異なるというこれまで日本政治が経験したことの無い政治状況になった。

私たち民主党も、有権者の負託にこたえる責任がある。年金流用禁止法案はもちろんだが、障害者支援法の改正(1割負担の凍結)や住宅再建を可能とする被災者支援法の改正なども積極的に法案提出すべきだ。


◆平成19年8月2日

第一党

 民主党が選挙大勝しての今後について、週刊誌と外資系マスコミの2社から取材を受ける。それぞれ関心を寄せるのはテロ特別措置法への対応。

秋の臨時国会が「第一党・民主」のハードルであり、反対するならテロ特別措置法延長になぜ反対するのか、を明確に説明を果たせなければならない。今後、議論を重ねて行かねばならない。

 民主に多数を与えたのは良かったか、悪かったか〜参院選挙後の民主党の一挙手一投足に国民は注視している。ここで次の民主党の衆院選の命運がかかっている。


◆平成19年8月1日

実績

参議院選挙を終えて、報道各社が世論調査をおこなう。

その中で、民主党に政権交代を期待する声が聞こえてこないのはきわめて残念だ。政権批判への受け皿にはなったものの、まだ政権を任せるには早い、ということなのだろうか。

天下り禁止法や年金流用禁止法など参議院で我々の考え方を法案として提出・可決させて、実績を積んで国民からの信頼を高めたい。

◆平成19年7月31日

決意新たに

 29日投票の参議院議員選挙では37議席の自民、9議席の公明党、あわせて改選数30議席減の与党に比べて民主党は選挙区で40議席、比例区で20議席、推薦した無所属5議席を獲得。

 今回の選挙では1)年金の不備を民主党が究明したこと、2)安倍内閣発足当初から佐田氏、松岡氏、久間氏ら巷間「難アリ」といわれていた閣僚の不祥事、辞任が続き、3)ただでさえ05年郵政選挙の与党大勝の反動で民主に有利の有権者のバランス感覚があった、ことなど相乗的に勝利に結びついた。

 自民の敗因についてはあれこれ言われているものの、それだけでなく、民主の勝因もあったのだ。勝利の立役者は争点となった年金制度の問題をえぐり出した「長妻、山井議員」であり、「姫の虎退治」というネーミングであり、年金通帳を模した政策パンフレットなどが挙げられる。

だが、やはり小沢代表の一人区行脚の積み重ねは大きかった。

 7月20日に徳島に行った際、当日の地元紙「徳島新聞」を見てビックリ。徳島県の南部・那賀町の最奥部に前日、小沢代表が訪れたことを報じた記事は一面に大きく取り上げられ、社会面のほとんども割いて「こんな小さなところへ、住民感激」との見出しで詳細に紹介されていた。

 現地で7割のシェアを占める地元紙がここまで書けば、勝敗は決したようなもの、と内心確信できた。着いた当日に安倍総理も徳島市内と鳴門市で街頭演説をしたそうだが、ヘリでしか行かれないようなド田舎を選んだ小沢代表に比べれば県民の受けたインパクトと波及効果はまったく違っていただろう。事実、私が那賀町に隣接する阿南市の親族を訪ねた際にも、開口一番この話題だった。私は選挙期間中、党幹部の遊説を担当しました。代表日程だけは別格で、「聖域」だったが、結果として地方の一人区、どの場所に降り立つかを綿密に選び出した戦略がぴたりとあたったといえる。

 ここまで勝利すると、参院で過半数を占めた今、民主党は「准与党」「半与党」となり法案審議に大きな責任を担う。いわば政権獲得のインターン生として民主党に政権能力があるかどうか国民は注視している。政局だけでの行動や非現実的な判断では次の衆院選で我々が大きな揺り戻しにさらされるだろう。

勝利の美酒は一晩だけ。浮かれる事なく心して臨時国会に臨む。


◆平成19年7月30日

参院選終えて

参議院選挙で結党以来の大勝。野党側で過半数を制する。安倍政権への厳しい批判票の受け皿になると同時に、有権者から大きな期待と責任を頂いた。身の引き締まる思いだ。

年金流用禁止法、政治資金規正法、住宅再建を可能とする被災者支援法の改正など、これまで与党に踏み潰されてきた法案を参院で可決させたい。


◆平成19年7月27日

あと1日

 選挙期間も明日を残すのみになった。1人区や民主党候補が複数擁立している選挙区など全国で必死の激戦を繰り広げている。

明日、その激戦区のひとつ神奈川に応援に入る。

うねりのような国民の怒りを、私たちがしっかりと受けとめて結果に結び付けなければならない。残る時間は多くないが悔いを残さないようやるだけのことをやり、有権者の判断を仰ぎたい。

◆平成19年7月26日

選挙戦最終盤

 投票日まであと3日となり、最終盤の活動。きょう26日は朝から静岡選挙区候補「しんばかづや」と沼津市を中心に街宣。人を見つけては候補者とともに車から飛び降りて握手を求める。

 「二人区は指定席」と報じられてきた中で、「今度の選挙は静かだね〜」との声もある。ましてや地元沼津は28、29と大きな花火大会があり、投票率が心配される。「もう結果見えてるからいいか」とならぬよう、気を抜くことはない。ユルんだ選挙には絶対にさせない。

 午後からは、党の指示で羽田経由で宮崎・延岡に入り、一人区で激戦の推薦候補者の支援。党幹部のビッグネームはもちろんのこと、私のような中堅も若手も全国の激戦区にそれぞれ入り最後の選挙運動。
 
 これまで何度も補欠選挙や知事選に全党的に集中支援したが、民主党に対する反応の良さもあって、今回のような、それぞれがじっとしていられずに自発的に激戦区に入る、まさに党挙げての「沸き立つような」選挙は初めてではないかと思う。ある議員は秋田に、ある議員は香川に・・と。

 わたし自身も、親族のある徳島や鳥取で正直、縁の薄かった親戚まで訪ね、わずかな軒数だが初めて他県での「地上戦」を展開した。

 この闘いで負けたら党の未来も、自分の士気なくなる、という思いで悔いの残らぬようにやっているつもりだ。

 油断が最大の敵であり、「攻撃は最大の防御」で運動を拡大し続ければ、それなりの結果が出せると思うのだが・・。



◆平成19年7月25日

冗談のセンス

山本拓・農水副大臣の「松岡前農水大臣の事務所費問題で領収書の出せないカネは芸者衆への花代、御祝儀代と聞いた」と発言して撤回した問題。

 当の本人も妻の高市早苗大臣も「盛り上げようとした冗談だった」と弁解していたが、どこが盛り上がるのか、どこらへんが冗談だと通用するとおもってんのか、サッパリわからない。多分、本当に聞いた話なのだろうが言い訳にしてもひどすぎる。

 遺族や支援者に対して鞭打つものであり、いまだ「お大尽遊び」が政治家や永田町の慣習か、と不信を抱かせたにすぎず、「ダメだ、こりゃ」の感性の問題。

 政治家に限らずだが、ひとことの発言が命取りになることを改めて認識する。とにかくセンスのない人は余計なことしゃべっちゃいけない。キャラの違う人が無理して変な比喩なんか持ち出しちゃいけない。


◆平成19年7月23日

世論調査

能登選挙戦も終盤を迎えました。地元の静岡県だけでなく、1人区応援のため徳島、鳥取など他県にも足を運んでいます。

 マスコミ各社の電話調査等に基づく各選挙区の情勢が報道され始めました。「民主第一党の勢い」「自民不振」の見出しが躍り、確かに、当初劣勢だった候補が当選圏に近づき、なかには大逆転している選挙区もあります。伸び悩んでいた選挙区が互角に追いつき、接戦を展開しているところでは、党幹部への応援要請が相次ぎ、民主色を前面に出したい陣営には所属議員が駆けつけて支持を訴え、全党あげて活気づき、いいムードです。

 しかし民主党が「優勢」「リード」とされるものの、不利な候補に支持が反転するアナウンス効果が考えられ、民主リードとされる選挙区では公明支持層がまだ自民候補支持で固まっておらず、「3日で1万票動く」とされる堅い支持層だけに怒涛の反撃が予想され、報じられるほど甘いものではありません。

 民主党の選挙は公示に入ってから急激に追い上げて追いつき、投票日に追い抜くという「9回裏サヨナラ勝ち」型であり、当初から優勢が言われる「先行逃げ切り」型は未知の世界です。

赤城・農水大臣の新たな事務所費疑惑や閣僚らの相次ぐ失言といういわば「敵失」はありますが、自力による中押し、ダメ押しではありません。

 これからは野党勢力の「過半数獲得」が持つ意味合いをもっと強く出すべきです。
 
 議長や議運委員長を押さえられる、といった民主と自民、小沢一郎と安倍晋三のパワーゲームととらわれるのは不本意であり、衆院の悪法を否決できる、といったネガティブな訴えでなく、過半数を獲得できれば年金は年金にしか使わせない「年金流用禁止法案」、税金で天下りを斡旋させない法案、「障害者自立支援」の名の下、1割負担をさせていることを撤回する改正案、さらには何度も財務省にはねつけられて来た「被災者支援法」を参院に提出、可決することができます。

 そして自民・公明で七割を占める衆院に突き付け、国民が見ている中で「直近の民意を受けて可決した法案を、それでも数の力で否決できるのかどうか」「否決するならその理由は」を厳しく問うことができます。

 投票箱が閉まるまでの7日間、これから双方死力を尽くしての闘い、最後の一票まで頑張る決意です。


◆平成19年7月17日

またも震災に

新潟をまたも震災が襲った。中越地震、能登半島地震に続く震災で多くの死傷者を出した。心よりお悔やみとお見舞い申し上げます。民主党も対策本部を早々に立ち上げ、鳩山幹事長が現地入りしている。人命に関する問題を政争の具、手柄争いにしてはならない。

 これまで私たちは、被害者救済の観点から、支援策の拡充を内容とするいわゆる被災者支援法の改正案を累次に亘って提出してきた。住宅再建は復興においてきわめて重要だ。現行法では災害によって破損した家屋の取り壊しには適用できるが、家屋を建てることについて政府・与党は「個人の資産形成なので公金は使えない」との姿勢を頑として崩さず、我々の提案は常にたなざらしだ。

 好きで災難にあったのではない。生活していく上での最低単位である住居を住めるようにすることが何故「個人の資産形成」なのか。私企業の経営失敗を救うためには公金投入するわが国は、予期せぬ被災者を救うためには建前を通す。

 それにしても、原発の安全性について考えさせられた。緊急停止は当然としても、併設している発電施設で火災がおき、さらには微量の放射能を帯びた水が海に流れ出ていたことも判明。

 水漏れの発表が地震発生後12時間というのも問題ではないか。原発の耐震性に懸念を抱かざるを得ず、抜本的な対策が必要だ。


◆平成19年7月11日

中国製品

中国製の医薬品に関して、北朝鮮が韓国の団体に「中国製の医薬品はニセモノが多いので、期限切れで良いから韓国製品を送ってくれ」といってきたとのこと。

 中国では粗悪品というか、毒物といってもよい製品が次々と生産され、国内外で甚大な被害を及ぼしている。パナマではニセの咳止め薬で数百人の使者が出ているという報道も。ペットフードでの被害もある。

 あまりの危険性に、ついに北朝鮮からも見放されたということだ。

◆平成19年7月10日

またも事務所費問題

 赤城農水大臣にも事務所費問題が浮上。記者会見をするも、事務所費の詳細を明らかにはしなかった。

 事態が公になってから、突如親族や後援会幹部が次々と証言を翻したのはあまりにも不自然。大臣は「問題ない」というのなら、自ら詳細を明らかにして疑問に答えるべきだ。

 それにしても、今回問題となったのは、いわゆる「政治資金管理団体」ではない。

 今国会で与党は資金管理団体の5万円以上の支出について領収書添付を義務付けるよう、政治資金規正法を改正したものの、今回問題になった政治団体には公表義務はない。与党は「政治家に関連する政治団体にも公表義務を課そう」という我々の提案をあっさりと蹴った。

 にもかかわらず総理は、「法改正が必要なら検討も」などといっている。自分で何を言っているのかわかっているのだろうか。もはや支離滅裂の感ありだ。


◆平成19年7月5日

選挙戦突入!

 本日、臨時国会が閉会した。

 年金問題や緒方・元公安調査庁長官による朝鮮総連取得や告発に動かなかったミートホープ事件、住宅街に天然ガスが充満していたスパ爆発など真相を究明したい出来事が多いが、民主党委員長が立てた「決算行政監視委員会」を与党がボイコット。自分たちはしゃにむに法案を通すくせに、参院で天下りバンク法や年金流用法を通したら、あとは知らん顔だ。本当にアンフェア、ひどいものだ。

 12日からの選挙戦には地元の「しんばかずや」の支援は当然だが、労組以外の比例候補や激戦の1人区での総力戦の指揮の一翼を担うことになった。明日はしんばかづやと地元・西伊豆から南伊豆を回り、土曜日には寝台車で鳥取に向かい、日曜とんぼ返りで夜、沼津でのしんば決起大会。

 選挙期間中は党本部で激戦区への幹部や有力議員テコ入れのコーディネート。

 暑い時期だが29日まで「日本を変える」使命で闘い抜く覚悟だ。

◆平成19年7月4日

久間大臣辞任

 「原爆投下はやむを得なかった」との自らの発言が参院選にマイナスになる、と久間・防衛相が辞任した。

 自らの発言で国防の責任者としての資質が問題なのではなく、あくまで参院選での影響を考えてのことという。来週から始まる参院選を目前に、自民党候補や公明党から明確な辞任を求める声が相次いだのも、辞任による安倍政権のダメージより、目先の問題をとにかく排除し、生き残りをかけた、なりふりかまわぬ候補者心理である。

 後任には大野功統氏や石破茂氏の防衛庁長官経験者が取り沙汰されたが、安倍グループから、サプライズを狙っての選挙向け人事で小池百合子氏に決まった。沖縄担当大臣、首相補佐官を務めた新大臣の防衛論は印象にない。国会は明日で閉会、所信を聞く機会すらない。


◆平成19年7月2日

久間発言について

 久間防衛大臣が「原爆投下はやむを得なかった」主旨の発言をしたが、これは日本人として決して許されるものではない。

 戦争にもルールがあって、無防備な民間人に対する殺戮、非武装地帯への攻撃は当時でも国際法違反であった。しかし、我が国は広島、長崎の罪のない人々の上空に原子爆弾が投下された事実、やってはいけないことをしでかした米国を、日本は敗戦とともに受け入れざるを得なかった。

 時あたかも、米国下院委員会で「慰安婦問題による対日非難決議」が採択された直後。政府は史実検証に基づいての反論すらせず、原子爆弾投下すらも安全保障担当大臣が認めてしまっては「米国は絶対の善であり、日本は悪」となる。
 この内閣はいったいどこまで我が国の気概を貶めたら気が済むのだろうか。


◆平成19年6月28日

本会議

 今日の本会議開催はなし。

 今日、予想通り参議院で倫選特、厚生労働委で採決が行われ、内閣委員会での与党の不穏当な動きも予想される。

 いよいよ明日が山場となる。

◆平成19年6月25日

投票日変更

 強引な会期延長で参院選投票日が22日から29日に。今回の選挙では民主党支持が高い無党派層が投票所に足を運びにくくなるようにした与党のあこぎさに憤りをおぼえる。

 9回裏ワンナウトから突然に「この試合は10回まで」と決めた、まるで子供のルール。

 そもそも安倍内閣が成立に血道を上げる「天下りバンク法」は国営の官僚専用就職あっせん機関を作り上げるもので国民生活に恩恵はない。何度も指摘したとおり、この官僚の必死の巻き返しに骨抜きにされたシロモノ。

 私の地元、伊豆の旅館社長いわく、選挙のある月は、ただでさえお客少ないのに、これでまた変更されたらたまんないよ。沼津市では28、29と大きな花火大会があり、ほんとうに投票率の低下が懸念される。主権者がまんまと与党戦略にはまらぬよう訴え続け、信じるばかりだ。


◆平成19年6月22日

会期延長

 今日の本会議で12日間の会期延長が与党の賛成により可決。これにより、参議院選挙は一週間先送りされ、7月29日投票が確定。

 延長の原因は、安倍総理が天下りバンク法案の可決に固執したから。

 加えて国民の支持を失った安倍政権が、少しでも参議院選挙を先延ばしすれば、有権者が年金問題や、佐田大臣、松岡大臣(いずれも当時)の事務所費疑惑などの「政治とカネ」問題を忘れるに違いない、という有権者をバカにした計算があったのだろう。

 それにしても安倍総理がまさに自身の進退をかけて成立にこだわっている天下りバンク法案について。これまでも再三してきたとおり、この法案は単に各省があっ旋していた天下りを、総理大臣の責任の下に公に行う為の組織をつくるという代物。

 結局天下りシステムはなんら変わらない。にもかかわらず、「改革」の姿勢をアピールしたいばかりに自らを追い込み、首を絞めた。総理が進退を賭ける価値があるとも思えない。何故そこまでこだわるのか。まさか本気で天下りバンク法案が「改革」になると思っているのだろうか。

 会期延期の最大の理由である参院での審議時間が無いというのも、はっきり言って理由にならない。与党内の手続きがで提出が4月末までずれ込んだ。審議時間確保の見込みも無いのに提出しておいて、今更「審議時間が無い」といわれても迷惑だ。

 参院選挙が一週間ずれれば、選管の事務手続きにも影響があり、その分の費用がかさむ。当然国民生活にも様々な影響を及ぼす。何よりも、政権与党が手柄(と思っている)を立てるために有権者の主権の行使である国政選挙を先送りにしてもよいのであろうか。

 繰り返すが、天下りバンク法案はあくまでも現状を維持するための法案であり、改革でもなんでもない。何のために総理のクビを賭けるのか・・・


◆平成19年6月20日

強行連日

参議院でも外交防衛委員会、文教科学委員会と強行採決が続く。

もはやこちらの感覚も麻痺してくるほどの事態。要は数があれば何でもできるということ。

会期延長でついに有権者の選択の機会まで先延ばしにしようとしている。

時間が経ては佐田行革大臣の辞任、本間税調会長の辞任、柳沢厚労大臣の舌禍事件、松岡農水大臣の数々の疑惑、数々の官製談合・・・そして「消された年金記録」などの年金不信問題。

有権者がこれらをすべて、きれいさっぱり忘れ、天下りを総理の名の下に公然とあっ旋する天下りバンク法案を「改革だ」と受け入れ、評価すると本気で信じているのであろうか。


◆平成19年6月19日

暴挙


今日、本会議で内山あきら衆議院議員に対する党員停止30日の懲戒が決まる。

 今回の懲罰事案に関する手続きは、きわめて不当だ。そもそも本会議で選出された懲罰委員長を委員会の場で不信任。しかも念の入ったことにわざわざ委員長代理者として勝手に与党の理事を立てた上に、その場で内山議員に対する党員停止30日の処分を決めてしまった。

 その与党理事が本会議で「委員長報告」を行うとは、開いた口がふさがらない。どれもこれもまったくの暴挙であり許しがたい。

 国会終盤に至り、安倍内閣の支持率が危険水域まで下がり続ける中で与党はすっかり浮き足立ち、数の力で暴挙に暴挙を重ねている。

強行採決は当たり前。ついには気に入らない委員長を勝手に解任して、代理を立て、野党議員に対する懲罰を本人の弁明も聞かずに委員長代理を僭称して決めてしまった。

 付け加えれば、自分達の法案提出が遅れたのを棚に上げて、会期まで延長しようというのだから、もはや異常である。

 なかでも議員の身分に関する事項である懲罰を、このような形で決めてしまうことは、恫喝による野党に対する言論の封殺そのものだ。


◆平成19年6月15日

年金問題の責任

消えた年金の問題を巡って自民党内で、だれの責任かが議論されていると今朝の朝日新聞

新聞4段落目からの中川幹事長の「党で持ちますよ」発言、ある厚相経験者「立ち消えになっちゃう」、自民党執行部の一人「選挙が終われば何のことだっけ、となるよ」発言が事実であるなら問題の深刻さに対してあまりにも軽薄な認識であり、「どうせ国民は忘れるだろう」となめきった態度だ。善良な納付者をだまし、不公正な扱いをし、いまも長時間待って窓口に訪れる人々に対し、何という姿勢か。噴飯モノだ。

 
責任は労働組合も含む社会保険庁は当然、この事態に気が付かなかった政治の側にもある。いわば行政、政治の不作為であり、「罪のなすり付けあい」など繰り返しても何にも意味はない。

 菅代表代行も「自分を含めて厚生行政、年金政策に携わってきたすべての人間、組織に責任がある」とスパッと言い切ってしまえばいいのに。

 
19年6月11日


脱北者保護について

 青森県に漂着した脱北家族について。今回は韓国への出国を希望しているが、今後は日本への定住を希望する脱北者も当然予想される。

脱北支援が北朝鮮の国力をそぎ、金正日体制に打撃となることは明らか。現在の「北朝鮮人権法」を更に強化して脱北者を難民認定並みの保護を与えれば、拉致問題の解決に繋がる情報を得るだけでなく、中長期的には金体制の崩壊も視野に入れることが出来る。もちろん、身の確認作業の徹底、定着支援など課題は山積だが、金正日政権を崩壊に導き、拉致被害者を救出するためにも決断しなければなるまい。

 過去日本ではボートピープルとなったインドシナ難民を大量に受け入れた経験がある。これを活かさない手はない。

与党は、北朝鮮政策で身動きの取れなくなった安倍総理の意向を受けて、人権法を改正し、北への経済支援への道を開こうとしている。アメリカが北朝鮮に妥協的な態度をとる以上、このままでは拉致問題は永遠に解決できない。

拉致問題を政権の延命に利用しようとする安倍政権の動きを阻止し、拉致解決に繋がる北朝鮮人権法の改正を実現さるべく、全力を尽くしたい。

明日、家族会の方々を招いて、北朝鮮人権法の改正問題等について意見交換の場を設けたい。


◆平成19年6月8日

北朝鮮人権法改正問題


北朝鮮人権法の修正議論をめぐり、本日の産経新聞で報道が。いくつかどうしても指摘しておきたい。

 まず、産経新聞が民主党が与党の共同提案に「応じる気配がない」としているが、それは、与党案が不十分だから。与党案をお読みいただければわかるだろう。

 また産経新聞によれば、与党の改正案が「政府は、北朝鮮による人権侵害状況を固定化し、又は助長するおそれがないよう十分配慮する」としているのを「拉致問題が前進しない限りは支援しないという政府の強い姿勢を支える狙いがある」と評している。

 しかし、残念ながら与党案は、拉致問題がデットロックに乗り上げている現状よりも後退・悪化しなければ支援を行っても良いとするもので、政府が北に援助する道を開く抜け穴を用意したもの。その意味でこの問題での安倍政権の後退をかえって強く印象付ける。

