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◆平成15年1月、2月

15−02−28 委員長招待 15−01−31 首長転出
15−02−25 ミサイル発射 15−01−29 インフレターゲット
15−02−24 二枚舌外交 15−01−28 首藤議員の話
15−02−18 北朝鮮対策 15−01−27 大したことではない
15−02−17 北朝鮮を巡る諸情勢 15−01−25 東京駅にて
15−02−15 アタマだいじょーぶかー! 15−01−23 夕刊フジ
15−02−12 高校生との意見交換 15−01−22 シミュレーション
15−02−10 ノムヒョン特使と 15−01−21 特区構想
15−02−06 予算委員会 15−01−20 岡田幹事長発言
15−02−05 スコット・リッター氏 15−01−17 痛みを伴う改革とは
15−02−03 オーラが消えてしまった 15−01−15 国会を前に
15−02−01 名波浩選手の結婚式 15−01−10 去年からの懸案
15−01−09 小泉訪ロ
15−01−08 国会開会を前に
15−01−07 新年会雑感
15−01−06 新年を迎えて



◆平成15年2月28日

委員長招待

 常任委員会、特別委員会の委員長が委員会メンバーと所管官庁の役人を招待する「委員長招待」というのがある。

 国会近くの麹町会館などで懇談をするのだが、これは「委員会費」という公金で賄われる。だいたい委員会メンバーと大臣、副大臣ならびに官僚の方々が約100人近く集まり懇談するのだが、みな挨拶が終わるととっとと帰ってしまい、名刺交換しても誰が誰やら全然わかんないままで、結果膨大に料理も残る。

 私は以前からこの「委員長招待」のあり方に疑問をもっており、先日の安全保障委員会で委員長、与党筆頭理事との「筆頭間協議」の場で委員長招待の日程が提示されたが、私は「やらない方向で考えられないか」と伝えた。

 その日の民主党国会対策・筆頭理事会議でも「委員長招待の見直し」を党として取り上げるよう提言した。民主党議員が委員長をつとめる委員会もあるのだ。即座に同調してくれたのがあの河村たかし議員だが、与野党の中にも「もうやめればいいんだ」という同調の声を聞く。それぞれが会費制で懇談すれば良いのであって、公金でやらなくても良い。改革は自分達からだ。



◆平成15年2月25日

ミサイル発射

 北朝鮮が24日午後に東部沿岸から対艦ミサイルを発射した。

 今朝9時頃知り合いの記者から第一報を受けて、安全保障委員会の筆頭理事である私は委員会の即時開催を自民党理事の浜田靖一氏に電話連絡。あす理事懇談会を開き、あさっての委員会開催となる。日本政府の今後の対応、なぜ情報入手が翌日になったかなど質すことになる。

 明日開催の判断もあったが、ある程度情報が集まり、整理される「時間差」があった方がよいと判断したか。時あたかも韓国新大統領の就任式前日であり、「戦争だけは絶対に望まない」というノ・ムヒョン大統領が就任式出席中のパウエル国務長官に対し何らかのアクションを起こすことを期待しての示威行為だろう。

 射程の短いミサイルであったことが今回の狙いであり、「次はもっとエスカレートするぞ」とこちら側の出方を北朝鮮は待つのであろう。これは次なる示威行動の序章と考えると慄然とする。




◆平成15年2月24日

二枚舌外交

 18日の原口国連大使の武力行使「支持」表明以来、政府の二枚舌外交がますます明らかになってきた。

 「新たな国連決議を求める」と言いながら、どういう内容の決議とすべきかについて明らかにしない。

 原口大使の演説についても、英文でははっきりと支持表明したにもかかわらず、外務省の国内向け日本語訳ではわざとニュアンスを弱めた訳文を発表。海外向けと国内向けを使い分ける「二枚舌」、と「日曜討論」で外務省関係者からも批判される始末。

 政府は国民への説明責任をどう考えているのだろうか。




◆平成15年2月18日

北朝鮮対策

 アメリカが経済制裁を検討するなど、北朝鮮を取り巻く状況がますます危なくなってきた。伊藤英成、前原誠司両氏が24日からワシントンに行くとのことで、北朝鮮問題プロジェクトチームの事務局長である私が党としての見解をまとめている。

 北がさらに瀬戸際外交をエスカレートさせ、ミサイル発射実験をかなりの可能性で行うだろう。日本海に向け飛ばしたノドンや日本列島を飛び越えて三陸沖に飛来したテポドンのような事をもう一度行えば、万景峰号の入港禁止、在日朝鮮人からの送金停止など、国連安保理の判断を待たずして我が国としての「制裁」を断行すべきだ。