 政府に明確な国会の意思をぶつけるなら、むしろ民主党案の「人権侵害状況の改善に資すると認められない限り、行ってはならない」と明文で規定すべきだ。


追記:今日の自民党総務会で与党案が了承される予定だったが、「民主党案のほうがすっきりしている」などとの声が出たとかで、了承が得られなかったらしい。

◆平成19年6月4日

舟の脱北者

脱北者 青森に漂着の男女4人、北朝鮮の公民証を所持
脱北家族が乗っていた舟(毎日新聞より)


北朝鮮の清津から逃げて来た4人家族。日本海ルートで日本の地を直接目指した脱北は初めてのケースで、あの程度のオンボロ舟で成功したニュースは北朝鮮国内の庶民にも口コミでもう伝わることだろう。

 これまでのような中国・北朝鮮国境である鴨緑江を渡っての中国への脱北は警備が厳しくなり、万が一、入国出来ても中国官憲に見つかれば強制送還、北朝鮮では国家反逆罪で収容所に送られ重罰を受ける。危険な中国での陸路ルートよりも、直接日本を目指すことは今後増えていくであろう。

 我が国は難民認定が厳しいが、北朝鮮という国家の特異性を考えれば保護・希望に添っての移送など、昨年成立させた「北朝鮮人権侵害救済法」に基づいてあらゆる可能性を考えねばならない。わたしもつい先日中国・瀋陽の日本領事館経由で日本に入国した女性(帰還事業で北に渡った日本人)の住まい探しに協力したが、役所の理解も制度もまだまだなく、生活して行くのは限界がある。

 今回の4人は韓国行きを希望しているのでスムースに行くが日本定住を希望した場合は対応が大変だった。

 また北朝鮮が洋上で取り締まりを強化し、日本領海内まで脱北者の舟を追ってくることも有り得る。また公海上で日本行を求められた際に海上保安庁、海上自衛隊はどう対応できるか。今回の件からさまざまシュミレーションして詰めていきたい。

◆平成19年6月1日

採決回避

 今日、与党は内閣委員会で天下りバンク法案の採決を強行する意向を示していたが、先送りを決めた。

 一昨日の厚生労働委員会、昨日(今日未明)の本会議と、あまりに強引な国会運営が続くことに世論の反発が高まったため。

 与党の天下りバンク法案は「天下りを規制している」などといっているが、単に天下りを一元化して、企業や団体にあっ旋するだけ。政府は「業者との接触を禁じている」と強弁するものの、そもそも癒着の温床を温存する仕組みになっていることは一目瞭然。さらにこれまで禁止していた天下り規制を緩めて、為規制をかけたところで、所詮はザル法に過ぎない。

 問題は、談合により国から仕事を請け負った会社が、官僚に対しては天下りを受け入れ、国会議員には献金し集票マシンとなる。この国民の税金を食いつぶし、私服を肥やす政官業の癒着の構造を断ち切らねばならないはず。そのためにはまず天下りを禁止し、あわせて天下り先そのものを減らし、そして政治家への献金の規制までやらなければならない。与党案はこの構造を残すだけで、国民にとって何の利益もない。

 今回の採決回避は改めて世論の力の大きさを噛み締めた。廃案に追い込むべく、更に厳しく議論したい。


◆平成19年5月30日

またも強行

今日、厚生労働委員会でまたも強行採決。

年金救済について、今日趣旨説明、質疑、採決という委員長提案並みの日程。国民生活の根幹にかかわる問題でありながら、与党の議員立法として提出し、「厚生労働大臣隠し」に走る。論外だ・・・(法案の具体的な問題点はこちら

◆平成19年5月28日

大臣の死

 松岡農林水産大臣が議員宿舎の自室で自殺。懸命な蘇生措置も、実らなかった。

現職大臣の自殺は戦後初とのこと。心からお悔やみ申し上げたい。

 氏については数々の疑惑が取りざたされているが、自殺の原因などは現在不明。閣僚という重責をになっているさなかに自ら死を選ぶほどのこととは何なのか。国民、有権者に対して政治家として自らの言葉で語ってほしかった。

 ただ、今回の件で公益法人と政治の関係など、政治とカネのあり方について思考停止に陥ってはならない。

平成9年の紙上討論の記事


◆平成19年5月21日

焼け太り

国会では、政府のいわゆる「人材バンク」法案と、民主党の対案「天下り根絶法案」の審議が始まっている。

 民主党の「天下り根絶法案」は、あっせんを官民人材交流センターに一元化するとしている政府の国家公務員法改正案の対案となるもので、国家公務員の天下りあっせんを全面禁止する内容。

 民主党案では「再就職の制限の強化」として、国家公務員の天下りを原則禁止する期間を離職後2年間から離職後5年間に拡大。さらに天下り先の規制対象を営利企業に加えて財団、社団や独立行政法人などの非営利法人等にも拡大し、防衛施設庁の官製談合事件で広く知られるようになった特殊法人を規制逃れの「トンネル機関」に悪用する余地を排除した。また、「政府によるあっせんの禁止」として、各省庁による職員に対する再就職のあっせん等の関与を禁止し、「人材バンク」も設置しないこととしている。

 このほか、「退職職員の働きかけ行為の禁止」として、退職職員は離職後10年間は、離職前の在職機関の職員に対し、離職前5年間に担当していた職務に属するもの等への働きかけ行為を禁止、天下りの元凶となっていた公務員の定年前の退職勧奨も禁止した。

 また、地方公務員についても離職後5年間は天下りを原則禁止、さらには特殊法人や独立行政法人の役職員も、離職後2年間は天下りを原則禁止としており、特殊法人を転々として、退職金を稼ぐいわゆる「渡り」を封じた。

 政府の人材バンクは、結局、各省が行っていた天下りを一元化して、総理大臣の公認の下にあっ旋を行い続ける制度に過ぎない。国が再就職先を確保するのは政府の権限をいかしたあっ旋そのもの。まったく現在の天下りシステムの温存だ。

 さらに悪いことに、政府の人材バンクはブロック単位ごとに支所を設けることになっている。バンクの役職員は各省からの出向者を充てることが想定されているので、結果的に新たな天下りポストを作ることに。

 「看板の架け替え」どころか、「焼け太り」。政府案の不備・矛盾を、国会審議を通じて徹底的にあぶりだしたい。 


◆平成19年5月18日

膠着続く

愛知県長久手町の立て籠もり事件。人質は無事に自力で脱出したという。

白昼、家族を拳銃で傷つけるということだけでも異常だが、地元の警察官が撃たれ、救助に向かったSAT隊員が殉職した。隊員は、わずか10ヶ月の子どもを残しての殉職とのこと。残忍な犯罪に強い憤りを覚える。

銃器が蔓延し、最近凶悪な事件がふえて大量に報道される中で、感覚が社会の感覚が麻痺していく恐れを感じる。爾後には様々な角度から検証が必要だが、まずはこれ以上の被害がなく、事件解決を望みたい。

◆平成19年5月17日

消えた年金記録

社保庁の年金記録の保存・管理のため、過去の一部の保険料納付の実績が受給額に反映されない「支給漏れ」が22万件にものぼる。

民主党では被害者の方々の訴えを国会審議に反映し、政府の責任において被害者を救済するよう求めていくため消えた年金の情報を求めている。

心当たりのある方は情報をお寄せ下さい(→こちら)。



◆平成19年5月16日

ニセモノ

北京石景山游来園


中国の遊園地でディズニーランドや日本のキャラクターのパクリが続出。著作権に最も厳格なディズニー(かつて地元で、小学生がミッキーマウスのイラストを街頭の建造物に描き、町を賑やかにしようとしたところディズニーからNOとされた例がある)を向こうに回して、よくぞやるものだと唖然とする。しかも言い訳は中国の物語の中に出てくるオリジナルなのだと言う。

 中国に行った人間に聞けば、最も質の良い、精巧な品物は「コピー商品」。いかに経済発展しようとも知的所有権保護のレベルなど二等国と言わざるを得ない。

 ここまで公然と偽物、コピーを平気でやるのだから歴史の偽造など幾らあってもおかしくない。


◆平成19年5月15日

ハローワーク

内閣委員会で、国家公務員法改正(人材バンク法案)の審議が近づいている。

政府案とともに民主党の「天下り根絶法案」も審議される。

民間企業の一般の退職者はハローワークにかよって次の職を求めるなぜ、官僚だけが国家のあっ旋に基づいて再就職先を探すことが出来るのだろう。しかも、事実上の「政府保証」つきであり、民間に受け入れられることはほぼ間違いないだろう。

もちろん、押し込むほうにも受け入れるほうにもそれぞれ思惑がある。そうした「体質」そのものが不正の温床になることは誰の目にも明らかではないか。

きっちり議論したい。


◆平成19年5月10日

ダンスホール

参議院60周年を記念して、国会中央塔の最上部が報道陣に公開された。俗説では「GHQが日本の政治の象徴でともいうべき議事堂の最上階でダンスを踊るためのスペースとして使った」とか何とか言われてきたところ。国会事務局によれば、「確認できる資料がない」とのこと・・・

現在は「物置として使われている」などとも言われているが公開に先立って大掃除が行われたのであろうか。こちらの真贋はいかばかりか。


平成19年5月9日

社保庁改革

昨日の本会議で、社保庁改革案について、政府案と民主案のそれぞれが提案された。

政府案の目玉は、現社保庁職員の「非公務員化」。しかし考えてみればいくら非公務員になったところで、投入される税金が変わらなければ国民にとっては大きな問題ではない。民主党は社保庁解体と国税庁への統合(歳入庁)を主張してきた。

それ以上に大切なのは、年金が適切に運用されるかどうか。そして「100年安心」のはずの年金制度そのものが今後どうなるか。

そうした疑問に「ねんきん事業機構」法案は応えられずに撤回の憂き目に。そして、今回は特殊法人に衣替えするにすぎない「日本年金機構法案」・・・・

これでは結局現状維持に過ぎない。



◆平成19年5月2日

憲法記念日

明日3日は憲法記念日。今年で憲法施行60周年を迎える。

各地でシンポジウムなどの企画が催されるが、私は都内で開かれる「新しい憲法をつくる国民大会」に出席し、私見を述べる。

やはり憲法に明記された国民投票についての手続法が施行後60年もの間、手付かずだったのは、立法府の不作為、瑕疵であり、近代国家としてあり得ないことを立法府に身を置くものとして強調したい。現在、参院で審議中であるが、この歴史的偉業が二度と怒号や罵声の中で成立せぬことを願いたい。

そして憲法とはその国の「国体」を表し、権力の限界を明記した最高法規である。感情論でなく、論理的な議論をすべきだ。このようなことを訴えながら、具体的な憲法改正の内容についても若干触れつつ、私自身としても改めて憲法について考える機会としたい。


◆平成19年4月27日

人材バンク

政府は、24日いわゆる新人材バンクの設置を定めた国家公務員法等の改正法案を閣議決定した。

 しかし、この仕組みは、何となくこっそりやっていた天下りを、総理の責任で公認し、あっ旋してしまうというもの。総理がこだわる「押し付けかどうか」は実は本質的な問題ではない。

 極端に言えば、明示的な要請があろうとなかろうと、官によるあっ旋はその全てが押し付けの疑いが濃いということ。ようするに民間や公益法人が官の意向を「忖度」して「自主的に」受け入れているに過ぎない。

 そして、更に問題なのは、天下りを総理の下に一元化する代わりに、これまで2年間禁止されていた、在職中に関係の深かった企業への天下りが解禁されること。

 それにしても何故官僚だけが、再就職先のあっ旋をうけるのか。

 天下りが「公認」されたことで、業界との癒着などの不正の温床は維持されるだろう。

◆平成19年4月23日

沖縄補欠選挙

 沖縄での参議院補欠選挙野党統一候補として民主党が推薦した「かりまた吉正」候補は惜敗した。全党あげて闘ったが約2万7千票及ばなかった。

 20日には朝7時半から18時過まで10時間以上、党のデッキ車に乗り、声をからした。相手候補は民主党の市議から自民党にくら替えしての立候補であり、批判も強かったが、あえて私は「民主党の市議から自民党に移って国会議員に一足飛びになれるのなら候補者の将来にとっても良くない。ちょろいもんだと世の中をなめてしまうのではないか。世の中、思う通りでない人生の中で懸命に働き、社会を構成している。その思いが解るためにも、かりまたに一票を投じてほしい」と訴えた。

 また政策的には「賃金が上がらなくとも可処分所得が増える、生活コストの引き下げ実現」を訴えた。抽象的な格差社会の事例や政権批判を繰り返しても、有権者が聞きたいのは「だから民主党はどう解決するのか」ということなのだ。

 また、地方の首長選挙ならば、相手が共産党であっても地域の事情を優先しての共闘だと、言うことはあり得るだろう。しかし国政選挙でイデオロギー的に妥協できない政党との共闘は、「なぜ」と追及されれば「党が決めた政治判断だから」と正直、返答に窮した。

 民主党は沖縄でも自民党に次ぐ支持率であったが、自力の弱い地域であり、勝つためにはやむを得なかったのか。「政党としての筋」と「勝ちを考えた」現実の間で、今後も悩むことになるのだろうか。



◆平成19年4月19日

写真集


 熱海市役所や観光協会、芸妓組合などでこのほど、熱海の文化を象徴する芸鼓さんの写真集『華園』(かえん)を出版した。

 彼らは熱海の貴重なソフト。例えば成田空港に置いてもらうなど、色々な手はあるはず。

 どんどん打って出てPRして欲しい。私も出来る限りの協力をしたい。




◆平成19年4月18日

銃弾の恐怖

 選挙事務所前で長崎市長が背後から撃たれ、亡くなられた。心からお悔やみを申し上げたい。

 政治的背景があるのか個人的恨みによるものか、捜査当局の取り調べで殺害の動機は明らかになるであろうが、いかなる理由であっても命を奪ったことは断じて許されない。

 現場からの報道を見ながら、石井紘基氏が凶刃で殺害された朝のことを思い出した。今もって石井氏が殺害された真相が明らかになったとは思えないが、絶命した二人の、なぜ命を奪われたのか、との無念の思いは想像にあまりある。あわせて銃が市民社会を脅かす恐怖として隣り合わせにあることに戦慄を覚えた。

 「あなたの意見には真っ向から反対だ、しかし反対意見を言う自由と権利は断固守る」〜政治家の言動に対する責任は選挙による民意で審判を受けるものであり、暴力による威圧は民主国家への挑戦である。

 わたしの父親がかつて沼津市長だった時、「役所の窓口の対応が悪い」「市発注の工事の音がうるさい」などの理由で自宅に電話がかかってきたこともあった。行政のトップは本人の意図せぬところで恨まれることが多々ある。
 
 細心の注意を払いながらも、暴力によって言動がひるむことがあってはならない。

◆平成19年4月17日

沖縄へ

明日、補選応援のため沖縄入り。

私は今回の選挙戦で、筆頭副幹事長として、同僚議員に秘書さんたちの協力をお願いしたところ、多くの事務所でこころよく引き受け、秘書派遣をしてくださった。それぞれの選挙を抱え、秘書さんたちの予定もあるなかで大変ありがたい。

遅くなったが、沖縄入りして私も一緒に汗をかいてきたい。


◆平成19年4月16日

集票マシン

 政府・与党合意した新人材バンク「人材交流センター」は天下り根絶の逆をいく「お墨付き機関」。官庁の猛烈な巻き返しによって官僚出身議員らが「役所の関与」を残したため骨抜きとなった。そもそも役人だけが再就職を公の斡旋で再就職できることは一般の理屈から言って理解できない。

 役人が天下った後に、さらに天下る「渡り」の本当の実態を政府は明らかにせず、現状はブラックボックスのままだ。センターを作ってもいくらでも天下れる。

 なぜ安倍政権も妥協したかと言えば、例年のように今夏の参院選挙で官僚OBが立候補する。この選挙は業界、団体の上部組織の公益法人が地方の組織や傘下の加盟業者に票とカネを出させるが、業界団体の専務理事や事務局はみな役所の天下りが占める。

 中央官庁と密接な関係に有り、既得権益を守りながら、民間に「衣替え」しながら自省の役人候補のために集票する。

 天下りにメスを入れたら自民党は自分たちの首を絞めることになるのである。骨抜き案を出しながら「改革は着実に進んでいる」などのウソにだまされてはならない。

◆平成19年4月9日

地方選挙前半済んで。

県連会長として藤本幹事長と共に会見(県庁にて)


昨日、行われた知事選、市長選では東京、北海道、福岡の知事選挙に代表されるように民主党の敗北が伝えられている。

 しかし反面、県議会議員選挙においては民主党を前面に出した公認候補、あるいは民主系の推薦候補は大幅議席増となった。

 私の地元、静岡県では各政党がしのぎを削る「ミニ衆議院選挙」と名付け、郵政解散、小泉チルドレン誕生、造反組復党を受けての初の民意を問う投票だと訴え、公認候補13人中11人当選、推薦候補14人中13人当選となった。激戦にもかかわらず上位当選した候補者もおり、民主党にとって決してマイナスの空気ではなかった、というのが闘いすんでの印象である。

 知事選挙で候補者が立てられず、候補者に政党隠しがあったことは事実であり、責任を感じ、なぜそうなってしまったか分析しなければならないが、個人の活動や地域色が色濃い市議、町議選と違って県議選では政党の系列が割合出るなかで民主党を名乗って議席を増やしたことは参院選挙を目前に地方の足腰を強くする大きなステップとなった。

 知事選だけの結果にうなだれず、民主党は少々、自信を持っても良いのではないか。


◆平成19年4月5日

氷山の一角

総務省の調査で、昨年までの過去3年間で「押し付け型」天下りが1346人にのぼったという。

これだけ見ると、ものすごい数字のようだが、実際にこの期間に早期勧奨退職(いわゆる肩たたき)しているの官僚は約1万4千人に上るとも言われている。1300人余でもわずか1割に過ぎない。

これまで官製談合で明らかになった事案を除いては権限と天下りの実態が明確になっていなかっただけに一歩前進ではあるが、やはり氷山の一角に過ぎないだろう。

徹底した調査を求めたい。


◆平成19年4月3日

添付せず

事務所日問題に端を発した政治資金規正法改正案、自民党では領収書の添付を義務付けない方針になったという。

松岡大臣の問題等で高まった政治とカネにまつわる国民の政治不信。もっとも重い責任を負っている与党第一党がこの体たらくではどうしようもない。こうなることを見越して松岡大臣は「政党間でルールを」と再三に渡って答弁してきたのか。

安倍総理が法改正の検討を指示していたが、まったく形ばかりでなんとも情けない。国民を馬鹿にしてはいないか。


◆平成19年3月30日

スタートの日

統一自治体選挙前半が今日から始まった。

県連会長として、下のような談話を発出。政権交代への大きな足がかりを築くべく、全県で戦い抜きたい。


平成19年3月30日

統一自治体選挙を迎えるにあたり

民主党静岡県総支部連合会
会長  渡辺 周

いよいよ本日、統一自治体選挙の火蓋がきって落とされました。このたびの選挙戦は県内ではいまだ実感のない景気回復や教育向上、こども支援への民意を問う重要な政治決戦と位置付けています。

 地方分権、談合撤廃で税金のぜい肉を削ぎ落とし、地域医療機関の連携強化で医療格差を是正し、親の年収とこどもの学力が比例する事なきよう公教育を充実させるなど、人々の思いと同じ視点で具体的政策を訴え、安心して暮らせる静岡県をつくるため勝ち抜く覚悟です。


◆平成19年3月29日

渡り鳥

政府は、「新人材バンク」なるものの設計に躍起だが、ひとつ重大な見落としが。

それは、官僚が天下りから天下りを続けるいわゆる「渡り鳥」官僚OBの問題。

二度目の天下りは建前上は「民間」に「請われて」「再就職」していてるらしいが、現実には出身官庁の人事担当者が再々就職先をあっ旋している。こうした行為も含めて禁止しなければ、人材バンクが新たな「トンネル機関」になりかねない。

そんな認識にたって、「渡り鳥」の実態を明らかにする旨の質問主意書を提出した。回答もお知らせしたい。

◆平成19年3月27日

地震のさなかに・・・

能登半島で震度6強の地震の傷跡はいたいたいしい。発生の前夜に新潟県見附市に行っており、泊まっていたら不通になった上越新幹線に乗り合わせていたかもしれない。犠牲者に心からお見舞いを申し上げるとともに、東海地震発生が言われ続けている静岡県民として、改めて天災の怖さを認識して万全の対応を積み上げていきたい。

 そんな災害の翌日にもかかわらず、自民党の若手議員たちが東京ドームで野球をしていたことは遺憾である。以前から決まっていた米国大使館職員とのゲームだったとのことだが、事が事だけに中止すべきではなかったか。しかも中川幹事長は始球式のピッチャーを務めている(詳しくはこちら)。かつて与野党の野球振興議員連盟による親善野球大会があった際に福岡県・玄海灘地震が発生し取りやめにしたことがある。

 議員とはいえ、時にはオンとオフの切り替えが必要で、それは否定しない。しかし死者が出ており、多数の負傷者、余震も収まらぬ中で野球をすることができる神経は疑われてしかるべきだ。


◆平成19年3月23日

休会

六カ国協議は予想通り成果なく休会。

「成果なく」というよりは、アメリカが降りるだけ降りて、北朝鮮は金融制裁の解除を得て、なおかつ北は協議のペースを握った。北にとっては120%の外交成果を得ただろう。

再開後の様子を見て見なければ断言は出来ないが、やはり北を相手にしての妥協は、何の結果も生まない。

◆平成19年3月19日

統一地方選モード

東京都知事選ばかりがクローズアップされがちな地方選挙だが、4月8日には県議会議員選挙、4月22日に市町議会議員選挙が行われる。昨日は熱海で現職、新人2名の事務所開き三カ所、夕方は沼津市議の市政報告会を掛け持ちで回る。

 党の公認・推薦の候補予定者は政党活動ができるメリットがあるものの、党のイメージがダウンすれば本人の努力にかかわらず一緒にダメージを受ける。引きづりこまれる。

 光熱水道費では民主党も責めを受け、角田・前副議長の政治資金問題はあいまいなままだ。これからの党の対応ひとつで地方組織の存亡がかかっている。心してかかりたい。

橋本一実熱海市議事務所開きにて 金森和道氏事務所開き 小森高正氏事務所開き


◆平成19年3月16日

広がる波紋

西武球団の裏金事件。早稲田野球部員の事件について、当初は現金授受について、選手本人は知らないこと、とされたいた。しかし実は認識していたにもかかわらず「大人たち」が口裏を合わせるよう選手に求めていたことが明らかに。

この事実は、野球部員の告白によって白日の下にさらされた。彼は中学から地元神戸のリーグに所属し、東北の野球名門高校に入学したという。まさに「野球しか知らない人生」だったわけだ。そんな少年に大人の論理が入りこんできたことがなんとも不愉快だ。少年はウソに耐え切れなかったという。彼の告白は真っ暗な裏金事件の中で唯一、真実を見たような気がする。

◆平成19年3月12日

栄養費

またもやアマチュア選手へのプロ(今度は西武ライオンズ)の「栄養費」提供が明るみに。

近鉄球団売却以来、特に球界改革を見守り続けてきただけに、相次ぐ不祥事は大変残念だ。

球団が地域に根ざした運営をしようとする場合、お互いの信頼関係が何よりも重要なのは言うまでもない。各球団は様々な努力を払ってきたはずだった。それだけにこういう行為は本当に残念でならない。

ドラフト改革への影響も必至だろう。信頼回復へ向けた強い取り組みを願いたい。


◆平成19年3月8日

平行線

ハノイで行われていた日朝協議は結局、平行線に。

一度セットされた協議のドタキャンなど典型的な北朝鮮の交渉戦術。

ゴネて席をけって、譲歩を引き出す。皆がわきまえている北の常套手段だ。

拉致問題に一切妥協の余地はない。北は日本がアメリカについてゆくと思っているかもしれないが、大間違いだ。

この問題だけは毅然とした対応をすべきだ。


◆平成19年3月6日

勉強会

先日の内閣委員会でも取り上げたが、米下院で対日慰安婦非難決議が委員会で審議されるなど、反日プロパガンダが様々な形で展開されている。こうした現状を憂い、党内の有志議員が集まって、いわゆる慰安婦問題と、南京事件の史実を検証する会を立ち上げる。

第一回の会合を週内にも開くべく準備中だ。

◆平成19年3月5日

浅野氏支援へ

きょうの夕方、民主党は東京都知事選挙に立候補を表明した浅野史郎氏を支援することを決めた。政党色を嫌う浅野氏をどのような形で支援するのか明らかでないが、紆余曲折を経ながらようやく結論が出た。

昨日のフジテレビ「報道2001」の恒例の世論調査では「誰に投票するか」の問いに、石原慎太郎氏34・4%、浅野史郎氏24・7%、黒川紀章氏4・6%、吉田万三氏3・4%、決めていない32・8%という結果だった。サンプル数がわからないので精度は不明だが、政策も何も発表していない時点での浅野氏の数字はかなり高いと言え、“反石原”の合計は32・7%で石原氏支持とほぼ拮抗。前回、圧勝した石原氏の勢いはもはやない。

日本のカミナリ親父、拳骨親父のイメージで“タフな政治家”の象徴であった石原氏だが、公私混同、さらには身内に対する「余人を持って代えがたい」発言でずいぶん評価を下げた。

「決めていない」の層を、今後どのような選挙戦略、戦術で取り込むのかが鍵となる。やさオトコ的なイメージの浅野氏だが、頑固なまでのリーダーシップで宮城県政を変えた実績は評価できる。東京決戦で民主党の命運が決まる。

◆平成19年3月2日

予算案可決へ

今夜、平成19年度予算案は衆議院を可決する見込み。

我々は小沢代表の事務所費の詳細を公開し、「政治とカネ」の問題など、さらなる審議を求めたが、閣僚らは逃げを打った。結局は320議席を占める巨大与党は、その気になれば何でも出来るということ。

我々はスケジュール闘争や物理的抵抗などは控え、情報公開や政策を打ち出すことで国民の信頼を高め、将来の国民の審判を通じて多数を奪うしかない。

◆平成19年3月1日

スパッと決めろ!

連日、報道される東京都知事選挙出馬に向けた浅野史郎氏の動向。ここで必ず出てくるのが「民主党の迷走」という文字。浅野氏と連携して“勝手連的”に支援すべきという党中央と一度ソデにされた浅野氏に対して複雑な思いを持ち独自候補擁立を目指す東京都連が反目し合っている、と報じられる。

以前、菅直人・代表代行の出馬しかないと書いたが、「太陽が西から昇っても出馬しない」とミもフタもなく断言しているのなら説得に時間をかける余裕はない。私も静岡県連会長として選挙の候補者擁立の都連の苦労はよくわかるが、ベストがだめならベターの選択しかない。浅野氏の出馬を引っ込める独自候補の擁立はもはや物理的、世論的に不可能である。

一日も早くたたみかけるようにスッキリしないと民主党にとっても浅野氏にとっても致命傷だ。

調整に慎重なのは結構だが、党と都連の幹部の発言がちぐはぐしていては、これが民主党の体質、だとばかりに有権者が冷めていってしまう。昨日の東京都連のパーティーの記事でも出席者のネガティブなコメントが紹介されていた。どんなに参院選向けの政策を作っても、予算委員会で閣僚のスキャンダルを追及しても、都知事選挙での対応が遅れれば遅れるほどその努力は水疱に帰してしまう。

入り口でモタモタして結論を出せず「迷走」という言葉が踊るにつれて民主党への支持は失われてしまう。もはや闘う体勢を早急に立ち上げるしかないのだ。党本部と東京都連の瞬時の決着をのぞむ。


◆平成19年2月28日

浅野氏出馬か

対談中


浅野史郎・前宮城県知事の東京都知事選挙出馬が濃厚となっている。

かつて「アサノ課長が知事になれた理由」(岩波書店・95年)という宮城県知事選挙出馬から当選までの経緯を友人の参謀が書いた本を読んだことがあるが、ゼネコン事件で混迷を極めた宮城県知事選挙に厚生省(当時)をやめて公示3日前に立候補した際にワンコインでカンパを集め、そのカンパ袋に県民それぞれが県政への願い事を書いて選挙事務所の壁に貼り付けていったり、掲示板に貼るポスターの張るスタッフが足りず、全県的に募集した等のエピソードは後の各種選挙で真似られた。

民主党としては一度打診して断られた浅野氏だが、どのように支援をしていくのか。宮城県で功を奏した手作り選挙を勝手連として、あわせて民主党の支持率アップと連動するための体制作りを早急に立ち上げなければならない。

◆平成19年2月27日

イスラエル

イスラエル大使公邸での昼食レセプションに出席。

イスラエルは中東への武器輸出を監視するために、北朝鮮への警戒を怠っていないという。この一事をもってしてもイスラエルとの友好を深めることはわが国の国益にかなう。

ちなみに、昨年榛葉議員とともにイスラエルを訪問する予定を立てたが、折悪しく小泉総理の訪問と時期が重なり断念した。引き続き時期を探り、いずれ実現したい。


◆平成19年2月23日

容疑者逮捕

国民新党の糸川議員の国会質問に対して、圧力が加えられた事件で容疑者が2名逮捕された。あろう事か容疑者の一人は一度は市長の職にあった者という。開いた口がふさがらない。

開いた口がふさがらない。この事件を耳にしたとき、すぐに石井紘基議員の事件を思い出した。あらためて言うまでもないが民主主義の根幹を揺るがす「力による言論の封殺」はけっして許されない。

他の容疑者の逮捕も含め、一刻も早く全容を解明して欲しい。


◆平成19年2月22日

都知事選挙

東京都知事選挙の候補擁立をめぐって民主党の対応がいまだ決まらず、昨日は東京都連が名指しをしないもの菅直人・代表代行を念頭に党本部に要請を行った。

これまで知事選挙、市長選挙に最大限、独自候補を擁立し、全党的に取り組んできた我が党だけに“統一地方選挙の象徴”である首都決戦で、不戦敗ということになろうものなら支持率ジリ貧の党勢にはさらなるダメージとなる。

組織が脆弱で、不祥事による突発的選挙となった和歌山、宮崎と違って東京の場合は4年前からわかっていたことであり、ここで党の「本気」を見せなければ全国各地の統一地方選挙勝利、ましてやその後の参院選での与野党逆転というシナリオなど夢のまた夢。

石原氏への疑惑が次々噴出する中、多くの方からの「民主党は何してる!」という今こそ、「ザ・民主党」の菅氏が知事に出馬するしかない。党の顔が知事に転出することは厳しい選択ではあるが、ここまで目前に迫った天下分け目の天王山には党の顔で闘わなければ勝てぬだろうし、党の覚悟を示せない。

その際には、離党して“都民党”など名乗らず民主党公認で闘い、将来には都知事と党代表を兼務することだってありうる(飛鳥田横浜市長や田中長野知事の例もある)。菅直人・代表代行の決断を強く求めたい。

◆平成19年2月14日

六カ国協議

6カ国協議が妥結。今回の協議で拉致問題の前進はなかった。

アメリカは、やはり中東への核拡散を防ぐことが最大の目標で、彼らが大きな懸念としてた偽ドル札の話も何らかの前進があった可能性もある。

冷徹な国際社会の現実の中で、拉致問題が隅に追いやられた感は禁じえず、きわめて残念だ。

拉致被害者を歴史の歯車が回るときの犠牲者にしてはならない。


◆平成19年2月13日

バブル支持率ではないか!?

11日のフジテレビ「報道2001」の支持政党調査、「次の衆院選でどの政党に投票するか」の問いで、自民党の19.6に対し民主党が20.4となり、平成18年5月以来の自民党を上回る数字だった。

 また昨晩の日本テレビ「news zero」でも「次の参院選で与野党どちらに議席を伸ばして欲しいか」の問いでも「民主中心の野党」(37.3)が「自民中心の与党」(35.9)を上回った。

 これは昨年からの郵政造反組復党や閣僚、税調会長辞任、相次ぐ灰色報道や閣僚の舌禍が積もり積もった結果であるが、柳沢発言を巡る審議拒否戦術に対して民主党は厳しい批判を浴びせられており、決してクリーンヒットによる支持率上昇ではないことは地元を歩いて世間の空気からも骨身にしみて実感している。上がるべくして上がっているのではなく、「民主党支持」というより「非自民支持」「自民否定」という世論の表れと分析できる。

 かつて森内閣の末期に党の研修会にきた日経新聞論説委員の田勢康弘氏が「ほっといても自民党はメルトダウンする。近いうちに民主党が政権を獲る」といわれて内心、舞い上がった。しかし私自身はもっとも“野党的な”小泉純一郎がまだ控えている、その存在が不気味だった。やはり案の定、総裁選を制して誕生した小泉内閣、森内閣8パーセントだった内閣支持率は80パーセントに跳ね上がった。

 民主党は安倍政権の受け皿となっておらず、残念ながら期待は決して高くない。幹事長室でランダムにとった有権者の意識でも民主党を支持する理由に「ほかに代わる政党がないから」という回答がかなりあった。相対的な支持でしかないのだ。私たちはここを勘違いしては絶対にならない。

 まだ救いなのはポスト安倍に“小泉純一郎”がいないことだが(もちろん再登板という意味ではなく)、一夜にして形勢はひっくり返る。絶対的な支持に高めていかなければならない。


◆平成19年2月9日

協議再開

6カ国協議が再開された。現在、中国の提示した「素案」にもとづき、議論しているという。

核施設の停止がわが国と東アジア地域の安全にとって必要なことは言うまでも無い。

ただ、日本としては協議の過程において拉致問題についてのいかなる後退もさせてはならない。

◆平成19年2月8日

代理処罰

浜松市で99年に女子高校生がひき逃げされ死亡した事件で、母国ブラジルに逃亡していた日系人容疑者に対して、初めて「代理処罰」の手続きがとられている。

日本とブラジルには、犯罪人引き渡し条約がないことと併せて、ブラジルの憲法上、原則的に自国民の他国への引き渡しは出来ない。こうした現状に対して、遺族が署名活動などを展開し、事態の改善を強く求めていた。我が党でも榛葉議員が再三に亘って国会で取り上げてきた。

今回の代理処罰の実現は大きな前進には違いない。しかし、個々のケースごとの代理処罰では根本的な解決にはなっていない。

一刻も早く多くの国と犯罪人引き渡し条約を結び、治安の回復につなげる必要がある。いっそうの外国人労働者を受け入れるに当たって、国民が安心できる制度をしっかり構築しなければならない。


◆平成19年2月7日

審議復帰

国会は、今朝の予算委員会から野党が審議に復帰して正常化。

柳沢大臣の発言はきわめて問題だったことは言うまでもないが、やはり国会で論戦してこそ国会議員であり、国民の負託にこたえることだ。

柳沢氏は、「子供2人が健全」などと不用意な発言している。

これから、安倍総理、厚生労働大臣との徹底した議論を通じて安倍内閣の資質をあぶりだすべきだ。



◆平成19年1月30日

厚生労働大臣発言

柳沢厚生労働大臣が、女性を「(子供を)産む機械」、「頭数は決まっている」などと発言した。様々なところで批判の声が上がっている。

少子化に取り組む厚生労働大臣だから、というより人として、やはり人を機械に例えるというのは不適切。人間、ああいうときに普段思っていることが出るもの。もともとそのような考えを持っていたということ。。感覚があまりにも古すぎる。

政治家の演説・講演などでは様々な比喩、たとえ話がつきものだが、今回の件は過激な比喩では済まされない。

◆平成19年1月26日

親のエゴ

文部科学省による初めての調査で、全国で給食費滞納が発生していることが判明。その数は、05年度の給食を実施している全国の国公私立の小中学校で、全児童生徒の約1%にあたる10万人近くにものぼり、滞納総額は22億円にもなる。

未払いといっても、家計の経済状況によって支払いが滞る場合は、やむを得えない。生活保護では給食費援助があり、こうした仕組みを知らせ、助言することが必要になってくる。

ただ、より問題なのは「払えない」ではなく、「払わない」親の存在。今回の調査によれば経済的理由による未納(33%)を大きく上回る60%が、「保護者としての責任感や規範意識」にあると、学校側では認識しているという。中にはブランド品や高級車を乗り回しながら給食費を払わない、支払いを督促すると「止めれるものならとめてみろ」と、「逆切れ」するなど、きわめて悪質なケースも報告されている。

少数の横暴により、罪の無い子供達の健康に影響が及ぶなどという事態を放置してはならず、社会的なモラルが決定的に欠如している親には、何らかの制裁を課さざるを得ない。

やはり、悪質な未納者には司法を介しての法的な手段に出ることも積極的に検討すべきだ。何よりも犠牲になっているのは、親のエゴの犠牲になっている子供達。わが子を犠牲にするような親を絶対に許してはならない。


◆平成19年1月25日

政治とカネ

今日から通常国会が始まった。今国会のひとつの焦点に、「政治とカネ」の問題がある。

不祥事を起こした本間政府税調会長、佐田行革担当大臣(いずれも当時)の問題の際、総理の任命責任はもとより、爾後の対処について、リーダーシップのなさが指摘された。

角田副議長の問題に関して、疑惑が払拭しきれないのであれば、同じことを言われる前に民主党はリーダーシップを発揮すべきだ。

今日、横光克彦氏が両院総会で発言してくださった。もし何も発言がなければ私も同趣旨のことを言うつもりだった。特に異論も無かったが、これは皆同じ思いだったからではないか。


◆平成19年1月23日

世界遺産

今日、文化庁から富士山が世界遺産の候補となるユネスコの「暫定リスト」に申請されることが決まった。

各国政府の申請通り申請が認められることから、ユネスコの暫定リスト入りはほぼ決まり。次のステップは世界遺産への正式登録となる。

様々な課題もあるが、富士山が日本が世界に誇る「遺産」であることは間違いない。もう一押しだ。

◆平成19年1月22日

そのまんま!


 昨日の宮崎県知事選挙で元タレントのそのまんま東氏が勝利した。官僚出身、政党・既存組織が推す二人を破っての勝因は談合による辞職、逮捕という一連のスキャンダルを、しがらみのない候補に断絶しリセットしてほしいという有権者の祈りにも似た願望にほかならない。

 民主党は県連レベルで川村秀三郎・前林野庁長官を支援したが民主支持層の半数が東氏支持と出口調査で出ていた。和歌山県知事選挙に続いて独自候補の擁立が出来なかったことは国会議員も県会議員もいない地域での力不足を認識するしかなく、その点は改めて考えを書かせて頂きたい。

 出馬表明時にはスポーツ新聞が宮崎市内で街角で100人ほどにインタビューし、80人が不支持であったと書いていた。すねに疵があり、決して「一流」タレントではない氏の出馬を、恐らく「身の程知らず」と思っていただろう。私もそんな感想であった。しかし早稲田で私が学生と話した際、「休み時間も本を読んでいるマジメなヒト」と評価は高かった。選挙中もその真摯な姿勢で、タレント候補にありがちなパフォーマンスをせず有権者の評価を変えていった運動にまじめさとセンスを感じた。著名候補の出馬につきもののマスコミの援護射撃もなく選挙中でこれだけ評価を変えていった例は初めてではないか。

 勝利の感慨よりも責任の重さをかみしめているという新知事は孤立無援だ。議会で支持を得ようとすれば選挙中の公約はトーンダウンし、有権者は失望する。公約のため猛進すれば「議会軽視」と常に憎悪と不信任の的とされる。新知事を応援した人も祭りの後の「観客民主主義」を楽しむのではなく、県政改革の知事与党の当事者として積極的に立ち上がらなければ新政権は短命に終わる。年1


◆平成19年1月19日

食の安全と企業倫理

 大手菓子メーカー「不二家」が消費期限の切れた原料を使用していた問題が拡大している。

 当初、この問題は、埼玉県新座市の工場で、昨年10月から12月にかけて、消費期限が切れた牛乳を使ってシュークリームを製造し、関東などに出荷していたことが判明。同社は事実を把握した後も、公表や回収の呼びかけをしなかったというものだった。

 ところが、次々と新事実やウソが判明。

 埼玉工場で新たにわかった消費期限切れ牛乳や卵を使った15件のうち「2件が上司の指示によるもの」と説明。さらに04年6月から06年10月にかけてプリンの消費期限を1日延ばして表示していたケースでは、工場長以下、関係者全員が、虚偽の期限表示を認識していたという。

 そして、極めつけは、95年に泉佐野工場で製造し販売した洋菓子で9人が食中毒を起こしたにもかかわらず、公表していなかったこと。その他、不当表示などは枚挙に暇がなく、不二家は度重なる記者会見でもいまだに「調査中」を繰り返している。

 埼玉工場事件で、いみじくも不二家側が述べた、「健康被害の苦情もなかったので公表しなかった」という発言が不二家の企業体質を端的に表している。

 伝統に裏打ちされた不二家の「誇り」は「驕り」に変わったとしか言いようがない。

◆平成19年1月17日

小沢代表の覚悟

 15、16の両日と日本青年館で党大会が開かれた。

 小沢代表が「政治生命を賭けて戦う。参院で過半数をとり、(与党圧倒的多数の衆院で通っても)国民の生活のためにならない法案は一本も通さない。報道されている(自身の)事務所費用問題は代表質問に立って、明確にする」と挨拶した。

 ここまで踏み込んだ発言に並々ならぬ決意を感じ取った参加者も多かったはずだ。民主党が参院選で敗北すれば、衆院で与党が3分の2を占める圧倒的議席差のもと「政権交代」の訴えにリアリティはなくなり、遠心力が働き始めるのではないか、と敗北の場合の党衰退の危機感は募る。そうなれば、日本では政権交代という民主制度が永遠に存在しなくなってしまう。

 カネの問題ではかつて中選挙区時代に一年間いくら費用がかかるかを自民党時代の鳩山氏らが公表し、けたちがいの金額に世間は度肝を抜いた。この際だから、報告書のあり方も含めて正すべきは疑念を持たれぬよう民主党が主導して改正をリードすべきだ。逃げるような姿勢が微塵もあってはならない。

 大会の質疑中、「CMが良くない」との指摘もあったが、自由党時代、ロボットと格闘したり、見えない手で張り倒されたり、小沢氏の登場したCMは印象に残るモノであった。正月のバラエティ番組の合間にオンエアされたCMはお茶の間ですんなり溶け込んで、どこかコミカルな小沢氏に好感を持った若年層や女性層の意見もある。いわば主観の問題だ。

 党の改善点、注文を私もあれこれ言うタイプだが、自民党の議員と飲んでる際に言われて得心した一言がある。「自民党にあって、民主党にないもの。それは人を立てる、カオを立てる文化」。

 決まった以上は受け入れる。従う。戦う相手は与党であるのだ。



◆平成19年1月15日

まだ続く『小泉劇場』

偶然、目にした情報番組で岐阜1区での聖子VSゆかり騒動。新年会の餅つきの様子を見ながら、「おふたりの関係」をパフォーマンス評論家や心理学系の評論家の方が論評してた。

はっきり言って、そんなことはどうでもいいのであって、本質的な問題は「郵政反対の野田聖子氏がなぜ賛成に転じたのか。復党に至った考え」であって、二人の力関係など、タレントの相関図同様になんの社会性もないのである。

こうした「オンナの火花」的報道に矮小化されると、またも風化されてしまうのか・・。

◆平成19年1月12日

長嶋ロード

かつて長嶋茂雄氏が現役時代に自主トレをした大仁町。

現在は伊豆の国市大仁となったが、地元の街づくり有志グループ「かのがわ会」の皆さんの「長嶋氏の名前を冠にして駅前商店街やトレーニングに励んだゆかりの場を歴史的遺産として顕彰し、活性化につなげたい」との願いが叶いつつある。

「長嶋茂雄」の名前は商標登録されており報知関係者に間に入ってもらっていた長嶋氏からの内諾を得たとの吉報がもたらされた。地元ではNPO法人を立ち上げて企画・運営をする計画を早速具体化させるとのこと。

長嶋氏の名を冠したこうした取り組みは初めてとのこと。
 
伝説の「大仁ごもり」は語り継がれ、清原、松坂ら今のプロ野球選手達が自主トレに足を運んでいる。観光地だけでなくプロアスリートのトレーニングのメッカとしてもぜひ売り出して行きたい。


◆平成19年1月11日

身近な犯行

東京で、猟奇的な殺人事件が2件続いたが、犯人はいずれも家族だった。

妹を殺した兄、夫を殺した妻・・・しかも、二つの事件とも経済的には恵まれた状況だったという。

経済的に恵まれていたことが、かえって地域社会から家庭を孤立させたのだろうか。それとも都心では地域社会そのものが力を失っているのか。

ひとついえるのは、児童虐待にも共通するが、「家庭」という綴じられた空間は、いくらか地域社会が力になったとしても、いったん暴力を秘めればきわめて危険な場となるということ。

考えさせられる。

◆平成19年1月9日

新しい年を迎え

明けましておめでとうございます。

今年は、春には統一地方選、7月には参議院選挙が控える重要な一年です。

そして、25日からは通常国会が目前に迫りました。150日間の会期を終えるころには、政権交代へ向けた最大の政治決戦である参議院選挙を迎えます。

今国会では引き続き、拉致問題特別委員会の筆頭理事と内閣委員会の委員を務めます。

党務とともに全力を尽くします。今年も宜しくお願いいたします。


◆平成18年12月27日

年の瀬

年の瀬も押し詰まりました。

 今年も激動の一年でありましたが、来年はいよいよ政治決戦の年、乾坤一擲の勝負をしなければ民主党は永久野党になってしまう危機感でいっぱいです。使命感を胸に頑張る覚悟で新年を迎えたいと存じます。