 北は「制裁は宣戦布告と見なす」と出てくるだろうが、毅然とした国家の意志を示さなければならない。



◆平成15年2月17日

北朝鮮を巡る諸情勢

 ここへ来てアメリカが韓国と空母を出してまでの合同軍事演習をするとのこと。北朝鮮の反発は必至だ。

 また、国連決議をまたずしてすでにアメリカが経済制裁の具体策を検討しているとも。

 今後は緊迫する北朝鮮情勢についてレポートします。




◆平成15年2月15日(週末版)

アタマだいじょーぶかー!

  国対の部屋にあった週刊現代から。()の突っ込みはアレンジしました。

 いわく「アメリカの輸入品の多くは海外から来ている」(海外から入ってこない輸入品って見せてみろ)
 いわく「今こそ人類が太陽系に入って行くときだ」(いるってーの)
 いわく「今週の木曜日にはこのレーガン国際空港からチケットカウンターと飛行機が飛び立つ」(そんなもんがとびたたねーよ)
 いわく「私にとって最も大切な仕事は、知事になることでもファーストレディーになることでもない」(なれないって)
 いわく「偉大な国アメリカはペースメーカーになるだろう」(心臓悪いのか)
 いわく「私を大統領として頭が悪いと思っている人は、その事実を甘く見ている」(もっとやべーじゃねーか)

 お判りのとおり、ブッシュ大統領の発言。「ブッシュ妄言録」と言う本にこんな発言が集められてるんだそう。このほかプーチン・ロシア大統領を「プーチン・プー」と変な愛称で呼び「君は私と隠れ家に一緒にいてほしいタイプだ」とおかしなことを語りかけたらしい。
 はっきり言って「お笑いバトル」の若手漫才師よりよっぽどおもしれーぞ。飲み屋でのギャグネタとして一世を風靡した森元総理の「ハウ、アー、ユー」を「フー、アー、ユー」とクリントンに言ったのどうのなんて足元にも及ばない。

 時あたかもアメリカ地方議会がイラク攻撃反対決議を続々と提出。漫才のネタ本ならいいけど、こんな人がアメリカ大統領ということはえらいことだ。どんなに考えてもイラク攻撃を回避し、日本政府は追随してはならないだろう。


◆平成15年2月12日

高校生との意見交換

 今日、私立和光高校の生徒さんたちから沖縄基地問題、安保問題についてインタビューをうけた。

 なんでも、基地問題を研究する授業を履修していて、かなり本格的に取り組んでいるようで、すでに沖縄へ視察にいって現地の人々との意見交換も済ませているという。

 彼らは沖縄に基地が集中している現状に疑問をもっていた。こちらも、昨年まとめた「沖縄ビジョン」やこれまでの資料を使いながら、基地の縮小について、返還後も見据えた沖縄経済の振興についてなど、彼らの疑問に答え、意見交換した。

 イラク問題、北朝鮮問題等々、様々な問題が山積するなかで、若い世代が安保問題にしっかり考え、正面から取り組む姿勢は国の未来にとって貴重なことだと思った。




◆平成15年2月10日

ノムヒョン特使と

 韓国の次期大統領ノ・ムヒョン氏の特使、チョン・デチョル氏ら一行と8日土曜日の朝、都内で朝食をとりながら意見交換した。

 議題は緊張感増す北朝鮮の核開発で特使ら一行は「北の核開発、保有を容認しない」「平和的対話を続ける」「日、米、韓3国で能動的に解決すべき」と基本原則を提示しながらも、訪日前のアメリカの雰囲気について「クリントン時代の94年の交渉は失敗であった。結果的に核開発は続行していた。もう北の瀬戸際交渉には巻き込まれたくないという姿勢」「北朝鮮の外交カードはもはや核しかなく、ミサイル試射など次のカードを切る可能性は高い」と発言。北の「脅し」がブッシュ政権に通じず、次なる「本気だぞ」と言わんばかりの可能性は私も高いと思っている。

 査察団からいまだ告発されぬイラク情勢と核開発を再開し、「先制攻撃も辞さない」という北朝鮮の、どちらが日本にとって喫緊の脅威か明白である。マスコミの扱いも北朝鮮の脅威にシフトしてもいいのではないか。