 新しい年の皆様方のごご発展、ご健勝を心からお祈り申し上げます。

◆平成18年12月22日

独裁者の急死

北朝鮮と並んで独裁政治がつづく中央アジアのトルクメニスタンで、旧ソ連からの独立以来、独裁体制を敷いてきたニヤゾフ大統領が急死した。

 同国は豊富な地下資源で民生は安定しているものの、大統領の個人崇拝を奨励し、報道はきわめて制限されている。

 独裁者なきあと、どのような国になるのか、北朝鮮の行く末を占う意味でも注目したい。

◆平成18年12月20日

夕張へ

来週25日、党の派遣で鳩山幹事長らと夕張市に視察へいくことに。

夕張は財政再建団体に転落し、市議会は定数を半分に、首長の給与は7割カット。しかしもっと問題なのは、相次ぐ公共料金の値上げと、行政サービスのカットで市民の負担は極めて重い。

現状をしっかり見て、市民の声に耳を傾けてきたい。

国会は閉会しだが、やるべきことは山積している。


◆平成18年12月19日

カミナリ親父か、親バカか

石原慎太郎都知事写真 石原 宏高

石原慎太郎・東京都知事が4男の公費や3男への水谷建設からの献金が取りざたされている。

石原都知事誕生からその言動には関心を持ってきたが、なんとも今回の知事の釈明は腑に落ちない。余人を持って替えがたい芸術家なのかどうかは、私にはわからず、水谷建設の資金提供の事実関係についてもマスコミ報道以上のものはないが、致命的なのは石原氏の「日本のカミナリ親父」的イメージがガラガラと崩れてしまったことだ。「自分の息子を公の場でずいぶん高く評価するなあ。それでいて、なんだかずいぶん歯切れ悪いな・・」との印象を持ったのは私だけであるまい。

本来なら「たとえどんな人物でも、身内を公費で出張させればあらぬことを言われる。それは俺のプライドが許さん」ぐらいのことを言うもんだと皆、期待してただろう。真相解明に取り組みたい。

◆平成18年12月15日

脱北者、語る

昨日、都内で脱北者と2時間ほど意見交換。北朝鮮人権週間でNGOや様々な脱北者が参加してさまざまな催しが開かれているが、こうした活動とはまったく違う人。以下に抜粋します。

いわく「ことし北朝鮮から逃げてきた。昨年はほとんど配給が無かった。金正日の誕生日の2回と他に5回。北朝鮮の軍部は戦争になっても耐えられるように3年分の備蓄がある。しかし国民にはほとんど行き渡っておらず、一カ月間、平壌に全く食料がなくなれば金正日は持たない。食料支援を止めるのなら長期的にストップしないと意味がない」

@「北朝鮮には金鉱山があり、一日24キロの金を生産し、それが金正日の元へ。食糧支援するなら、このゴールドで支払わせなければ駄目だ」

@「軍にもいたが、特殊な部隊の人間の話として、東京や原子力発電所のある地域など日本の10カ所に照準を定めて、ミサイルを配備している。在日同胞のことなどお構いなしで、金正日は自分が存在しないなら国家など無くなっても良いと思っている」

@「中国との国境に近いところでは携帯電話が普及していたが取り上げられ、いま持っているのは労働党幹部だけ。日本や韓国などの情報はまず、入ってこない」

@「60年代の帰還事業で北に戻った人間は到着して、地上の楽園でないことを知り、騙されたことを知った。行き先も職業も自由に選ぶことができず、入った家で米びつにわずかな米だけが配給され、一日分かと思ったら一カ月分だった。かつて日本人妻が一時的に日本訪問団として訪れたが、身なりがまともで、北朝鮮に忠誠を尽くす人達のみ選抜され、1カ月間にわたってさらに洗脳された」

@「とにかく北朝鮮に資金も食糧も送ってはいけない。独裁の道具になるだけで国民には恩恵がない」


◆平成18年12月14日

世論操作

 タウンミーティングでのやらせ質問問題について内閣府の調査チームの報告書が公表される。

 結果は惨憺たるもので、政府による質問や発言の依頼は174回の6割を超える115回。このうち質問内容を指示していた「やらせ質問」は15回、一般の質問者を装って質問させたケースも29回。質問者に対しての謝礼金(5000円)の支払いは25回、65人に対して。また、国が開催地の自治体などに参加者の動員を依頼していたケースは71回に達した。

 当時官房長官だった総理は自らの責任を認め、給与の三か月分を国庫へ返納。官房長官、文科大臣など次々と続いた。だが、とてもそれでは済まない。

 タウンミーティングを関係者の動員で満員にし、賛同する質問をやらせでさせ、報酬を支払う。こうした「国民との対話」をメディアに取り上げさせ、さらに世論を形成する。

 そうやって「改革」を演出・誘導して、国民を欺いた罪は重い。


◆平成18年12月13日

拉致シンポジウム


北朝鮮による人権侵害啓発週間の一環として、国会に程近い平河町の都市センターホテルで行われた「北朝鮮による国際的拉致の実態と解決策」をテーマにした国際会議に出席した。

 新しい事実として韓国で救う会との会見に応じた元韓国人女優で拉致被害者・崔銀姫は、「70年代後半にピョンヤンで騙されて連れてこられたフランス人女性がいるという話を聞いた。法律を専攻する大学教授で、東洋の富豪の御曹司と称する人間と結婚するから、と北朝鮮にともに来たところ、その男は姿を消してしまい女性は監禁された。また監視の目を逃れて、ひそかに会っていたマカオ人女性がピョンヤンのインドネシア大使館に飛び込んで助けを求めたが「国際関係があるので助けることは難しい」と断られてまた北朝鮮に引き渡され、食事で拷問をされたことを語った。この証言は新事実で、フランス当局やインドネシア政府への事実確認が急がれるが、新たな証言によって諸外国での拉致事件が発覚すれば、北朝鮮包囲網はますます大きくなる。

 拉致事件解決のため、世界各国で行われた北朝鮮の悪行の事実を積み上げていくために私も汗をかきたい。


◆平成18年12月12日

人権週間

10日から16日までの一週間は、北朝鮮人権法制定に伴い、今年から「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」とされた。各地で様々なイベントがNGOを中心に企画され、政府もいくつかの企画をうつ。

 今日は「北朝鮮人権大使サミット」が都内で開催され、国内外から多くの関係者が一堂に会した。明日も家族会・救う会・拉致議連による集会などが予定されている。

 様々なイベントやその報道によって拉致問題に対する国民の関心はさらに高まるだろう。日本国民一丸となっていることを北朝鮮に示し、大きな圧力としたい。


◆平成18年12月4日

問題教師

東京都下の小学校教諭が自身のホームページに交通事故で死亡した子供の顔写真などを無断転載し、さらに揶揄するようなコメントをつけて載せていた事実が発覚し、遺族に告発された。

 当の教諭はきょう夕方のテレビのインタビューで「教員として自分が不適格な性質であること」を否定していなかった。すでに6月に愛知県警の捜索を受け、8月に事情聴取を受けていたが、市教委は「日常の勤務態度や指導に特段の問題は見られない」として11月末まで勤務を続けていた。

 幼女や死体に興味を持つ異常な性的嗜好は理解できず、その写真を集めて他人の目にさらす事など、断じて人間として許してはならないことで、ましてや教師の資格などない。こういう嗜好の人間が教壇に立ち、その教師を信じて教わった子供達や父兄のショックの大きさは余りある。子供を性の対象とする性癖を持つものや、「いのち」をもてあそぶような常識や倫理観に欠けた人間は教育者であってはならず、教育現場から排除しなければならない。これから子供の人間形成や情操発育に悪影響を与える教師をどうするか学校現場と教育委員会のみならず政治の責任であり、新規採用の方法も徹底して自治体で検討しなければならない。

 先週には地元で中学校の常勤講師が元教え子を含む少女に淫行したとして有罪判決を受けた。いじめや不登校など様々な「こどもの問題」に取り組みながら、「教員」のことにも取り組まなければならない。ごく少数の異常者、ふとどき者によって“教師不信”が高まらぬよう、自らの誇りのためにも大方の真面目な教諭からも声をあげてもらいたい。

 われわれ大人は子供達にとって「信じられる大人」でなければならないはずだ。


◆平成18年11月30日

早大でミニ講演

 昨日の夜、早稲田のサークル「政友会」の招きで、ジャーナリストを目指す若い学生に講演をさせていただいた。

 早大では2度目。私のような1浪2留、優10個で卒業した劣等生が母校で学生に話すことなどおこがましいことだが、ヒトの話を聞かぬ人間の多い永田町から外に出て真剣に聞いてくれる大学生のまなざしが新鮮でまぶしかった。

 わずかな記者経験しかない私だが、記者になった動機や地方支局での仕事内容、昨年の小泉劇場の総括など1時間。さらに質疑応答での、卒論でナチスドイツのプロパガンダをテーマにしている、という女子から「大衆が騙されないようにするための考えは」、の問いには正直、困った。わたしが小泉政治後、もっともジレンマを感じている点だからだ。

 幹事長室では来るべき今後の選挙と党のイメージアップのために頻繁に意見を出し合っている。我々が本質を伝えたくとも、膨大な量をワンフレーズにしてしまっては本質が伝わらず、「どう見せるか」ばかりに腐心をしてしまっていいのか、と悩んでいるからだ。

 ともあれ永田町界隈で政治家、役人、マスコミ関係者としか顔を合わさないなかで、いい意味で緊張した時間であった。


◆平成18年11月28日

復党問題再論

 昨日、「郵政造反組」12人が揃って自民党復党願いを提出し、平沼氏を除く全員が党紀委員会で復党了承されるということだ。

 以前にも書いたが、昨年の選挙で公認されず、事実上、追い出された「反改革派」と擁立された「改革派」が郵政民営化の是非、新旧自民党のそれぞれシンボルとして民意の洗礼を受けた。

 ところが「一法案に過ぎない」「情」を理由とした、この決着では一年三カ月前の民意を無視し、「自民党の論理」で解決した。あの選挙の意味とその結果は一体なんだったのだろうか。小泉前総理が「郵政民営化が改革の本丸。殺されてもいい」と解散を断行したときの会見は30パーセントを超える異例の視聴率を記録し、その狂気に近い「本気さ」に国民は加勢した。その小泉前総理も今回の復党劇には関心を示さず、と見える。

 自民党は「抵抗勢力」「反改革派」を戻すことを、また復党願い組は、何が理由で郵政法案に反対し、今回翻意したのかを論理的に説明せねばならないし、あの選挙の意味を「結果として民意を裏切った」と総括せざるをえないはずだ。

 「情」が政治の世界や大人の社会に必要なことは充分分かるが、今回は「情」で流すわけにいかない。「しょせん政治家や政党なんてそんなもの」と大きな政治不信を植え付けた取り返しのつかない愚挙を我々は決して風化させない。


◆平成18年11月24日

長崎裏金問題

 今日、長崎の裏金問題で、第三者機関の調査内容が明らかに。

 「預け」と呼ばれた裏金が99年から現在までに59の部署で存在。県庁本庁の課長補佐による公金着服や物品購入などで約3億円が使われたという。

 驚くことに、2000年に知事が裏金全廃を宣言したあとも毎年裏金を捻出。現在でも3650万の裏金が残っているという。

 岐阜や長崎で今も残る「裏金」。県民の納税意欲に間違いなくマイナスの影響を与える。来週火曜の衆議院本会議では道州制特区法案が与党の賛成多数で可決、参議院に送られる見通し。この法案ははっきり言って「道州制」とは名ばかりの、単なる北海道への権限移譲法にすぎない。

 しかし、地方分権を進めていくことは本当に重要であり、我々は大幅な権限と財源の移譲を「分権ビジョン(中間報告)」として既に示している。

 とはいえ、まずは現在の自治体が住民の信頼を得ることが大前提であり、上のような状況では地方自治の信頼を取り戻す道はまだまだ遠いといわざるを得ない。


◆平成18年11月22日

参議院教育特始まる

 国会が正常化し、参議院で教育特の審議が始まる。さっそくやらせ質問問題や未履修問題、いじめ問題など活発な議論が交わされている模様。

 参議院の与野党間では「強行採決しない」という合意が出来ているそうだが、十分な審議時間を確保し、民主党案(日本国教育基本法案)が如何に優れているか、大いにアピールして欲しいし、政府案と平行審議すれば優劣はおのずと浮き彫りになるだろう。参議院の仲間達の奮闘を願ってやまない。


◆平成18年11月20日

知事選敗北

 沖縄県知事選挙で民主党が推薦した糸数候補が約4万票差で敗北、しかし福岡市長選挙では2万票差で推薦した新人候補が勝利。福島県知事選挙で一週間前に圧勝し、これで補選後の地方選は2勝1敗。この複雑な結果を見て、有権者の投票行動をどう見たらいいのだろう。

 沖縄知事選では自公候補が普天間代替基地案に全面賛成ではないという立場を打ち出して基地問題を争点からぼかし、失業率の高い沖縄の現実を見据えた雇用と経済活性化策に切り替えたことによって沖縄県民は「直面する現実」の回復策を優先的に選んだのだろうか。

 中央では、沖縄知事選を自公対野党連合という国会での対立の構図そのものと位置づけたが、平和にもっとも敏感な沖縄で、北朝鮮の核実験、自民党幹部の核保有発言やアメリカ中間選挙での共和党敗北、防衛庁昇格という国際情勢や国会審議は沖縄県民の投票行動にどう影響したのか、しなかったのか。

 私はかつて党の沖縄ビジョンプロジェクトチームの責任者の一人であり、我々の考える沖縄と現実に生活している県民とに現状認識の違いがあるとは思えないが、今度の選挙の敗因を分析したい。



◆平成18年11月17日

復党問題

 自民党執行部は、郵政民営化法案に反対して自民党を離党した衆院議員らの復党問題で、19日の沖縄県知事選の終了直後から復党に向けた手続きに着手する方針を固めたようだ。

 今回復党の対象となったのは、昨年の総選挙後に行われた特別国会で郵政民営化法案に賛成し、首相指名で安倍首相に投票した無所属議員11人と、郵政民営化には反対しているものの、造反組みの窓口となって交渉に当たっている平沼元経産大臣。

 今回造反組を復党させる自民党の狙いは、「選挙に強い」造反組を引き入れる、参院選挙対策に他ならない。

 与党内では、いわゆる「小泉チルドレン」ら43人が復党反対の署名を自民党幹事長に渡したこともあり、自民党内の「お家騒動」との報道が多い。だがこれは、民主政治の信頼性にかかわる問題だ。

 昨年の総選挙ではメディアが面白おかしく「刺客騒動」と煽り立た影響もあり、小泉自民党は総選挙において空前の大勝をおさめた。最大の争点は言うまでもなく郵政民営化の是非。刺客候補はその象徴であり、「造反組対刺客候補」に有権者は注目し、熱狂した。

 ところが、「選挙が終わっても復党はさせない」といっていた総裁・幹事長がかわった途端に造反組の「復党」となれば、結果的に当該選挙区では「自民党」議員が二人生まれることになり、国民が感じた総選挙の選択がまったくの無に帰すことになる。

 さらに、「たった一法案に過ぎない」と、参議院選挙目当てで復党させることは、金権政治・派閥政治から小選挙区制導入などを経て政策中心・政党中心政治を目指した日本政治の「改革の歴史」をも否定するもの。そして、金権政治からの脱却、政党中心政治を国民に誓って導入された税金による政党交付金制度の正当性にすら傷つきかねない。

 昨年の総選挙に要した費用は実に約80億円。これだけの税金を投じた「国民の選択」を踏みにじる自民党の復党問題は、けっして見過ごすことのできない問題だ。選挙後に復党させるのであれば、ディアを利用し、国民をとんだ茶番に巻き込んだ。

政治を国民の手に取り戻すためにはもはや政権交代しかない。

◆平成18年11月15日

教育基本法

 今日の夕方、特別委員会で教育基本法が与党の単独採決によって強硬に委員会採決された。

 タウンミーティングでの”やらせ質問”問題が急浮上し、さらには質問者には04年度までに5000円の「謝礼」が支払われていた事も政府は認めており、これ以上、審議中に追及されればまだまだ多くの事実が出て、法案成立どころではない、という焦りがあったのだろう。暴挙に対し、強く憤りを感じる。

 民主党提出の教育基本法は「日本を愛する心の涵養」を明記し、自民党内や保守派の論客からも支持され、賞賛する声が多かった案だけに衆院委員会で葬り去られるとしたらあまりにももったいない。

 また民主党案では与党案にはない「宗教的感性の涵養」が明記されており、中高生の相次ぐ自殺、学校現場の最高責任者までもが自殺するという異常な今だからこそ、「命とは何か」「「人はなぜ生まれて来たのか」「自らの命を絶つということが如何に罪深いことか」を教育の中で、教え授けていく絶好の法案である。

 与野党衝突がニュースになる中で、両党の政策の優劣についての本質論がかき消されてしまいえ口惜しいことこの上ない。明日以降のことはわからぬが、民主党案のよさを際立たせるためには参議院の審議に頑張ってもらうしかない。


◆平成18年11月14日

福島県知事選勝利



 12日の福島県知事選挙で佐藤雄平・前参議院議員が自公候補に約10万票の差をつけて新知事に選ばれた。

 候補者選びに迷走したものの相乗りの選択肢を捨てて闘った結果であり、雄平知事には政官癒着によって不信の高まった県政をぜひとも刷新して頂きたい。

 この勝利で神奈川と大阪で敗北した衆院補欠選挙でのダメージが薄れ、反転攻勢として党内にも活力がみなぎってきた。国政選挙ではなくとも与党との対決を制して、やはり選挙に勝つことの政治的影響は大きい。

 ただこれで自民・公明は19日の沖縄知事選挙に向けて危機感を全面に必死で議席奪取に向かってくる厳しい戦いだ。福島県と一週間違いの投票日が吉と出るのか凶と出るのか。


◆平成18年11月8日

中間選挙

 中間選挙の投開票で、下院では民主党が12年ぶりに多数を奪回。1/3が改選される上院でも圧勝し、上院全体で多数を奪回できるかどうか、大接戦となっている。

 イラク政策について、米国民の民意が端的に示された。ただ今後、民主党が力を持った米政界にあっては北朝鮮政策についてはこれまでの方針が後退することがないよう望みたい。

◆平成18年11月6日

祝!黒田残留


 まったく政治と関係のない話です。

 広島のエース黒田がFA宣言せずにカープに残留することを今日、発表しました。広島ファンには胸をなでおろす朗報でした。川口、江藤、金本と投打の柱が去り、シーツ、ラロッカという格安外国人スラッガーも何故か他球団に手放してしまい年々弱体化するカープですので、これでさらに黒田までいなくなってしまったら、来年の開幕投手は見当もつかず、開幕を待たずして最下位決定かと内心半べそをかいておりました。

 黒田投手はファンの残留を願う署名旗を持って記者会見に現れ「カープやカープファンに向かって投げる自分は想像できなかった」と言い切り、私はこのニュースに黒田投手の男気を感じ、感激しました。てっきり宣言して阪神入りするのかと思いきや、大リーグは別にして日本では他チームのユニホームを着ないと宣言しました。

 FA制度が導入されてから各チームの4番がジャイアンツに高額契約金で入団し、結局カネかよ、と思われる昨今、裕福でないローカル球団のエースが「このファンと一緒に闘いたい」と決断した思いに応えてぜひチームは、充分な補強をして優勝するため、万年Bクラスの弱虫根性を返上して勝ちに行ってほしいと思います。

 前にも書きましたが、広島カープは原爆で焦土と化した街に希望をという思いで誕生した球団で、経営難を市民のタル募金で凌いだこともあり、企業の広告塔とは違った存在意義があります。その広島が金満野球の荒波の中で生きていけるのか判りませんが、ひとすじの光を感じたグッドニュースでした。


◆平成18年11月2日

地方分権

 

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 地方分権改革推進法の本会議趣旨説明があった本日の夕刻、談合事件で揺れていた和歌山県で木村知事が辞意を表明の一報。

 ネクスト総務大臣だった今年はじめ、民主党本部で会談し、分権推進や国の出先機関である地方支分部局と県行政の“二重行政”を関西弁丸出しでまくし立てる型破りでユニークな知事であったが、談合への自身の関与も報じられており、辞めざるを得なくなったのだろうか。

 これで福島県知事に次いでの辞職であり、岐阜県のウラガネに続けて、長崎県でもウラガネ、奈良市では長期病欠・満額給与と地方のスキャンダルが後を絶たない。地方分権こそ構造改革と主張してきたが、地方自治体がまともな受け皿として存在していることが大前提だ。

 この際、ぜひ膿みを出し切って、情報公開を徹底し、住民の信頼に応える自治体を作っていかねばならない。難航が予想される。



◆平成18年11月1日

六カ国協議復帰

 10月9日の核実験以来、国際批判を浴びて北が6カ国協議に復帰するとの報道。その過程は今後、明らかになると思うが、「核保有国」としての北朝鮮の復帰は考えられず難航が予想される。なぜなら北は核を手放せば、世界に物乞いをしなければならない非民主的な貧乏国に過ぎなくなる。


 アメリカの金融制裁、中国のエネルギー支援削減、日本の制裁措置による兵糧攻めがかなりの影響を与え、今夏の水害とあいまって北朝鮮国内がかなり疲弊して大飢饉発生も指摘されている。国内には沈黙してきた国民や国家保衛員や警察官にも金正日体制への懐疑が高まっている。

 北朝鮮の「軟化」による6カ国協議は体制保証を前提に条件闘争で制裁緩和を勝ち取るための北朝鮮の交渉戦術であり、国際社会の常識が通用しない国だけに騙されないように「軍事優先国家の解体」「民主化」を大前提にした徹底した圧力が背景の「対話」でなければならない。

 内外の専門家、北朝鮮ウオッチャーと朝鮮半島問題について意見交換してきたが、核関連施設、「スーパーノート」と呼ばれる偽札づくりと中東への武器輸出など全面的な放棄と国内査察の受け入れがなければ米中の厳しい姿勢は変わらないだろう。
 
 また核問題だけが議題になり拉致問題が追いやられることがないよう我が国は主張し続け、国家騒乱や金正日体制崩壊のXデーも念頭に日本人が居住させられている可能性のある招待所の位置など救出に必要な情報を平壌に大使館を持つ国交のある西欧の国々と連携をしておかねばならない。


◆平成18年10月31日

補選の評価

 神奈川、大阪での補選について。2敗したこともあり、あまり知られていないが、両選挙区とも得票率はこれまでの闘いよりも上がっている。

 大阪9区で前回の総選挙では39.7%の得票率だったのが、今回は41.7%へ。神奈川16区にいたっては、32.7%から過去最高の40.3%へ。それぞれ自民党現職議員の死去に伴う「弔い合戦」ということと、投票率が下がっていることを考えれば善戦というべきかも知れない。もちろん課題を分析し、反省することも大切だが、評価すべき点は評価し次戦の糧とすべきだ。

 これまで「風に 頼らない選挙」を目指し、特に小沢体制になってからは地道な選挙戦を徹底したが、その効果は現れている。マスコミ等で『小沢流限界」などと揶揄されたが、議員も秘書も党職員も全員参加でノルマを課せられて取り組んだのでこの結果が出せた。

 私は神奈川16区で推薦団体の名簿を渡されて小田急相模原駅周辺の住宅地図4ページ分を4時間かけて歩き、大阪9区では阪急総持寺駅で3時間の夜立ちを経験した。とかく”ドライで個人商店的”な民主党がアナログな戦術で選挙戦に取り組んだことで党全体の一体感やモチベーションの醸成に繋がったと思う。一過性のものとせず同志的結合をもってこれからも地道に支持を訴えていくしかない。


◆平成18年10月30日

過剰病欠問題

 先週、奈良市環境清美部に勤める40代男性職員が、休職制度などを繰り返し利用して2001年からの5年9カ月余りで8日しか出勤しないにもかかわらず、給与が支給されていたことがあきらかに。しかも、この職員は、病欠期間中にもかかわらず高級乗用車で勤務先の市役所に来ていた。

 ここへ来てこの職員はようやく懲戒解雇になり、市では、不正に支払われた給与の返還を求め、民事訴訟を起こす方針というが遅きに失した。この間に勤務もしないのに失われた市民の税金は、2000万に上るという。

 京都市などでも類似の事例が報告されている。全国規模での徹底した調査が必要だし、奈良市の当該職員が役員を務めていた組織は自らすすんで説明責任を果たすべきだ。

◆平成18年10月25日

北朝鮮経済

 昨日、党内の勉強会で北朝鮮経済の情況について専門家からヒアリング。

 それによると北の経済は、民生部門は破綻状態(例えば国内での操業率はわずか20%)で、停電も常態化し、猛烈なインフレが進行しているとのこと。

 さらに貿易では、表の貿易も裏の貿易も年々対中依存度を高めている。特に食料、エネルギー、投資の全てにおいて中国の全面的に依存している。その意味で今般の中国の締め付けは、影響が大きく、かなり効いているという。

 今回の話を聞き、あらゆる事態に備える必要を改めて実感した。

◆平成18年10月20日

ワセダで模擬記者会見

花田教授と


 早稲田大学の花田達朗教授からの依頼で、母校早稲田大学のジャーナリスト演習(日経新聞寄附講座)にゲストとした出席した。

 記者志望の学生を前に民主党の定例記者会見を模して「ひき逃げ厳罰化法案と所属議員の飲酒運転時の即時議員辞職」を発表、記者に扮した学生の質問を受けた。全学部全学年から選抜された記者を志望する学生達はみな真剣で、こちらも緊張したが、日頃は補選と北朝鮮問題に没頭しているだけに学生と共有できた時間は非常に新鮮であった。

 私の経験から、新聞社に入っても記者としての研修はなく、支局配属後ただちに地検や地裁を担当させられ、取材手法も専門用語も何もわからず本当に参ったことがある。

 小泉政権以降、政権側のメディア戦略が“功を奏して”政治の本質論が後回しとなっている。安倍政権となってもメディア担当補佐官の誕生など、政府のメディアコントロールの懸念はますます大きくなる。ジャーナリスト養成は急務でありながら、なぜか日本では本格的な学問として教えている場がほとんどない。若い学生達が感性を磨き、良質なジャーナリストとして世に出ることを心から切望する。



◆平成18年10月18日

教師によるいじめ

 今あってはならないことがおきた。福岡県の中学生男子が自殺した問題で、あろうことか教師が日常的に生徒に対して暴言を吐き、いじめを率先していたことが明らかになった。

 日常の調査ではこの学校でのいじめは「なし」。報告する教員がいじめをしていれば、いくら調査をしても無駄だ。あろうことか、「からかいやすかった」などとは開いた口がふさがらない。ベテランの部類に入る教師だが、これまで何をしていたのであろうか。

 教室でいじめられ、本来は相談に乗り、生徒を救うべく教師にまで「からか」われていたのなら、一体被害者少年の気持ちはどんなだっただろうか。察するに余りある。

 全国から相次ぐ抗議に、この教員は「体調不良」に陥ったという。加害者は「体調不良」で済まされるが、失った命は取り返しがつかない。

 私たちは、こうした不良教員、不適格教員は厳しく処分すべきだと考える分限処分や懲戒処分などで、責任を取らせるべきだ。


◆平成18年10月17日

北朝鮮のこれから

 2度目の核実験か、と今日も朝から報じられ、政府の対応もあわただしい。北朝鮮国連大使が安保理決議の際に「物理的対抗」に言及しており想定されていたことだが、今回も失敗に終わる可能性も高い。

 北朝鮮は核爆弾製造のため、83年から94年に70回、高性能爆弾の爆破実験をやり、97年から02年まで起爆装置実験も70回行ったとされている。今回、核実験を行ったとされる威鏡北道吉州(キルジュ)では90年代後半から坑道掘削が行われており、満を持しての実験だった。04年の4月と6月に米ロ情報筋から北朝鮮が地下核実験を行うのでは、の情報が流された。この翌年の2月に「核保有宣言」をし、6カ国協議を「核軍縮会議」として見返りを求めたかった北朝鮮だったが米国の支援、体制保証が得られず、その後金融制裁がギリギリと効いて今回の蛮行。だが、実験はTNT火薬1キロトン以下で失敗した。現に直後の北朝鮮国内で成功を祝う大袈裟なプロパガンダがなかった。

 この理由は金融制裁によっての「決定的な技術不足」が考えられ、3カ月前のミサイル発射も失敗であり、これも資金不足による技術、部品の致命的欠陥があったとするのが当然である。果たして今回2度目の実験が出来るのだろうか。もちろん失敗であっても小規模であっても国際社会への挑戦に対峙するため、いささかのぶれもない。

 昨日から北との国境にある丹東市では中国銀行丹東支店は北への送金を停止し、今日17日から中朝輸送車両の検査を始めたらしい。一本道の陸橋しかない国境で、車両検査をするだけでも北への物資は滞る。中国が本気なのかポーズなのかまだ判らぬが、北はますます追い詰められている。

 中国も韓国も戦火をまみえることは望んでおらず、13日に中国を訪問し胡錦涛と会ったノムヒョンは意見の一致を見たが、「飢えて死ぬか戦争で死ぬか。金正日は追い詰められて白旗上げる人間ではない」〜北朝鮮に何度も訪問した韓国ジャーナリストはこういった。あらゆる事態に備える必要がある。


◆平成18年10月13日

実感なき好景気

 12日、月例経済報告が発表されました。現在の景気回復の判断が維持され、景気回復の期間は戦後最長の「いざなぎ景気」(57ヶ月間)にならびました。

 ところが消費者・家計の実感として、「景気回復」感は「戦後最長」というほど広がっているのでしょうか。このほど、この点についていくつかの興味深い指標が発表されました。

 ひとつは、家計の貯蓄について。今年の家計の平均貯蓄額は1073万円となり、昨年よりも1.1%減少することが明らかになりました。一方、100万ドル(約1億2千万円)超の貯蓄を持つ層は4.7%も増加したことも判明。「景気回復」の恩恵は一部の富裕層に集中し、家計全体へは波及していないことが見て取れます。

 さらに、厚生労働省の調査によれば、昨年度の生活保護世帯数は13年連続で増加し、初めて100万世帯を突破(約104万世帯)。過去最高を記録しました。保護世帯は平成5年度以降、13年連続で増加しており、昭和26年度の調査開始以来、初めて100万世帯を突破しました。

 昨年9月に新たに保護対象となった1万5662世帯の理由をみると「傷病による」ものが最も多く42.8%ですが、次いで「働きによる収入の減少・喪失」が19.5%、「貯金等の減少・喪失」が14.8%などとなっており、格差の拡大が透けて見えてきます。

 今回の「景気回復」により、恩恵を受けた富裕層と、依然として厳しい生活を強いられている層があることが明確になりました。家計は引き続き厳しいのです。このことは、この48ヶ月間で、企業の収益は伸びたものの、家計の所得は横ばいにとどまっていることからも明らかです。

 安倍政権は教育基本法、憲法改正、と生活に直結しない課題にばかり国民の目を向けようとしています。他方で、国民は社会保障制度、経済政策、地域活性化と生活の改善を求める声が強くなっています。 

 「政治は生活である」をモットーにこれらの声を受けとめ、ごまかしの姿勢に終始する政府に対して論戦を挑み、しっかりと国民の声を届けていきます。

◆平成18年10月10日

地下核実験

 10月9日、北朝鮮は地下核実験を成功させたと公式に表明しました。北は核実験実施宣言をすでに表明し、予想されていたとはいえギリギリまでの中国やロシアの度重なる説得を無視し強行しました。北朝鮮はテポドン発射に続けて瀬戸際外交最後のカードを切ってしまい、これで北朝鮮が国際社会に復帰する可能性はなくなりました。

 その理由は1)「対テロ戦争断行」を標榜するアメリカにとって核兵器をテロ国家に拡散する北を許さない2)「北の兄貴分」を自認していた中国の面子を完全につぶした金正日を見限る3)度重ねて人道支援と称して延命させてきた韓国・ノムヒョン政権も国内世論の反発が強まり北への支援ができなくなった・・と考えらえます。

 今後、国連安保理での批難決議が採択されれば更なる経済制裁や準軍事的行動である臨検(海上での物資検査)が行われる可能性があり、この結果、この夏の水害で疲弊した食糧事情の中、中韓両国からの物資に国運を委ねてきた北は94年以来のピンチに陥ります。後見人の中国ですら「何をしでかすか理解不能の金正日でなくとも、親中国の政権であれば誰でもよい」と考えており、北の体制崩壊を画策する可能性があります。米国が軍事行動を取れば200万人といわれる北の軍隊が38度線を突破して韓国にテロ攻撃を仕掛ける可能性がありますが、それよりは中国が金正日暗殺や亡命を画策するほうが物理的被害は小さくすみます。

 わが国は北朝鮮崩壊を想定し、その際には拉致された同胞を救出するため北に大使館を持つ英国のMI6やドイツのGSG9など情報機関・特殊部隊と今から連携を密にしなければなりません。北の崩壊に伴って多くの脱北者が中国国境に大量流出した際には当面、モンゴルに緊急キャンプを作るなどのシミュレーションも急務です。

 北の独裁政権崩壊は決して遠い物語ではなくなり、現実味を帯びてきました。北が核保有国として国際社会から怖がられ、様々な北朝鮮支援を申し出るだろうと思った愚挙は、日中、日韓があらゆる懸案を後回しにしてでも結束する皮肉な結果となりました。しばらく朝鮮半島から目が離せません。


◆平成18年10月6日

朝鮮半島について


 昨日、日比谷の東商ホールで行われた横田めぐみさん拉致のドキュメンタリー映画「アブダクション」を見た後、朝鮮半島情勢の専門家を訪ね、2時間近く意見交換。以下、その要約。

 北朝鮮の核実験の可能性について専門家は「アメリカが中止を条件に交渉に応じればテロ拡散国家に屈したことになる。テポドン発射の際も北はアメリカの反応を待ったが、動きはなく、発射に踏み切った。今回もアメリカは譲歩しないだろう。ここで中国がどう出るかだが、中国もアメリカがポスト金正日政権が親中国家として存続することを認めるかどうかの駆け引きが続いている」。

 「韓国はミサイルを飛ばし、核実験を宣言している北朝鮮に「水害の人道支援」としてセメント、鉄筋も援助している。ノムヒョン政権は在韓米軍司令部の解体、韓国陸軍の縮小も謳い、金正日が韓国指導者であっても、ここまでは出来ないだろう、ということをやっている。そのノムヒョン大統領が核実験中止のため北朝鮮との直接交渉に乗り出したら事実上の「南北連邦制」を言いかねない。いま危機感を持った韓国内の保守派が、国家の存続を危うくしているとして署名を集め大統領弾劾の運動をしており、親ノムヒョンのデモが2万人足らずなのに、30万人の保守派が集会を開いても日本のメディアは報じない。こうした保守層の分断を図るためこれからも「反日」の仕掛けを繰り出してくる」。

 「ある精神科医はノムヒョンをその場その場で相手に都合のいいことを言う「境界線人格症」と指摘しており、訪韓する安倍総理との対談に期待出来ない」

 安倍訪中のテーマは当然、北朝鮮核実験と思われる。靖国や歴史認識という自身の考え方と内閣の方向性が整理されていないこの時期に敢えて行かなければならないのは、北朝鮮の動きが切迫しているからとも思える。

◆平成18年10月4日

核実験予告

昨日、北朝鮮が地下核実験の予告。

 弾道ミサイルを撃ってしまった以上、もう残ったカードは核実験しかない。いよいよ最後のカードを使ってきたということ。瀬戸際外交の最たるものだが、あくまでも「予告」。ご丁寧に予告してきた。切るカードがなく、苦しい情況と察する。

 昨年9月から「次の内閣」の総務担当としての数々の懸案処理に追われていたが、新体制になって、拉致特の理事に復帰した。微力を尽くしたい。

 おりしも、明日はめぐみさんの42回目の誕生日。都内では、映画『めぐみ−引き裂かれた家族の30年<ABDUCTION>』の上映会が催される。改めて事件の悲惨さを認識し、決意を新たにしたい。




◆平成18年10月2日

安倍総理答弁

 今日は安倍総理に対する代表質問第一日目。

 それにしても、総理、「美しい国」内閣、といいながら、カタカナを多用し、答弁の中身も・・・全く美しくない。総理になるまでの歯切れのよさは、天晴れと思っていた。しかし、いざ政権についてみると、ムニャムニャしだす。

 中国・韓国へ訪問するということだが、どうせいくなら、せめて反日教育をやめろ、ぐらいは言って欲しい。

◆平成18年9月29日

政府拉致対策本部

 安倍内閣で、全閣僚出席による拉致問題対策本部が設置された。

 総理が本部長を務めるとのこと。担当大臣を置け、総理を長とする対策本部を設置せよ、とは我々が常々主張し、民主党版「北朝鮮人権法」に盛り込んだ内容。

 やはり明確な法律に基づく設置が望ましい。が、ようやく一歩前進ということか。

◆平成18年9月28日

新体制での立場

 小沢新体制でのもと、私は筆頭副幹事長に就任しました。

 これまで「次の内閣」経済産業大臣、総務大臣として政策立案の責任者をになってきましたが、今回は鳩山由紀夫幹事長をサポートする党務に久々に就きました。党のかなめである幹事長の情報発信や政策の方向付けに汗をかくつもりです。

 格差社会の解消、教育問題はもちろんですがリハビリ打ち切りや児童虐待など社会に蔓延する問題解決を野党である我々こそが解決できる、と新聞の政治面ばかりでなく社会面にも目を凝らしたいと思います。

 公務では拉致問題特別委員会の筆頭理事をつとめるほか、内閣委員会、倫理選挙特別委員会に所属することがきまりました。




◆平成18年9月27日

飲酒運転厳罰化

福岡で福岡市役所職員が飲酒運転のひき逃げ事故を起こし、幼い子供3名の命を奪って以来、この問題への社会の関心も高まっています。

 こうした事態を重く見た民主党では、飲酒運転の更なる厳罰化に取り組む方針です。そもそも、危険運転致死傷罪(最高刑、懲役20年、ひき逃げが加われば25年)が導入された際にも、5年前私たちが積極的に発言して実現したものです。ところが、ひき逃げの業務上過失致死の最高刑7年6ヶ月との大幅な開きが生じてしまいました。別の統計によれば、ひき逃げ事案が増加しているとのことで、完全に「逃げ得」を許してしまっているのが現状です。

そこで、我々は飲酒のうえのひき逃げ事故に対する罰則を厳しくする法案の整備を図り、臨時国会で提案を目指していくこととしました。

 現在検討されている法案の概要は、その中で(1)飲酒をして事故を起こし、人を死傷させ、その後、救護義務を果たさずに逃げたことを要件とする罪を道交法の中に新設し、懲役15年とする(2)酒を飲んで自動車を走行させ、業務上過失致死傷罪を犯した場合、刑法の中に「飲酒交通業務上過失致死傷罪」を新設、懲役10年とし、道交法違反(ひき逃げ)罪と併合すれば最高懲役15年となる――の二つが検討されており、今後いずれかに絞り込む方向です。
いずれにしても、最高刑は懲役15年への引き上げが予定されており、ひき逃げに対する抑止効果が高まることが期待できます。

 社会の倫理観を低下させる「逃げ得」をけっして許してはなりません。飲酒運転で事故を起こした上に、救護措置がなされないことで被害者の生命が危険にさらされることはもちろん、更なる事故が起こる可能性を生みます。交通事故による被害を出来る限り少なくし、悲劇の芽を積まねばなりません。

 それにしても冒頭の福岡市職員の事件のみならず、自治体職員の不祥事が続きます。公務員が飲酒事故を起こした場合は、国民の「公務員は身内に甘い」という批判を謙虚に受け止め、例外なく免職にすべきです。各機関の取り組みを強く求めます。

 私たちも更なる検討を進め、与党の賛同も得て飲酒運転厳罰化の臨時国会での実現を目指します。



◆平成18年9月26日

安倍内閣発足

 今日、安倍内閣が発足した。今回の人事は、安倍政権誕生に対する論功行賞や参議院の推薦に基づく。結局、総裁選で支持を受けた全ての勢力の顔を立てる人事となり、安倍総理の顔が見えてこない人事。正直申し上げて重厚感はない。

 国民の生活を少しでも向上させるように努力をしていただきたいが、大いに心配だ。


 今後は、安倍内閣が、小泉政権の負の遺産である「格差問題」に一体どのような対策を講ずるのか、国民の視点に立って論戦に臨みたい。

 今日、小沢代表も本会議に出席した。代表と短時間お話し、熱海市長選挙の報告をした。小沢代表の下、しっかりと新内閣と対峙したい。


◆平成18年9月25日

小沢代表再任

 今日の臨時党大会で小沢代表、菅代表代行、鳩山幹事長の体制が再任され、スタートした。

 小沢代表の検査入院については側近の議員によると、全国応援に行って、疲れがたまっての体調不良。心配ない、とのこと。とにかく万全の体調で臨時国会に臨むため少しの間でも休んでいただきたい。


◆平成18年9月20日

安倍新総裁


 安倍官房長官が自民党総裁に選出される。それにしても総裁就任挨拶で心底、腹から声が出ていない。本当に理想とすることを語り、訴えるとき、何かが降りてきて言霊となるのだ。それが感じられなかった。

 民主党では「安倍組し易し」との観測もあるが、だれが小泉の長期政権を予想したか。さらには参議院選挙を楽観する向きもあるが、選挙をなめてはいけない。いずれは政権交代、などとの「気の緩み」が民主党にまだあるかもしれない。

 事実、補選は厳しい戦いが続いている。全員がもう一度気を引き締めるべきだ。



◆平成18年9月15日

竹中氏について

 竹中総務大臣が小泉内閣の退陣とともに、参議院議員を辞職するという。わずか2年余りでの議員辞職となる。

 竹中氏とは私が「次の内閣」で総務を担当して以来、何度も議論を交わしてきたが、彼の手がけた「骨太方針」の今年度版も投げ出すつもりなのだろうか。

 たとえ小泉政権が終わり、竹中氏も大臣の職を解かれようと、そのことと立法府の一員として国民から与えられた職責を全うすることとは全く関係ない。今後も議員として自身が手がけてきた「改革」を見守るべきだ。

 出身大学に戻るとの観測もある。竹中氏は「官から民へ」を主張しているが、自身で実践したつもりなのであろうか・・・

 国会議員の議席は重い。6年もの任期がある参議院議員に立候補しておいて、いまさら「私の政治家としての役割は終わった」、「小泉政権が終わるとき、全ての公職を退くつもりだった」などとは、身勝手にもほどがある。2年前に「竹中平蔵」と書いた72万人の思いを踏みにじる行為だ。


◆平成18年9月12日

岐阜裏金問題続報

 岐阜県の裏金問題について、岐阜県連と協力して岐阜県庁に赴き、関係者からヒアリングをする方向で現在調整中。

 私の次の内閣の閣僚としての任期も残りわずかだが、労使一体となった「税金の無駄遣い」を看過することは出来ない。


◆平成18年9月11日

熱海市長選挙

新市長らとともに


 昨日10日、任期満了に伴う熱海市長選挙が行われ、私たちが支援した「斉藤栄」候補が現職市長に62票差で競り勝ち、新市長誕生となった。

 保守的な土地柄である熱海の特性を考えて、戦術的に民主党を名乗らず、勝手連自主支援として取り組んだ。県連所属の国会議員が日替わりで街頭に立ったが、熱海は観光客と人口の減少が止らず、没落した観光地の代名詞ともなった熱海を「何とかして欲しい」という切実な叫びを何度も聞かされた。

 斉藤候補は元国土庁官僚で、岩国哲人、藤末健三両民主党議員の秘書を務め、東京品川区出身で熱海には昨年11月転居してきたばかり。しかし、観光地であり、首都圏から移り住む人も多い熱海だけに「ヨソモノ」批判がほとんどなく、選挙期間中に日増しに支持が増えていった。

 陣営では独自調査をたびたび行い、「最後の数日でひっくり返せる」と自信を深めた陣営では「まだ決めていない」の層が多い市内中心部に集中的に運動を展開したことが功を奏した。

 しかし新市長、市議会では少数与党であり、頼りとする古い友人がいるわけではない。昨日の深夜には民主党熱海支部の幹事長宅がオートバイに乗った男に罵声とともに石を投げ込まれガラスを割られた。選挙戦の感情的な遺恨も残る。当選の喜びは昨日限りにして、自信と謙虚さを併せもち、これからの正念場を切り開いて欲しい。

 私も責任を持って支えたい。


熱海市選挙管理委員会






◆平成18年9月6日

離合集散は世の習い?