◆平成15年2月6日

予算委員会

 予算委員会のバッターは菅代表に続き、前原議員。明日は原口、枝野両議員。

 皆さん2月2日の沼津での私のシンポジウムに来て下さった若手ばっかり。みんなガンバってんのに「オマエなにやってんだあ」とか言われそう。



◆平成15年2月5日

スコット・リッター氏

 元国連大量破壊兵器査察官のスコット・リッター氏の「イラク攻撃…ブッシュ政権が隠したい事実」(合同出版、星川淳訳)を読んだ。

 アメリカがイラク脅威の確固たる証拠を安保理に提出するという間際に、国会内外で氏は講演し、警鐘を打ち鳴らしている。

 氏はオサマビンラディンとフセインの関係について、
 『フセインは世俗的な独裁者。彼はイスラム原理主義に30年間にわたって宣戦布告し、イスラム教の強制布教を厳禁した。ビンラディンもフセインを抹殺すべき背教者として敵視している。』
 として、つながりは皆無という。

 またアメリカがイラク攻撃する根拠は、
 『イランやクルド人に対して化学兵器をかつて使用していたことを知りながら(アメリカがイラクを)支援した事実を隠すため』とも指摘する。

 氏は世界で最もイラクを知っている人間として、日本政府の誰よりも事実を知っている。
 我が国の外務省は、「アメリカが攻撃した際、支持すると一言いえば、日本の役割は8割終わる」と官邸に進言したと報道されたが、こうした人間の意見は聞いているのだろうか。

 独、仏はじめ国際世論が許さぬ場合、アメリカは「イラク解放法」という国内法を攻撃の根拠とする、という見方もあり、アメリカによるアメリカのためのイラク攻撃に、日本は安易な支持など決してしてはならない。

 訳者の後書きは、湾岸戦争で劣化ウラン弾が史上初めて使用されたことに言及し、
 『劣化ウランの半減期は45億年、永久に放射能を出し続ける。湾岸戦争では広島原発の1万5千発に匹敵する800トンが使用された。』つまり、『湾岸戦争とは核戦争だった』という、核政策研究所ヘレン女史の言葉で結んでいる。

 この言葉は重い。



◆平成15年2月3日

オーラが消えてしまった

 今日は総理の施政方針演説に対する各党の代表質問。我が党からは岡田克也幹事長と伊藤英成副代表が登壇。

 小泉総理の答弁は先週の施政方針演説の繰り返しに終始し、就任当初の「信書は郵便以外では送れないなどという訳の判らない役所の理屈はこの小泉政権では許さない」と机を叩きながら答弁した小泉総理のオーラが感じられなくなった。答弁書の棒読みである。

 岡田幹事長は「自民党税調を廃止してはどうか。総裁としての考えは」の問いに「与党の判断を仰ぐのは当たり前」と当たり前の答え。自民税調は大蔵省(現財務省)出身者で占められほぼ財務当局と一体化している。「自民党をぶっ壊す」とは何だったのか。
 
 また「イラクへのアメリカの先制攻撃があった場合の我が国の対応は」(民主党は反対と述べた後で)に対し「国際情勢に鑑み、判断」の一点張り。あらゆる状況を想定して日本は主体性ある態度をしなければ国家とは言えぬのに、これでは今までの「仮定の話にはお答えできない」というアホみたいな答弁と何も変わらぬ。

もうオーラは消えてしまった。



◆平成15年2月1日(週末版)

名波浩選手の結婚式

 1月18日、ホテルオークラでのジュビロ磐田・名波浩選手の結婚式に招かれた。

ご尊父の名波元一氏と親交があったことからご招待頂いたが、かつてご尊父から聞いたエピソードが胸に残っている。

 イタリアの強豪チームに移籍してイタリアでの最初の試合、応援席に中年の日本人女性のグループが来ていた。
 元一氏は「若い子ならともかく、なぜまた、こんな遠くまで・・」と不思議に思って声を掛けたところ、そのお母さんたち曰く「自分の子供が不登校で、親も学校もどうしようもなくお手上げだった。思い余って子供の好きだった名波選手に手紙を出したところ、「頑張れ、負けるな」のメッセージが返って来た」という。

 子供はそれから学校へ行くようになり、元気になった。「恩返しに」とお母さんは友人を誘って、一人イタリアに乗り込んだ名波選手の応援に駆けつけたという。元一さんは「我が息子ながら、感動した」

 名波選手は順天堂大学に一般入試で進学し、教師も目指したらしい。ジュビロ磐田からは勿論、ニッポン代表選手が多数詰め掛け、歓談タイムは出席者総「林家パー子」状態の中(記念写真人気はやはりゴン中山。次いで司会の日テレ・柴田アナ)、はしゃぐことなく終始はにかんでいた名波選手。

ゴン隊長!! 司会を務めた柴田アナ 夢の共演?(名波&桜井) ミスチル幻のライブ!