 まずは秋篠宮親王家の新宮誕生を心からお慶び申し上げます。

 さて、安倍官房長官はじめ、最近になって雪崩を打っていわゆる「造反組み」の復党を容認する発言を繰り返している。ついに、小泉総理までも「永田町での離合集散は世の習い」と発言。

 しかしそうなると、結局あの総選挙はなんだったのか?総理の郵政民営化を「殺されてでもやる」と解散に踏み切った決意はどこへ行ったのか。

 永田町で繰り返される離合集散が国民の政治への信頼を失ったではないか。選挙目的の「離合集散」を是認し、助長するなどもってのほか。国民はとんだ茶番劇に付き合わされたものだ。

 尚、岐阜県庁の裏金問題につき、総務部門としても関係者から事情をきくつもり。


◆平成18年9月1日

官の甘え

 岐阜県の裏金の総額は、県の第三者機関の調査によれば、19億2000万円(返還の際の利息も含む)にのぼるという。

 これまでの内部調査とあまりに額が違っていて、内部調査とはなんだったのだろうか。

 事件を主導したとされた副知事のみならず、知事や組合までもが必死になって隠してきた裏金がついに白日のもとに。ことの経緯を説明し、県民に対してどう責任を取るのか、はっきりさせなければならないだろう。

 確かに民主党は、組合の支持を受けている。だからといって、言うべきことはきっちり言わねばならない。それが私たち国会議員のすべきこと。
国民の税金を組織ぐるみで裏金にしたこの問題は、しっかりと切り込まねばならない。


 社保庁で1700人もの処分者がでても、その大半は、内規による「注意」のようなものに過ぎず、同和対策問題で揺れた大阪市では市長による処分発表の日に、当該部局がパーティーを開催していたという。

 こうした、官の「甘え」とも取られかねない体質は徹底的に是施しなければ、国民の信頼は回復しない。これからも発言し続ける。

◆平成18年8月29日

小沢代表

 9月代表戦での小沢一郎代表の再選が確実となっている。

 党内全体がまとまっていこうというマインドだ。自民党総裁選の向こうをはって、ショーアップのために代表選挙をやることに意味はない。

 安倍政権が誕生して世論はどう反応するのだろうか。新・自民党への期待とご祝儀相場を考えれば、10月22日投票の補選は楽なものではない。自民党は意図的に「来年の参院選では負ける負ける」と今から言い続けている。しかし“自民党という知恵”は侮れない。

 来年の統一地方選、参院選ととにかく今は勝ち続けることを考えるのみだ。地元では代表選挙の無投票再選に備えて党員・サポータ―大会を予定している。詳しくは後日。


◆平成18年8月28日

裏金問題について

 岐阜県庁が旅費や食糧費などを財源に不正経理によってつくった裏金が、98年度、組織的に県職員組合関係の金融機関口座に集められていた事実が明らかになって以来、岐阜県民のみならず全国的に批判の声が高まっています。

 岐阜県庁の裏金は、県の調査によれば、最高額に達した94年には4億6千万円以上にもなり、98年度に当時の副知事(現在は自民党所属の参議院議員)の指示で、半分を組合口座に、残り半分を県庁口座に残し、隠蔽工作を実施。さらに飲食費や旅費として、それぞれの口座から合計2億円以上が支出されてしまったといいます。歴代の知事も裏金の存在を認識していながら、黙認し続けていたのです。

 処理に困った裏金の一部は紙幣を燃やしたり、ゴミとして廃棄したという、信じられない証言もされています。この証言でさえ、実際に燃やしたかどうかの確認が取れず、不正支出の疑いは捨て切れません。

 裏金問題については、95年ごろから官官接待として社会問題化し、情報公開制度の整備などに繋がりました。こうした社会の批判を受けて、全国的に改善の試みが始まりましたが、岐阜県では自浄能力を発揮して過去を清算するのではなく、知事をはじめ幹部が組織的な隠蔽を指示し、その上、本来は幹部の動向をチェックすべき職員組合までもが一体となって県民を欺く隠蔽工作を深めていったのです。

 行政と組合との関係では、多くの公金を組合に与え、「隠れ退職金」の支給を許すなど国民の理解を超えた「厚遇ぶり」が大阪市で明らかになり、大きな批判にさらされました。岐阜県では、この間も事態を放置し続けたのであり、より根の深い癒着の実態があるといわざるを得ません。
私たち民主党は、地域主権社会の確立を目指しています。身近な行政が実現することで、行政の透明度が高まり、住民の満足度も高まると考えるからです。しかし、その主体となるべき地方自治体が、労使一体となってこうした県民を裏切る行為を行ってきたことに失望を禁じえません。使わずにすんだ予算は県民に還元すべきが当然であり、猛省と厳正な処分を求めます。

 私たちは不正を行った公務員はもちろん、勤務の改善の見られない職員などについても分限処分という免職もありうる制度を積極的に運用して、国民の信頼に応える公務員であるべきと考え、政府に強く要望してきました。最近になって、ようやく分限処分の活用する方針が打ち出されています。また、待遇の面でも今年度の人事院勧告は、より小規模の事業所を加え、より民間の給与実態に合わせた官民の比較が行われるなど、一部では私たちの主張が実現しつつあります。

 これからもより透明な行政の実現を目指し、積極的に働きかけていきます。


◆平成18年8月22日

紺碧の空

斎藤投手のトレードマークとなったタオル。実はこれ、母親からの贈り物だ

 連日の早実優勝報道。

 朝からテレビでは野球知らんような人までコメントさせられていたが、躍動するワセダのユニフォームと、繰り返し合唱される「紺碧の空」にワセダに籍を置いたものとして勝利はうれしいこと。ハンドタオルの貴公子・斉藤くんばかりがフォーカスされ、やや駒苫・田中クンがかわいそうな気がするのは私だけか。

 かつて松坂投手率いる横浜が延長17回の死闘をPL学園と闘い終えた翌日、明徳義塾相手にビハインドの横浜が追い上げると外野にいた松坂がテーピングをむしりとってマウンドに。その時の様子を明徳の選手が「もう完全にこちらが悪者みたいで、観客全体が横浜びいきだった」とある回想記で話していた(このとき私は補欠選挙応援のために富山におり、富山駅近くでこの模様を見ていた)。

 決勝の再試合はもちろん、偉大なる先輩の病床での応援、兄と弟の愛情、異国で倒れた父に捧げる一打、最後の打席でエース同士の決着・・、ドラマのようなエピソード満載。自民党総裁選挙ばかりのニュースがこれで少々横に追いやられて、私としては高校野球さまさまだった。

 ハンドタオルしのばせて顔拭いていた小ネタ人間がきょうだけで日本中に何人いたのかなあ・・。

◆平成18年8月11日

伊豆ナンバー

 今年10月から「伊豆」ナンバーが、これまでの「沼津」ナンバーに替わり静岡県東部に導入される。

 対象は熱海、伊東、三島、伊豆、伊豆の国、下田の6市と函南町と賀茂郡の5町。

 沼津市民として沼津ナンバーが減るのは寂しいが、全国に伊豆ナンバーが広告等となって走り回り宣伝効果大。だが、それだけでは観光客は来ない。伊豆ナンバーは目的でなく手段、更なる魅力アップに取り組みたい。


◆平成18年8月9日

田中知事敗北

 6日投票の長野県知事選挙で田中知事が村井仁・元衆院議員に敗北した。

 長野県民の審判についてあれこれ述べる立場にないが、敗北の原因の一つに奇妙な嗜好と人間性にあったことは間違いない。

 かつての衆院選で民主党応援団を自認して沼津にきた際、「出迎えに来なかった」という理由で本人も取り巻きも不機嫌になり、しまいには噂の真相ペログリ日記なるコラムでわたしは「ひどい目に遭った」と名指しで書かれたのである。

 だいたい選挙中に候補者が駅まで応援弁士を迎えに行ける訳がなく、おそろしく権威主義的な人間であった。反論しようのない場で批判をする田中知事の人間性に特別な感情を持っている。

 時あたかも小泉時代が幕を下ろし、田中知事も敗北。またひとつポピュリズム政治の検証材料が増えた。


◆平成18年7月6日

テポドン2

 今朝の産経新聞によれば5日発射されたテポドン2はハワイ周辺に照準を合わせていたという。

 さらに2基目のテポドンがアメリカ本土を射程に入れるなら、米軍は自衛のために、洋上からのトマホーク、あるいは空爆で発射台を先制空爆するのではないか。ワシントンポストがすでにそのような社説を書いているが、その時には日本は覚悟せざるを得ない。

◆平成18年7月5日

テポドン発射

 きょう未明に北朝鮮が6発のミサイルを発射。夕刻にも7発目が発射された。日朝ピョンヤン宣言を一方的に破棄した蛮行であり、意図不明な国際社会を敵に回す行為に対し、寛容の余地はない。

 ただ金正日体制の崩壊を早めるために反体制派が「世界のならず者」として国際批判を浴びるためにわざと自暴自棄な行動に走ったのではないか、という可能性もある。

 政府は万景峰号の入港禁止措置など対応を決めたが、生ぬるい文言であり、更に厳しい対応が必要である。

拉致問題を解決もする気もなく、ミサイルを向け続けた北朝鮮に対し、いつも裏口をあけて万景峰号を行き来させているわが国は、一貫して北になめられてきた。

 また昨日から金ヨンナム取材のため日本マスコミ数社が北朝鮮の招きで北朝鮮国内に行っているが、日本政府が北の発射兆候を事前にとらえていたのなら、経済制裁発動の報復に人質になる可能性のある邦人の北行きを阻止すべきだったのではないか。この点、危機管理能力が問われる。

 もし人質として邦人記者が北朝鮮から出国できなくなった場合の対応は複雑だ。ミサイル発射のタイミングと合わせてこれは北の罠かもしれない。

 いすれにしても危機はまだ去っていない。“日本有事”に近づいてやいないか・・。


◆平成18年7月4日

コイズミ訪米について

小泉首相(ロイター)


 プレジデント・ブッシュのコイズミ総理への最大級のねぎらいが目立った訪米。

 同行筋によればワシントンからプレスリーの生家へ行くのに乗った大統領専用機「エアフォースワン」にはコイズミ総理のために機内食で納豆や味噌汁、漬物が用意されていたそうだ。大統領はカントリー系でプレスリーはさほど好きではないのに、このためだけに同行して元妻や娘を引き合わせた。大統領はこれでお役ごめん、現地解散となって先乗りしていた日本国政府専用機で総理は帰国した。

 当初から卒業旅行の色合いが強いと思っていた総理訪米だが、プレスリー遺品のサングラスをかけておかしな盆踊り風アクションを見せた総理に酔っ払ったそこらへんのオッサンの姿がかぶって見えた。

 任期が終えるまであと3ヶ月、記者会見も減らして、投げやり発言が際立ち始めた総理に“有終の美”という言葉が微塵も感じられない。


◆平成18年6月30日

予想通り

 キム・ヨンナム氏の記者会見を見て。

 まったくの予想の範囲内だ。北の主張どおり、「94年にめぐみさん死亡」といってみたり、北で不自由なく暮らしているなどと賛美してみたり。立て板に水のごとく、北が用意した台本を読んだだけ。「記者会見」といいながら、一切の質疑応答もなし。不自然な点、矛盾点はあげればきりがない。

 それにしても、自分の拉致まで否定し、言うに事欠いてたまたま船に乗ったら、たまたま寝てしまい、たまたま通りがかった船に救助された、などと寺越事件と同じ論理構成で乗り切ろうとしていた。

 判りきっていたこととはいえ、ここまで拉致被害者、被害者被害者家族や日韓国民を愚弄する茶番を見せ付けられると、はらわたの煮えくり返る思いだ。


◆平成18年6月27日

コイズミ政権総括


 昨日、政策秘書、議会スタッフを対象にした討論会に参加。自民党、山本一太参議院議員と小泉政権の5年間について議論した。

 まず、山本議員から、小泉政権の功績について発言があった。曰く「小泉政権は、歴史的役割を持って同情した。5年前は 日本パッシング、日本ナッシングが横行し、国際的な評価は地に落ちていた。小渕、森両政権で100兆円もの税金をつぎ込んでも経済再生できなかった。政官業の癒着も激しく、そんな国民の閉塞感が小泉政権を生んだ。

 改革は個々に見ていくと課題も多いが、小泉改革は日本が優秀な「社会主義国」から「健全な資本主義国」へ移行するための取り組みであり、小泉政権だからこそ、族議員の反発を乗り越えることができた。

 日本に対する国際的な認知度、評価も上がっている。小泉政権後も、「官から民へ」「財政再建」の基調は変わらない。

 これに対して私は、小泉政権は、「バブルの後始末」をになうべくして登場したはず。確かに小泉政権は、8兆円ほどの公共事業費をカットしたという意味で評価できる部分もある。

 しかし、ハードランディングのおかげで、公共事業を減らしたにしてもそのまま雇用不安を広げる結果になった。介護・福祉や環境の分野、教育の分野は雇用の受け皿を作る可能性があったにもかかわらず、カットから先にやってしまった。受け皿を準備してからやるべきだった。

 これらは、同時にこれから日本の産業、人材教育などの国力を強める前向きな道筋を描かなかったことをも意味する。

 「改革」ということばだけが踊ったが、改革の意味を吟味することはなかった。政治家のコトバが軽くなって、国民に誠意を持って説明するという努力を怠った。昨年の総選挙に端的に現れているが、意図的にコトバをはしょり、ことの本質を見せないようにした。

 という内容のやり取りを行い、会場からの質問に答えた。



◆平成18年6月23日

福井総裁について

 連日、報道されている福井総裁の村上ファンドへの投資問題。

 当たり前のことだが高い地位の人間にはその地位にあった道徳と倫理観が求められるのは当然。結論は「自ら出処進退決めること」そして「徹底した情報開示の法整備を行うこと」、これ以外にない。


◆平成18年6月13日

国会終盤

 今週で国会は会期末を迎え、私が所属する総務委員会ではあす一般質疑を行って全て終了。コイズミ総理はもはや消化試合のような雰囲気。

 自民党総裁選挙が9月にあり、新内閣の発足、臨時国会開会まで4ヶ月近い政治空白が生まれる。精力的に閉会中審査を要求していくが、私が国会議員になってこれだけ国会が空くのは初めてで、政府・与党は無責任なこと、この上ない。

 この間、自民党総裁選レースはメディア露出を意識して、あの手この手ショーアップしてくる。うんざりするほど総裁候補が朝、昼、夜と情報番組やワイドショーを占拠するのだろうか。

 我々もただ眺めているということは許されず、地元活動はもちろんのこと、精力的に次の国会への政策準備、来年の統一地方選挙、参院選の対応に地道に取り組むしかない。

 それにしても梅雨明け前に国会が終わり、臨時国会が始まるころが運動会シーズンというのは・・、とにかく長い。



◆平成18年6月8日

金英男

 めぐみさんの「夫」金英男氏の家族が、北へ渡り離散家族の再会事業の一環として金さんと再会するという。

 この問題は、「拉致はない」といい続けてきた金正日が、韓国NGOの努力により、物証を突きつけられ、「生存」を認めざるを得なかったという大きな成果であるにもかかわらず、結果的に日韓の連携の分断されたことになってしまった。

 南北両政府が、水面下で何らかの取引をした疑いを抱かざるを得ない。

 今回の決断自体は、肉親の情であり、それぞれのご判断なのでとめられない。

 だが結局、「金英男」氏が「自分の意思で北に来た。元気でやっている。また会いたい。」などと言わされるのだろう。

 このような結果が見えている以上、南北両政府による日韓の拉致問題分断工作だ。だいたい拉致被害者と離散家族を同列に並べるのも、問題の拡散を狙っているものであり、納得しがたい。

 面会の際、めぐみさんについてどんな言及が会ったとしても我々の立場は変わらない。変えてはならない。

◆平成18年6月7日

委員長招待様変わり

 先日、行革特別委員会の伊吹委員長名で、委員長招待の案内状が届いた。

 委員長招待とは、国会の予算による(ことが多い)パーティーで、所属委員の交流を目的としたもの。そんなもののために、公費を出費する必要はないと、再三訴え、民主党が委員長を出している委員会においては自粛となった。

 今回、そんなこんなで行革特の委員長招待となったわけだが、さすがに税金の無駄遣いを徹底して審議し、国民に理解を得たいところだけに、会費制での実施となった。

 税金の無駄遣い是正は、まず足元からということだ....

◆平成18年5月31日

出しなおせ

社保庁の国民年金納付率偽装事件は、全国に広がっている。もはや救いようがない。

 しかも、与党は社保庁改革法案の審議をせずに、「社保庁隠し」に出ている。

 そもそもこの法案は、年金資金の流用、裏金、年金情報の「盗み見」等の不祥事に端を発して、政府・与党が「社保庁解体」の鳴り物入りで提出した法案のはず。ふたを開けてみれば(あけなくても判るが)、「ねんきん事業機構」という新組織は、外局でなく「国の特別の機関」になるだけ。一応、意思決定機関である「年金運営会議」は、機構トップの代表執行責任者 と4人以内の委員で構成し、委員は民間の専門家などから選ぶということになっているが、トップがかわっただけではどうにもならないのは、今回の事件を診れば一目瞭然。職員もほぼ「横滑り」が予定されており、一体どこが「解体」なのか。

 それにしても与党が、法案の審議をしない、というのもなかなか奇異な話。社保庁をかばうようなやつらは同罪だ。

 本当の、社保庁「解体」となる法案として出しなおすべきだ。


◆平成18年5月26日

閑話休題

 国会内の売店に売っている「キティちゃん」永田町バージョン。タオルとストラップとボールペンの3種類。

 以前に来られた国会見学の際、見つけた小学生や中学生の女の子が喜んでました。

 国会みやげはご年配の方が喜ぶ「菊のご紋歴ベルト」とか「菊のご紋ふくさ」などが多い中で、子供達向けというのはこれぐらいのもん。

 しかし国会議事堂を頭に載せたキティちゃんというのは考えようによってはむごいような・・。ほかにも最高裁判所キティとか
東京地検特捜部キティとかあったらかなりレアだけど(ありません。念のため)。

 ご希望の方にお取次ぎいたします。


◆平成18年5月25日

納付率粉飾

 社会保険庁の出先である各地の社会保険事務局ではこのほど、本人に無断で国民年金の納付免除申請などを行っていたことが明らかになった。

特に大阪・三重などでは組織ぐるみに問題を隠蔽した疑いも強い。

 小泉政権の下で民間保険会社から就任した社保庁長官が、07年度の納付率80%を掲げたことから、官僚達が数字合わせに奔走し、納付率を「粉飾」したものだ。

 実際に三重ではこうした「分母の操作」がなければ05年度の目標を達成できなかったという。

 本来の国民年金に対する信頼を回復しようとしないで、違法行為によって穴埋めをするという最悪の事態を迎えたことになる。

 国会の場で徹底的に原因を究明し、もし、与党が会期末を理由に責任追及の「時間切れ」を狙ってきたならば堂々と会期延長に応じるべきだ。


◆平成18年5月23日

相次ぐこども被害

 朝のニュースから秋田県の小1殺人事件と佐賀のひき逃げ事件の報道。子供を持つ親として許されない。人間関係が希薄でキレやすいストレスが蔓延している都会だけでなく、素朴な田舎でこのような事件が起こることに深刻さを感じる。

 ニューヨークの治安が年々悪化し、ガーディアンエンジェルというマッチョな自警団が組織され注目され、日本でも同様な動きがあったが最近は聞かない。警察官や自衛官などのOBを組織して少々の日当を払っても地域パトロールを強化するよう、国策として進めるべきときに来ているだろう。

 先日、ここで書いたが、国会内で開かれた「いのちのメッセージ展」では命を落とした幼い子供や若者の笑顔が遺品とともに飾られていた。その無念さに思いを寄せ、命がいとも簡単に奪われる昨今、厳罰化と強力な抑止力が必要だ。



◆平成18年5月19日

民団・総連和解

 このほど、在日本大韓民国民団(民団)と在日本朝鮮人総連合会が総連中央本部で初めて会談し、「両団体間で長い間続いてきた反目と対立を和解と和合に確固として転換させることを互いに確認した」とする共同声明に署名しました。共同声明では「8・15記念祝祭」の日本国内での共同開催、高齢化・少子化対策など福祉活動で協調するなどとしています。

 今回の会談は、民団においてノ・ムヒョン政権と歩調を合わせ、南北融和を訴える ハ・ビョンオク団長が選任されたことをきっかけとして、民団側から総連に呼びかけたものです。ハ団長は、既に韓国に渡り、ノ大統領から今回の合意について了承を取り付けており、民団の新執行部は、ノ政権の親北政策を反映していますが、 「民団の総連化」が懸念されます。同様の懸念は民団の地方組織にも広がり、すでに「民団長野」は中央の方針に反対する方針を固めました。

 民団からの和解を持ちかけられた総連は、条件として民団の基本政策のひとつである在日韓国人参政権運動の停止とともに脱北者支援センターの解体を強く求め、この支援センターの解体について、民団側はさすがに即答こそ避けたものの、今後「協議」していくことで折り合ってしまいました。

 現在、金正日政権の圧制を逃れ日本に渡ってきた脱北者に対する事実上の「定着事業」を行っている拠点を解体することになれば、他のNGO等が行っている脱北支援事業全体に大きな影響が出てきます。ブッシュ大統領がホワイトハウスで脱北者と会い、脱北者を受け入れるなど北朝鮮の非人道的な体制に国際世論が注視し始めました。

 総連が脱北支援事業にクサビを打ってきたということは、金正日がこうした国際的な脱北者支援に強い危機感を抱いている証拠です。大量の脱北を促して、北朝鮮を民主化するという私たちの狙いは当を得ていることを図らずも証明した形になります。
 しかし、今回の「北の圧力」により脱北支援政策が危機に瀕していることも否定できない事実です。現在支援センターで管理している脱北者リストが北側に流出すれば彼らと北に残る親族の身に危険が及び、脱北の動き自体が鎮静化しかねません。こうした事態がないように民団には毅然とした対応を強く求めます。

 親北政策を推し進めるノ・ムヒョン政権が続くかぎり、一刻も早くわが国独自の北朝鮮人権法を制定して、日本国として脱北支援を打ち出さなければなりません。北朝鮮からの人材と情報の流出が効果的な対北政策につながり、拉致事件解決を早めます。その代表的な例は元工作員・安明進が韓国に亡命したから、めぐみさんが拉致されて北にいることが判明したのです。

 与党は形ばかりの北朝鮮人権法案を提出したものの、脱北者の難民認定等、具体的な脱北者支援に触れてない与党に大幅な譲歩を求め、北朝鮮人権法の制定を目指します。


◆平成18年5月17日

小沢VS小泉

国会運営、教基法で応酬

代表に就任した小沢代表と小泉総理の党首討論が初めて行われた。教育問題に絞っての議論だったが、ワザとか、本気か知らぬが総理の答弁は食い違った答えを熱弁するもカラ回り。

まるで取引先の重役に、「でたらめでもなんか言ったほうがマシ」とばかりに喋り捲る営業マンのようなイメージだった。お互い様子見のような気配もあり、小泉総理はわざわざ小沢代表の過去の発言をコピーして「予防線」をはっていたようだ。

自民党の傍聴席もいまだないほど静かで、武部幹事長のヤジだけがやたら聞こえる。まあ今回は小沢さん主導で進んだといえそうだ。





◆平成18年5月17日

いのちのメッセージ展

国会見学の一環で中学生達も訪れる


 衆院第二議員会館内で交通事故やいじめ自殺、一気飲ませで亡くなった人々を紹介した「生命のメッセージイン国会」が開かれている。事故死したわが子へ寄せる悲痛なメッセージ、履いていた遺品の靴が置かれ、そこに生活があったことが生々しく伝えられる。

 生前のスナップや家族が書いた手紙、どこにでもある日常の幸せを突然奪われたものの慟哭に耐えられない気持ちになった。わが身、わが家族に置き換えたら慄然とせざるを得ない。

 そんな思いの中で救われたのは、国会見学中の中学生たちが同世代の死を真剣に見ていたこと。被害者、遺族への手厚い対策は勿論だが、車は走る凶器であることを前提に飲酒運転や重過失には厳しく対応することの重要さを思い知った。


◆平成18年5月15日

教育基本法案

民主党の教育基本法が今日の教育基本問題調査会(会長 鳩山由紀夫幹事長)で承認された。「日本を愛する心を涵養する」ことが明記され、しっかりしたものになったのではないか。明日の「次の内閣」を経て正式決定となる。

私が常々問題としてきた「教員の責務」について、民主党案では、
「教員は・・・自己の崇高な使命を自覚し、その職責の「十全な」遂行に努めなければならない」と、十全なという一言で意味を強め、
「教員の養成と研修の充実が図られなかれ場ならない」と新たに書き込まれた。

働く意欲がなく、こどもたちの成長・発展に悪影響を与える教員は厳しく取り締まる強い姿勢で臨むべきである。


◆平成18年5月11日

教育基本法

 今日、明日と教育基本法への民主党案を巡っての検討会が行われた。私が訴えた点はいくつかあるが重要なのは「教師の責務」。

 県議会議員時代、こんな話を支持者の方から聞かされた。その方の小学生のこどもさんの話で、ある障害を持っており、給食を食べるのが遅く、いつも最後だった。昼休みまで付き添っていた担任が「あなたさえいなかったらご両親は幸せだったね」と発言。

 その夜、父親と風呂に入っていた、その子は「僕は生まれてこなかったほうが良かったの?」とぽろぽろ泣き出して教室で担任に言われたことを話し始めた。当然、親は担任教師に怒鳴り込んだが「そんな事は言ってない」と議論は平行線、その子は親の意思で隣の学校に転校することになってしまった。もうその子は成人しているが、傷つけられたコトバを忘れはしないだろう。

 盲目の歌手スティービーワンダーは小学生のときに「あなたの目は見えなくとも、耳とリズムが素晴らしい。音楽の道へ進むべきだ」と励まされ続けて成功したという。

 教師の一言がこどもを活かしも殺しもする。教師になるということは、それぐらい人間に影響を与えることであり、人の人生を決める役割でもあるということだ。

 安易に教師になってはいけないし、簡単になれる仕事であってはならない。それぐらいに尊く、使命感をもった人間でなければならないと、明記すべきである。

 ハレンチ教師など論外だが、適性に欠ける教師、向上心のない教師は子供の成長に悪影響を与えるので客観性をもって評価しクビにできる仕組みを構築すべきだ。

 教育現場への政治の“不当な介入”があってはならないが、教員監査局をつくって“正当な介入”をすることはあっても良いのだ。教師とはそれぐらいの重責であることをハッキリさせるべきである。




◆平成18年4月26日

連休の予定

 あす27日から2泊4日でワシントンDCに行き、向こうで横田めぐみさんの母・早紀江さんら拉致家族会と北朝鮮人権週間の行事に参加する。

 30日に帰国し、翌1日から岡田元代表、若林参院議員とイランに行き、外相ら要人と会談する予定。

 直前には国連安保理での対イラン方針が決まることを考えればイラン政府の発言はたいへんに重要だ。日本と世界の立場を踏まえて準備していく。ということで帰国しましたらイラン訪問記でご報告します。*ただしイランでは政府関係施設、空港、軍事施設、旧米国大使館は写真禁止でかなり制限されるとの事であります。



◆平成18年4月25日

補選勝利

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 千葉7区補欠選挙で太田和美・民主党候補が955票差で勝利した。勝因はマスコミ等で連日報じられたので詳細はここで省くが、やはり「小沢代表人気」「候補者の魅力」「全員投入」が挙げられる。今回の勝利で一番大きいのは「民主党は補欠選挙に勝てない」という民主党自らの呪縛がとけたこと。

 自民党議員の辞職に伴う補選でも辛酸をなめてきた経験から「民主党の自力だけでは足らず、全国的な選挙ムードによって揺さぶられる無党派層のプラスアルファがないと勝てない。全国で一ヶ所の局地戦では厳しい」との思いが民主党議員の中にあった。野球で例えれば、甲子園球場の大応援団の勢いに乗せられてヒットを打つようなプラスアルファを選挙で期待してきた結果、自力が必要な補選では本気モードでなかったような気がする。

 今回の選挙では党所属議員も一運動員であり、現地入りしていない議員には駆り出しがあり、出した知人紹介の名簿もキチンと確認されていた。メール問題以降、党は鬱屈した雰囲気に沈んでいたが、選挙戦に入って中盤のマスコミ世論調査が民主リードを報じたことで今までの雰囲気一掃のため全員が“爆発”的に闘いに参加した。それまで「メールの件、どうなってんの?」とため息交じりだった同僚議員との挨拶が、「何回、千葉に入った?」の合言葉にかわった。

 21日、東武野田線の愛宕駅から野田市駅まで、さらに江戸川台東口とまったく知らぬ商店街を藤本参院議員とふたりで250軒以上回ったが、行く先々ですでに民主党議員の名刺や秘書の名刺が置いてあったのには驚いた。2重、3重のローラーをかけていたのだ。

 やれば勝てる、という図式が今回の勝利で確立された。党全体が「補選は弱い」のトラウマを払拭できたことは間違いなく自信と財産になる。


◆平成18年4月19日

あしたも質問

民主党案の提出者として答弁に立つ


 今日で行政改革法案の委員会審議が終了。民主党案は「新党日本」が賛成したものの否決され、我が党は市場化テスト法は一部修正させて賛成し、公益法人法も賛成。

 明日は安全保障委員会で30分質問に立つが、米軍地位協定や竹島での海保海洋調査行動への防衛庁としての見解を質す。

 いままで、「天下りは何人か」「随意契約は何件か」などなど資料請求しながら天下り関連の質問を作成していたところからガラリ、テーマが変わる(もともと取り組んできたテーマなのだが)。

 来週はワシントンに行き、北朝鮮問題を英語でスピーチ(でも5分くらい)、横田早紀江さんとも合流する予定。

 いったん帰国した翌日からは岡田元代表、若林参院議員とイラン訪問、核問題をテーマに要人と会う予定にしている。

 行革問題から北朝鮮拉致、中東問題と“幅広すぎるゼネラリスト”を目指しつつ頭を切り替えている。



◆平成18年4月14日

ハーバードvsキャバ嬢

議員の顔写真

 きょう発売の夕刊フジが衆院選千葉7区補選の太田和美候補が「キャバクラ嬢だった」との怪文書が出回っていると報じている。候補陣営も「2カ月ほど勤めた」と事実を認めてるのだそうだ。怪文書には暴走族のヘッドだった、とも書いてるらしい(それは否定)。

 結論を先に言えば「だから、どーだってんだ」。極道の妻だった入れ墨弁護士もいればヤンキー先生は横浜市の教育委員だ。

 志があれば、キャバクラ嬢をやってようが、学歴がなんであろうが挑戦するチャンスが我が党にはある、と胸を張りたい。今まで一貫して言ってきたが「氏育ちや過去に関係なくジャパニーズドリームが実現できる国」「公正なチャンスが実感できる国」にするために理想的な候補、といいたい。

 かえってキャバクラ嬢を経験しているぐらいのほうが根性あっていいじゃないか。酒飲んで酔ったワケのわからん本性剥き出しのオヤジが会社や地域を支えているのだ。それらを相手にする水商売が一番人間くさい仕事じゃないか。世の中リクツだけではとおらんのだ。

 なんとか当選させて、進学校のホームルームのような民主党のカラーを変えてほしい。
 
 ライバル自民の候補は「東大、通産省、ハーバード」の三拍子。典型的なエリートに26歳の女性が挑む。勝ったら痛快じゃないか。


◆平成18年4月11日

補選はじまる

 今日から千葉7区で衆院補欠選挙が始まった。投票日は23日。

 小沢民主党になっていきなりの国政選挙。永田メール事件のさなか、「候補は見つかるのか」「コールド負けでは」「出てくれただけでありがたい」と悲観的だった雰囲気が小沢代表誕生で一変し、「せり始めた」との状況。

 関東地域の党所属議員は20人紹介、それ以外でも最低10人のノルマが課された。松戸市、野田市、流山市の方、お知り合いがいる方、ぜひお力添えを。

◆平成18年4月10日

週がかわって

 金曜日の代表選挙から週が明けた。幹事長、国対委員長、政調会長はじめ大方が再任。会期途中で政策部門の変更はないとは思っていたものの、NC総務担当に国会終了までは留任。

 週末に地元の花見会などをはしごしてみた雰囲気は、上々の反応。もちろん今回の代表交代劇は前原前代表の辞任によるものであり、支持率が上向きになったからと喜ぶべきことでないのは百も承知だが、少しホッとした感じはある。

 与党やメディアは「さっそく小沢流、党内に不協和音」とか「党内の不満高まる」などなど次には「持ち上げておいて、落とす」アラ探しが始まるだろう。とにかく与えられたポジションに真面目に取り組むことと、メール事件のことを忘れぬことを心がけて今国会を全うする。

◆平成18年4月7日

小沢新代表選出

小沢一郎

 119票対72票と47票差で小沢一郎・新代表が誕生した。小沢氏が代表選挙の立ち会い演説で訴えた、筋の通った「公正な国」にする、が決め手となって大差がついたのではないか。隣に座っていた渡辺恒三センセイ曰く「いやあ、オザワクンもいい演説したなあ。オレ長いこと国会にいるけど、初めて聞いたなあ、カカカ・・」

 あとはみな不平・不満を言わずに一丸となって党再生に向かうこと。ベテランの見識を大切にしながら若手・中堅の発想力や政策立案能力をミックスして多層的、立体的な民主党の魅力を作っていくしかない。

 それにしても田中真紀子先生が議場で「アンタ、小沢さんが代表にならないと、民主党全体がお遍路さんになっちゃうわよ」と個別折衝。さらには代表選挙直前にも電話でのダメ押し。ここまで真紀子先生ガンバルとは驚いた。


◆平成18年4月5日

代表選挙へ

 小沢一郎・前副代表が出馬に向けて記者会見した。菅元代表も出馬。代表選挙は7日(金)の15時から赤坂プリンスホテルで行われる。

 私自身、それぞれの主張とビジョンを聞いた上で判断するが、かえすがえすも残念なのは、進めてきた党の「世代交代」が、“若さは弱さ”と見られていること。
 
 現執行部で最後の「筆頭理事役員会」「ネクストキャビネット」が行われたが、「短い間でしたが若い友達が出来てよかった、これからもトモダチでいてください」という渡部恒三・国対委員長のあいさつ、「桜を観ると何時のときも思い出すことがそれぞれあるでしょうが、また桜を観るときは今回のことを思い出すでしょう」との川端達夫先生の発言、感傷的だった。

◆平成18年4月4日

随意契約見直しへ

 昨日、委員会で地方整備局と天下り財団法人との取引がほとんど随意契約だったという、不透明な関係を質したが、早速反応が返ってきた。

 今日の閣議後の記者会見で、北側国土交通大臣が、「委託契約の適正化が図られてこなかったことは反省すべき。随意契約はあくまで例外という原則をふまえ、見直しを続けていきたい」と表明。外部専門家による専門委員会を設ける方針という。

 31日に国交省が改善案をまとめたが、結局、チェックをしなければ意味はないし、そもそも地方整備局をはじめとした地方の出先機関の仕事の必要性も再検討しなければならない。そういった観点からは、小さな一歩に過ぎないが、それでもようやく一歩を踏み出した。

 永田町周辺の関心は、党内政局一色だが、これからも地道に税金の無駄遣いを追求したい。


◆平成18年4月3日

特別委員会で質問


 非常勤公務員の実態について、これまで調べた、わかる限りの総額は平成17年度で1000億円を超えることが判った。これは多くが物品購入にあてる「庁費」から捻出されており、いくら予算書を見ても判明せず、各役所に問い合わせても「実態が判らない」「把握していない」「集計に時間がかかる」ばかり。

 国土交通省に至っては3月31日になって駆け込んできて、「・・すいません、当初より2200人増えました」とのこと。人員は総務省で把握しているもの総人件費は初めて明らかになった(これらの問題は読売新聞で取り上げられた)。
 しかも18年度予算では、総額60億円以上増えている。これは正規職員の削減分を、非常勤で穴埋めしようと言うことではないか。

 さっそくNHK中継を見た方から「機雷探査の補助」(現在もあるらしい)をしていたが、あれは裏ガネづくり。出勤していないのに、したことにしてくれと言われたことがある。それで備品を購入する」と垂れ込みがあった。

 とにかく実態を明らかにすること。今日は時間の関係で出来なかったが、国の機関が発注してる怪しげな実態を次回は追及したい。


◆平成18年4月1日

ポスト前原は

 表題についてマスコミ等から意見を求められる。正直言って判らないが、前原執行部の面々は当分謹慎中、若手が手を挙げることはまさかない。

 マスコミに名前の出ている菅・元代表と小沢・前副代表が並び立つ可能性があれば、羽田元総理や渡部国対委員長が長老ということで党内対立させぬよう暫定的に党運営を預かるかもしれないが、9月の代表選挙が本格的な仕切り直しなので、今回はやる気と党内の大勢が傾いている人が代表になるだろう。

 今回の辞任は、党のエラーから始まった自滅であり、にも関わらず党内で政争していては国民から完全に見放される。早いうちに決まる可能性が高い。


◆平成18年3月31日

前原代表辞任について

 きょう前原代表が辞任を表明し了承された。来週金曜日には新執行部が誕生し、現執行部は退陣する。

 そもそも永田メール問題は功名心と思い込みから発生した出来事で、“常識で考えればわかることを民主党の国会議員らは揃いもそろって何やってんだ”という失望を与え、資質まで疑われた。党の一人としてお詫び申し上げるしかない。

 この時期の退陣について、無責任といいたい。来週からの行政改革法案では中継入りで民主党を代表して前原代表が質問に立ち、対案を出して政策で闘うスタートだった。また4月11日から千葉7区では補欠選挙が始まり、政策と選挙で「反転攻勢」のきっかけにしようと意気ごんでいた党全体に冷や水をぶっかけた。何故今日なのか、本意がどこにあるのか理解できない。この時期にやめることでかえって「急いで辞める別の理由でもあるのか」と憶測を呼ぶ。

 これで次の代表選出まで民主党に政治空白が生まれる。「私の責任は重く受け止めている。ただこの国会で民主党の信頼回復するために続けるしかない」とでも言えばよかった。これで次の代表選出まで民主党に政治空白が生まれる。ゴタゴタせず早く決めないと民主党自体の存在が問われる危険性を感じる・・。


◆平成18年3月31日

行革法案で質問

 4月3日の行革特別委員会で質問に立つことが決まった。総理初め全閣僚に14時30分から30分間、NHKで中継されることになる。

 内容については国土交通省が天下り法人に発注している業務が平均96%随意契約(入札によらないもの)で、河川のパトロール、観測所点検、排水機場管理、水質・流量観測など「河川管理補助事務」を5項目に分けて別々に発注しており、近畿の天下り法人だけでもあわせて13件約18億6700万円。

 民間なら考えられない。効率性やコスト意識など全く無く「税金を使うことが目的」としか言いようがなく、憤懣やるかたない。さらに国土交通省では河川や水門をチェックする観測業務の「水門等操作員」が非常勤公務員として全国で2755人採用され、17億5千万円支給されている。これも類似の仕事であり、指摘せざるを得ず、ない。
 
 小泉内閣の集大成と自らが言っている行革法案だが、行革とは効率化を目指して税金の無駄遣いを無くすことである。この法案にはそこまで書かれていない。少子高齢化や国際化を理由に税収減や増税を言う前に、当たり前の感覚でだぶついた組織と支出をすべて無くすことである。短い時間だが胸のすく質問をし、すべての見直しを求めていく。



◆平成18年3月28日

行革法案

 きょうの行革PTで与野党の審議状況が北橋筆頭理事から報告があり、来月3日から委員会審議が始まるものの審議時間が詰まらない、とのこと。

 馬淵議員が提出した法案審議を深めるために事前に出された質問趣意書は与党に拒否され、担当大臣も中馬行革担当大臣ひとりで一部からは連休前で衆参通過という話もあるらしく、「小泉政権の集大成」「今国会は行革国会」などと政府側が位置づけた割には野党の委員数かける3時間プラスアルファなどと主張しているとのこと。

 断続的に与野党協議が開かれているらしいが、与党は「消化試合」としてやる気が失せたのか、関心はすでにポスト小泉なのか緊張感と真摯さに欠けていること甚だしい。

◆平成18年3月27日

閑話休題

お世話になった白玉の湯「泉慶」の露天風呂「花鏡」
三國清三氏ら考案の「ながおかカレー」。収益は義援金に


 後援会での旅行のため、先週から新潟県・月岡温泉と行ったり来たり。

 昨日はバス5台約250人の支援者の方々に大宴会場でお酌をして膝がすりむける。バス旅行を古いと言われる方もいるが、結束と親睦のために始めてもう10年。何年か前に会津の磐梯熱海温泉に行った時には今をときめく(?)渡部恒三先生に地酒をずいぶん差し入れしてもらった。

 新潟は特に地震や大雪で毎年ダメージを受け、少しでも出来ることをしておくことで、いつの日か万が一、静岡県で何かあったときには全国から助けてもらわねばならない。かつて群発地震の風評被害で伊豆の観光客が減ったことがあるのでお互い様なのだ。

 地に足を付けての活動を地元で支えてくださる方々がいるから国会活動が出来る。突然に選挙になっても逆風になっても勝てるだけの地力を付けることは政治活動の自信につながる、と信じている。

 人間は理屈だけでは動かない、ということが大事である。大勢の人が今度のメール問題で沢山の声をいただいた。酒も入っているからホンネでのやりとりだ。

「常識で考えればわかることをなにモタモタ、回りくどいことやってんだ。国会議員でありながら、そんなことも解決できないのに政権をとても任せられない」という厳しい指弾がおおかたの真意である。

 政策立案能力がどんなに優秀でも、それを実現するためには交渉や調整が必要であり、それが出来てはじめて党の総合力となる。大衆の中に真実はある。

 民主党のどこか無機質な党風の中に油を注いでいきたい。


◆平成18年3月24日

永田氏質疑

衆院懲罰委で永田氏答弁


 今日の衆院懲罰委員会で永田氏がメール提供者を「西沢孝氏」と公表した。

 この名前は先月からすでに永田町とマスコミ関係者の間で明らかになっており、いまさら、という感じだ。だいたい自身の政治生命が風前の灯なのに、西沢氏にどうしてそこまで義理立てするのか理解できない。何故今まで黙っていたのだろうか。

 今更しょうがないが永田氏は辞職するタイミングも失ってしまった。辞職した加藤紘一氏や辻元清美氏が復活して国会で活動している姿を見、一旦、身を捨ててこそ浮かぶ世であることを見てきたのに。それすら判らなかったのだろうか。

 4点セット追及でノーアウト満塁のチャンスに3人のランナーが飛び出し一気にアウト、一瞬でチェンジとなってしまい党の勢いは全くそがれ、「後半国会は消化試合」などと揶揄される状況。

 今国会の目玉であった「行革推進法」について対案作りに取り組むが、関心を持つ議員やメディアも少なく、党内のモチベーションは高くない。4月4日の西沢氏の証人喚問、なかなか出てこない党の検証結果・・。

 この問題はまだまだ引きづられ、いまだ出口は見えず党内にはため息が蔓延する。

◆平成18年3月23日

行革法審議入り


 行革推進法について本会議で15分間、代表質問に立った。

 昨日も書いたが2年9ヶ月前、当選2回のときに「テロ特措法」で5分間の時間が与えられ、その時は冒頭に(法案とは関係のない)北朝鮮から韓国に亡命したファン・ジョンヨプ氏の日本訪問について質問したことを過去の議事録で確認。それ以来ということを私自身も忘れていた。

 その話をすると代議士会で隣に座っていた同期の川内博史議員いわく「そんなこといったらオレなんか当選1回の時に登壇してから、その後、一回も本会議場で発言していない」とのこと。

 議院運営委員会で「本会議登壇モノ」の法案が決められるが、経験と自覚を持たせるために当選1,2回の若手を抜擢することが多い。

 あの時は国会議員になれば頻繁に本会議場で何度も発言するものと思っていたが、実はそんなにチャンスは回ってこないのだということを中堅と呼ばれるようになった今になって判った。

 それにしても“小泉政権の集大成”と力んでいた法案でありながら、その審議入りの冒頭で、小泉総理はこちらが声かけるまで、寝ていたとしか思えない態度。もう情熱を失ったのか。一連の問題で野党はなめられているのか・・。


◆平成18年3月22日

代表質問

 あす本会議で「行政改革推進法案」について松本政調会長と代表質問に立つことになった。

 本会議に登壇するのは03年6月24日に「テロ特措法の一部を改正する法律案」以来、2年9ヶ月ぶり。4月第1週から始まる特別委員会では120時間の審議時間が予定されており、前原体制発足以来とりくんできた「ダブついた政府」「行政のぜいにく」をそぎ落とすべく人件費や税金の無駄遣いについて積極的に取り組む。



◆平成18年3月16日

美人秘書

 週刊文春がスクープした杉村太蔵議員の中華街デート。お相手だった美人女性秘書の勤める羽田孜事務所に問い合わせが殺到したとか(そういえばかつてうちのs女史もその類のひとりとしてグラビアに出たらしい・・)。

 「なにかと話題の政治家」とまくらコトバがつくが、そもそも「話題」にしているのはそのマスコミに他ならず、杉村氏のプライベートにいったい何の報道価値があるのか疑問をいだく。

 タレントが政治家になることはあっても、政治家がタレントにされては(あるいはなっては)ならないと思うが、報道もバラエティも区別のつかぬ昨今の中、物まね番組やクイズ番組のゲストに政治家が出てきても違和感がない自分の麻痺も怖い。

 メディアの露出度が政治家のバロメーターとされる風潮の中、永田議員もメディアポリティクスの申し子だった。



◆平成18年3月15日

謝罪広告とタイゾー君

前原誠司民主党代表と小泉純一郎首相

 今日の朝刊各紙に民主党と永田議員の連名で謝罪広告。

 “全面敗北”のまさに屈辱的な内容だが、悪いのはこちらのほうなのだから何を言っても仕方ない。謝罪広告を切り抜いて屈辱のこの日を忘れぬよう自室の壁に貼る(私だけではなかったらしい)。

 一方で、ワイドショーやスポーツ新聞では 杉村タイゾー議員が官邸で総理に結婚の報告に行ったと満面の笑み。

 私的な用件で委員会審議を抜け出すことなど噴飯ものだが、「どん底の民主党」と「ホワイトデーにハッピーな杉村議員」のコントラストを際立たせたかった意図がありあり。

 事件の非は言うまでも無く民主党にあるが、「リメンバー3・15」をバネにして自らを奮い立たせる契機とするしかない。












◆平成18年3月13日

監視強化へ

 総務委員会で取り上げた北朝鮮向け郵便による現金送金について、政府が監視を強めるという。

 こうしたことが報道され、国内外にアナウンスされるだけでもすでに北に対してのメッセージとして一定の効果があるだろう。今後、政府の体制が強化されればいよいよ実効性を持つことになる。

 地道に北への制裁について考え、取り組んできたことがようやく実を結びつつある。

毎日新聞3/13(朝刊)


◆平成18年3月10日

行革法案閣議決定

 小泉内閣の最後の置き土産、行革推進法が閣議決定された。

 今後、十分勝つ慎重な審議をするのは当然だが、地方分権なしの数字合わせが本当に「行革」といえるのか、徹底的に審議したい。


◆平成18年3月7日

行革法案

 後半国会の目玉である「行革法案」が10日に閣議決定され、国会に提出される。

 今夕の会合で民主党としての対案を出すことでほぼ内定したが、中心となる公務員制度改革では調査会の責任者として昨年から取り組んできただけに、最後の詰めの作業を急ぎたい。

 国の出先機関を地方自治体に統合した地方分権によってスリムな国家像を民主党の理念としたい。党内でのハードルは高いかもしれぬが、“対案路線”の勝負の大仕事の覚悟で臨みたい。


◆平成18年3月2日

王監督がバッターボックスに...

人間政治家 渡部恒三

 渡部恒三・元衆院副議長(当選13回)が国対委員長に就任した。

 川端達夫前幹事長(当選7回)と平野博文・党総合調整局長(当選4回)が二人代理制で支える。当選13回以上は永田町には海部元総理(当選16回)と河野洋平(当選14回)しかおらず、いわば王監督がバッターボックスに立ち、清原と中村が脇を固めるといった陣容。なんかガラリと重厚なシフトになった。

 自民党田中派時代から国対畑を歩み、消費税を通したときの国対委員長が渡部氏であり、その国対副委員長が小泉純一郎氏だったそうだ。

 危機的な民主党において後半国会、ベテランの知恵と経験で一致結束し、とにかく信頼回復を地道に重ねるしかない。

◆平成18年2月28日

ただただ

 今日、永田議員が会見し経緯を説明。結局、永田氏本人は党員資格停止6ヶ月、鳩山幹事長に対して常任幹事会による注意、また野田国対委員長は引責辞任という結論に至りました。

 繰り返しになりますが、事態を混乱させ、大きくしていったのは、一連の発言に見られる「言葉の軽さ」に他なりません。

 ただただ、反省するしかありません。

◆平成18年2月27日

メール事件について

 不真面目との誹りを受けるかも知れませんが、今回のことを野球にたとえてみます。

 疑惑追及、大一番の勝負。予算委員会という注目の一戦で永田氏が今回投げた球はビーンボールでした。例えどんなににっくき相手バッターであろうとも、まずはマウンド上で帽子を取って相手と相手チーム、騒然とした観衆にまずは謝らなければなりません。「ビーンボールでした」と。

 永田氏は危険球退場と治療のためマウンドから下り、ピッチングコーチや監督が協議を始めました。「どんなボールを投げても、それはプレーのうちだ」と言ってみるものの、チームの主砲の選手生命に関わるだけに「手元が狂った、ではすまない」と相手チームから決着を求められています。

 ウオーミングアップせずにマウンドに上がったことは間違いなくコーチと監督の責任が問われてますが、なぜあんなボールを投げたのか真相は分からず、時間だけがズルズル過ぎて試合は中断したまま。観衆は何でこうなったのか誰からもアナウンスがなく、大ブーイング。

 永田氏は永久追放か期間限定謹慎か岐路に立たされ、監督、コーチの管理責任が問われてます。とにかく早く、ビーンボールを投げたことを謝り、プレー再開をしなければなりません。詰め掛けた観衆の気持ちは冷めつつありますが、このままノーゲームとなることを誰も望んでいません。

 3分の2勢力の巨大与党と我々が戦うには世論の支持と後押しが不可欠です。真摯に闘う姿を見て、リスクを顧みずに情報提供される方も出てくるでしょう。その世論に不信感と不安感を持たれては我々は互角に戦えません。完結能力が問われる対応は、本当に申し訳ない限りです。

 また政治家だれしもに功名心を持っていますが、そこには向上心が伴わなければなりません。地道な活動のうえに成果は付いてくるもので出所不明のメールコピー一枚でなんとかなる訳がない・・と大きな代償を払った教訓です。


◆平成18年2月23日

メール事件について

 今回の一連のことについて私の考え方を書かせていただきます。

 「言葉が命」と言われる政治家の言動には重いものがあり、本会議、委員会での発言は全て未来永劫、議事録に残ります。とうぜん発言と責任は裏表です。それゆえ今度の事で“偽メール”であるかどうかの事実を確認せず公の場で発言したのなら、それなりの結果責任を果たさなければなりません。

 政府や与党に疑念があれば、野党はその使命において全力で調査・追及し、権力が隠すベールを剥ぎ取って真実を明らかにしなければなりません。巨悪を眠らせないために果敢に挑むことにひるんではなりませんが、その際の武器は具体的で客観性のある事実の積み重ねでなければなりません。

 今回の事で民主党に対する風は厳しいものになるでしょう。昨年の衆院選敗北から新執行部は対案路線を示し続け、さらには根強い耐震偽装追及などそれぞれの議員が地道に頑張る姿に「やっぱり民主党には頑張って欲しい」という声が増えてきた矢先だけに、こんなことでコケルのか・・、というやり切れぬ思いです。

 我が党はこの難局を乗り切るためには、先送りしたり、責任の擦り付け合いするのではなく、大人の政党として早期に“自己完結”で決着するしかありません。そのうえで野党の使命を果たさなければなりません。

 私自身の自戒も込めて申し上げれば、テレポリティクス(テレビ政治)時代になり、与野党政治家の発言が軽くなりました。今回の事で「政治家のことばの重さ」を改めて噛み締めなければならないと受け止めています。


◆平成18年2月22日

広がるナゾ


 今日、急遽総務省の局長と郵政公社常務理事が来訪。内容は先日総務委員会で取り上げた、北朝鮮あての保険付き郵便の差出数について、重大なミスが判明したとのこと。

 結論からいえば、平成16年に1560通とされていた差出件数は503通で、前年並みとのこと(表参照)。このようなミスの原因は、集計の際、一般の書留郵便と保険付き郵便を誤って合算してしまったこと。

 私としても事前に総務省・公社に調査を依頼していたにもかかわらず、起こったミスだっただけに、まことに遺憾といわざるを得ない。

 しかし繰り返すが、そもそも北朝鮮という特別な国に対して、基礎的なデータがないということ自体が非常に問題なのだ。

 今後は郵政公社として再発防止と実態把握に努めるという。

 そこで、問題なのは、1000通程度あることが新たに判明した通常の書留だ。有価証券を送っているのか、小切手を送っているのか、ナゾは広がる。

 仮に保険付郵便による送金は、年間500通だったとしても一件平均で10万円で5000万、20万なら1億円もの現金が送金されていたことになる。

 送金額については公社において引き続き調査中であり、データが判明し次第、公表したい。


◆平成18年2月17日

永田発言について

 本日の予算委員会で昨日、“堀江メール”を発表した永田議員が質疑に立った。昨日から蜂の巣をつついた騒ぎとなり、朝のワイドショーでも集中して特集。

 NHK中継で見た方も多いと思うが、おそらく「何だ、この質問は」「そこまでいうなら証拠を出せよ」と批判が多かった事であろうし、永田氏と民主党への風当たりも強くなっていると体感する。番記者から「いやあ、キツイっすよ」の応酬。「そんなの判ってるってば」と私。

 情報提供者との関係もあるだろうから、真相を知らぬ私が推測であれこれいうのは差し支えるが、せっかちな世論は来週まで結論を待たない。永田氏も苦しいだろうが、どこかで(さらなる)事実があるのなら提示をせざるを得ない。


◆平成18年2月15日

明日質問

 明日、総務委員会で竹中大臣に対して質問を行う。

 その中で取り上げるが、現在日本では北朝鮮に現金を送ることが出来る。保険つき郵便という種類の郵便で、最高額48万円程度まで送達可能だ。その際の書類が左のもの。保管期間が1年半となっていることから、総務省・郵政公社に取り扱い金額を問い合わせた。

 すると驚いたことに、保険つき郵便物の取り扱い数はわかるものの(表1)、一体いくら日本から北に送金されたかのデータは郵政公社にはないという。

 北朝鮮への経済制裁が取りざたされている中、きわめて合法的に北朝鮮への送金システムが明らかになったが、送金額の実態はわが国政府は把握していないのだ。

 そうした姿勢が日本が北になめられる原因だ。基礎的データすらない中で、事態の変化に即応できるのだろうか。

 尚、北朝鮮宛の郵便物全体の取り扱い件数が平成14年を境に急増している(表2)が、佐藤勝巳救う会会長、西岡力常任副会長など有識者に問い合わせてもそのなぞは解けなかった。引き続きの課題としたい。

表1
表2


◆平成18年2月13日

独法見直しを

 党の決算行政監視調査会が、独立行政法人調査の中間報告をおこなった。

 党独自の調査の中で、貯金と有価証券の合計額が4兆円にも上り、一方で税金による負担は、運営費交付金だけでも1.3兆円。内部留保、資産が、税金投入額を上回っている。

 やはり独立行政法人の「焼け太り」は顕著になった。独法は徹底的に見直さなければならない。

◆平成18年2月3日

官民比較見直し

 共同通信によれば、人事院は「官民比較」の対象として、これまで事実上大企業のみを対象にしてきた調査方法を改め、中小企業も加える方針を打ち出したという。

 もし事実とするならば、ようやく我々の主張が取り入れられたことになる。

 昨年、国家公務員法改正として、法案の形で党内外の反対を押し切って提出した。
どう考えても大企業に偏った現在の「官民比較」は国民の理解を得ているとは思えない。事実、人事院の「民間給与平均」として算出した額は630万弱であり、平均400万円台だった厚労省や国税庁の調査とは200万近い開きがあった。もちろん調査方法等の違いを考え合わせたとしても、その差はあまりに大きい。

 この点の是正を、私が総務担当に就任した直後から政府に強く訴えかけ、国公法改正案の提出となった。結局は廃案となったがひとつの流れを作ったのではないか。


◆平成18年2月1日

天下りの抜け穴

 防衛施設庁技術担当審議官という最高幹部が逮捕された官製談合事件。今でも、天下りは二年間制限されているが、実は多くの抜け穴が存在している。

 『防衛施設協会』こんなものを通じて、天下りがなくならない。2年間「禊」をまつ。まさに抜け穴。トンネル機関になっている。

 民主党は結党以来累次の天下り禁止法案を提出している。もっとも新しいものでは既に前国会に提出しているが、改めて今国会に提出することで話はまとまった。

 前国会に提出した法案の概要は、以下の通り。

「特殊法人党の役員及び職員は、離職後2年間は、物品の製造又は販売、工事の請負、役務の請負、金銭、物品又は不動産の貸付けその他政令で定める取引を業として行う営利を目的とする私企業の地位で、その離職前5年間に在職していた特殊法人又は政令で定める国の機関、特定独立行政法人若しくは二本郵政公社と密接な関係にあるものに就くことを承諾し、又は就いてはならない。」



◆平成18年1月31日

最高幹部逮捕

 防衛施設庁では、天下り受け入れの実績に応じて工事が配分されるという、納税者を馬鹿にした官製談合で、前職と現職の防衛施設庁の技官トップが逮捕される。技術担当審議官とは、施設庁でも事務職の長官につぐ(現在施設庁には、NO.2の次長がいない)地位であり、最高幹部といえる。

 どうしても発注者側が事業者を調整するという、官製談合の構造が是正されない。歴代幹部が逮捕されたことからも、体質的・構造的な問題であることは明らかだ。


◆平成18年1月30日

補正予算について

 民主党は、今日予定されている衆議院本会議で、政府提出の平成17年度補正予算に対して反対する。

 本補正予算には、災害関連予算などの必要な対応も含まれているが、以下に掲げるように、豪雪対策、アスベスト、「子どもの安全」など現下の喫緊の課題に十分に対応できていないことが、その理由である。

 民主党は、これら課題への対応を含めた補正予算案を提案したが、政府与党はこれを真摯に受け止め、今からでも、補正の組替に取り組むべきであ
る。

○補正予算には約5700億円の災害対策費が計上されているが、これは昨年の梅雨全線豪雨、台風14号対策が中心であり、緊急性を要する年末・年始の豪雪対策は含まれていない。既に年間の除雪費用の大半を費消した自治体もあり、国民生活の安全を確保するためには、除雪費用を中心に豪雪対策費用を計上すべきである(民主党案では200億円計上)。

○アスベスト被害者救済については、被害者への対応が「救済」なのか「補償」なのか、考え方の根幹が民主党と異なる上に、政府案は労災適用の有無で救済内容に著しい格差がある。これでは、政治自身が言う「隙間の対策の無い」ということはできない(民主党案では、格差解消のために25億円計上)。

○子どもの安全に関して「犯罪から子どもを守るための対策」として「緊急対策6項目」を昨年末に閣議決定しておきながら、補正予算には何ら関連予算を計上していない(民主党案では7235億円計上)。
 また公立学校の建物には築35年以上の極めて耐震強度が脆弱であることが懸念されるものが17%以上(推定)も存在する。このような建物で多くの子どもが一日の大半を過ごしていることが考えれば、対策は一刻の猶予も許されない(公立学校校舎の耐震化予算:政府案277億円、民主党案5541億円)。

○耐震偽装対策は、まず事業者・政府の責任を明らかにし、その責任に応じた負担を求めるべきであり、かつ災害被災者との公平性を十分に勘案すべきである。また被害者救済の枠組みとして既存制度を利用するとしているが、官僚の裁量性が極めて大きく、大きな疑問が残る。さらに耐震診断は、耐震偽装関連物件に限らず、広く、迅速に実施すべきである(民主党案では、耐震診断費150億円=5000棟分を追加)。


◆平成18年1月27日

議員年金『存続』法案

 国費投入が7割にも及ぶ、国会議員「互助」年金の廃止について、与党の提案が議院運営委員会で可決された。週明けの本会議で衆議院を通過する。

 NHK含め、あらゆるメディアで与党案を「議員年金廃止法案」と報道しているが、その内容は、(1)議員OBへの給付は額に応じ原則4−10%削減(2)在職10年以上の受給資格のある現役議員は、納付済みの額から20%カットした額を一括して受け取るか、現行より15%削減した年金を受給するかを選択、となっている。

 一方、否決された民主党は、現在支給されているOBは30%カット、現役の受給資格者は全員納付額の50%をカットした額を受け取る。以後議員年金制度そのものが無くなる。

 比べていただければ一目瞭然だが、与党案は議員年金をその支給額を減額して存続させる、「議員年金存続法案」だ。

◆平成18年1月26日

ロケ進行中

 現在、地元伊豆ででハリウッド映画の撮影が進行中...以前、フィルムコミッションの設立にかかわったものとしていつも応援しています。

 伊豆の自然は大きな観光資源ですし、海・山・川・温泉・都市、とまあ何でもそろいますから、映画撮影には向いています。

 しかもフィルムコミッションが出来たことによって行政の支援を得やすくなり、かつ人的な資源も活用できる強力なネットワークが形成されています。

 映画が完成して日本に「輸入」され、公開されるのはまだ先でしょうが、今から楽しみです。

詳しくは下記をご参照ください。
フィルムコミッション伊豆http://www.fc-izu.net/
フィルム微助っ人
http://befilm.org/



◆平成18年1月25日

ホリエモン『出馬要請』について

堀江貴文


 自民党から「岡田前代表だってホリエモンに出馬要請したではないか」と言われた件について。

 この件は堀江氏から岡田代表(当時)に会いたいという依頼が来たから会ったとのことで、堀江氏はその際、「国民はバカで、どうせ政策の中身などわからないのだから郵政法案賛成というべき」「世の中を発展させるには一握りのカネ持ちが世の中を引っ張る」等々の話で、岡田氏はあきれて帰ってきたのだそうだ。それだけに自民党筋からあたかも事実のごとく言われることは心外であり、党が発言の撤回を求めたのは当然である。

 ただホリエモンを応援した武部幹事長らの責任うんぬんはこれぐらいにすべきだ。いくら責めてももうこれ以上に発展しない。そんなことはもうマスコミがさんざん“責任論のシャワー”を浴びせている。

 真相解明すべきは、彼らの経済活動に政治の後押しがあったか否か、なぜ証券市場監視が働かないのか、であり、マスコミと同じ批判はもうマスコミに任せればいいのである。政治家よりもよっぽど辛らつでボキャブラリーの豊富な方々がいるんだから。


◆平成18年1月20日

ライブドア捜査

 最近読んだ集英社「ご臨終メディア」(森達也、森巣博)の中に「報道機関でなく懲罰機関」「相手が失敗して転んだと分かると叩き始める」「それまではしっていたけれど警察や検察のお墨付きを貰ったとばかりに棚卸しをしている・・」等々のくだりがあった。著者とイデオロギー的に相入れぬ部分があるが、なかなか示唆に富む本であった。

 ここ数日のライブドア捜査報道に接し、時代の寵児としてもてはやされた堀江社長の扱いはまさにこのとおりである。流行語大賞を受賞し世相を代表する人物であった堀江氏の事情聴取Xデーはいつなのか、逮捕はあるのか、云々・・。

 天国から地獄とはこのことで、かつて辻元清美女史が一晩にして犯罪者となった時とだぶる。
 
 昨年の衆院選の際に私は「小泉の刺客は勝ち組ばかりであって、強者の改革である」と一貫して言い続けた。「金で人の気持ちも買える」「選挙には行ったことがない」と平気で言う堀江氏の人間の資質を疑い、うさん臭さを感じていた。メディアも当然、ある種のアブナサとうさん臭さは感じていたはずだ。

 提携先のフジテレビはやむを得ぬのだろうが、ライブドアと堀江氏を取り上げるたびに彼らのイメージを作り上げ、実態を包み隠してきたことを考えるべきではないだろうか。


◆平成18年1月17日

小嶋氏喚問

喚問時に配布された小嶋社長名の「指針」


 衆院第一委員室で行われたヒューザー・小嶋進社長の証人喚問を傍聴。「刑事訴追の恐れがあるので・・」と半分は証言拒否。

 威勢のいいテレビでの発言は鳴りを潜め、うつむきがちに証言拒否の連発。

 再三の質問に自民党席からも怒号が飛んだが、民主党・馬淵議員から、安倍晋三官房長官の秘書が国土交通省幹部へ働きかけが行われた疑念が強まり、自民党席は静まり返った。

 この質問は小嶋氏の住民への説明会で語られた部分から取り上げられたが、本人が直前まで抱えていた“爆弾”だったようだ。

 耐震偽装のみならずその後の政治工作も徐々にクローズアップされ、今後の展開は政府を巻き込んだものになる気配濃厚。























◆平成18年1月16日

宮崎勤事件について

 あす17日、最高裁にて少女5人を誘拐・殺害をした宮崎勤被告(一、二審で死刑判決)に判決が言い渡される。

 平成元年の7月、宮崎は八王子市内で川遊びをしていた幼女に声をかけ、裸にして写真を撮っていたところを幼女の父親に見つかり取り押さえられた。

 八王子署に逮捕された翌日の早朝、読売新聞八王子支局の警察担当であった私に「例の連続殺害犯が八王子署で取り調べを受けているらしい。事実かガセかワタナベ確認を取ってこい。すぐに夕刊にぶち込むから」とデスクから連絡があり、署の裏手に住んでいた私はあたふたと署に飛び込みむ。

 他社はまだ知らず夕刊に間に合えば大スクープだ。顔見知りの刑事に「そうならそうと首を縦に振ってくれ」とウラ取りに走るも残念ながら一様に表情が硬い。本来なら出勤前の署長、副署長が揃っているのだからただ事ではない。ポケベルが5分おきに鳴り、支局は答えをせかす。もう原稿を書いて流すだけになっている。巨人戦の切符やら読売後援のコンサートチケットやら融通して人間関係を作った署員に端からあたった。

 「署の様子がおかしい。多分間違いない。見切りで書きましょう」と支局に返事する判断をしたときには、報道各社のヘリコプターが舞う音が聞こえ、テレビの中継車が集結し始めた。残念ながら半日早いスクープとはならなかった。

 「今田勇子」なる名で反抗声明を出し、幼女の骨を送り付けた異常な凶悪犯は、想像していた風体とは縁遠い冴えないおとなしい男であり、アニメやロリータが好きで「オタク」という言葉が世に出たきっかけともなった。

 史上例のない幼女連続殺害事件の関連取材で夏休み返上で取材班が作られ、秋川市(現あきる野市)にあった宮崎の実家近くの公民館を借り上げ夏休み返上で前線取材本部に寝泊まりした。「昭和天皇崩御」関連取材と並ぶ忘れ得ぬ大事件であった。

 別の人格が現れるという「多重人格」かどうか、学者も巻き込んでの17年間に決着がつくが、時あたかも阪神大震災から11年目、国会では小島氏の証人喚問。ビッグニュースが目白押しのなか、あらためて世論への一石になるだろうか。


◆平成18年1月5日

新年を迎え

 明けましておめでとうございます。新たな思いで新しい年を迎えられたことと存じます。

 私はきょう5日から1週間の日程でミャンマー、ベトナムに行って来ます。中国の覇権主義が膨張する中で親日的な両国を訪れ、日本の国家戦略のため援助の在り方や資源外交を考えて参ります。

 帰国しましたらまたご報告致します。


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