 締めのアトラクションではミスターチルドレンが生演奏、「ヒーロー」を熱唱。ヒーロー名波に幸あれ。



◆平成15年1月31日

首長転出

 松沢成文代議士が神奈川県知事選挙に出るとのこと。かなり前向きのようだ。しかしオフコースの小田和正を自民党が口説いているとの情報も。そんなの出てきたら勝てんのかな、松沢さんどーすんだ。

 ちなみに週刊誌で名前が挙がった原口一博代議士は「あれはウソ。山崎自民党幹事長が勝手に話したこと。本人に直接抗議した」と憤慨。あとは釘宮磐先生は大分市長選挙に出るとか(本人が後の席で話していた)。杉並区長の山田宏・元代議士が「首長になって充実している。国会議員のときの活動はなんであったのだろうか」と言ったと何かに書いてあったが、昨今の首長の注目度は国会と同等もしくはそれ以上。

 政局に明け暮れる国会よりも市民生活に密着した大胆な政策を出す地方の首長のほうが面白いのかも。しかし・・。

◆平成15年1月29日

インフレターゲット

 昨今、デフレ対策として取り上げられる「インフレターゲット論」。
 政策的にインフレを起こして物価上昇させる政策だが、そもそもインフレ進行に歯止めをかけるための政策であり、デフレ対策で政策発動されたことは世界のどの国でも歴史上なく、日本がもし断行すれば、史上初めての政策となる。

 しかし人為的にインフレをある一定の数字に止められるか誰も確証がなくコントロール不能となりかねない危険な政策である。

 そもそも個人消費、失業率が悪化しているこの時機に、物価上昇というのは消費サイドから見た場合、下げ止まり感からの消費誘発となるよりも更なる消費抑制に向かうと私は考え、インフレターゲット論には反対である。それより就学支援や住宅リフォーム促進によって家計を直接支援し、可処分所得拡大しかない。学者の実証のために使われてはならないのだ。



◆平成15年1月28日

首藤議員の話

 今朝の外交、安保部会で昨年暮れにイラクを訪れた我が党の首藤議員の話を聞いた。

 フセイン側近のラマダン副大統領に会った氏は最近、イラク幹部に現地で会った唯一の日本の政治家、いわば野党と言っても日本の政治家の特使であり興味深く聞いた。

 「日本は米英に次ぐ第3の敵」と言われたというが、なぜ我が国は独自のチャンネルでイラクと話をしないのか。イラクはもともと親日的な国家である。国連査察が安保理で延長されたが、この期間内に我が国は特使を派遣するべきで、我が国として査察受け入れを進言すべきだ。アメリカの一方的情報だけで国家意志の判断をしてはならない。代理大使をおく外務省はイラク政府幹部に慣例上会えず、「イラクを利するから」と空路の入国も見送っている。民主党としてイラクへ行くべきという意見も出、検討することになった。許されるなら私も行きたい。

 外交決断には情報と交渉の多元チャンネルが必要であり、主導権を常に持たねばならない。



◆平成15年1月27日

大したことではない

 小泉総理が「この程度の公約を破ったことは大したことではない」といわせ、菅代表が一本取った、とマスコミ評。

 しかしそんな事は大したことではない。問題は「ならば我々はどうするか」を示す事であり、ワイドショー的政治は去年で終わったのである。菅代表も「してやったり」と得意になるとまた足元をすくわれる。



◆平成15年1月25日(週末版)

東京駅にて

 地元へ帰る新幹線車中でのこと。出発を待っているこだま号内で新聞を開いていると、ケータイで何やら人を怒る声が。

「何だよ、だれだよ」とコートを直す振りしてふり返ると、「さあこいコノヤロー」の顔した、い、い、猪木さんが。決起大会の「ガンバロー三唱」で、「1、2、3、ダー」をやる私としては猪木さんと何を話していいのか(別に話さなくともいいんだけど)落ち着かない。
 
 猪木さんで思い出したけど、むかーしむかし、携帯電話などないころ東京駅のホームの公衆電話で電話していたとき、「なげーなこのやろ」とテレホンカードをピタピタ叩きながら威嚇のつぶやき。「すいませんね」と振り返ると上下甚兵衛ルックの「金髪の狼」上田馬之助さんが仁王立ちで苛立っていた、ことがある(タイガー・ジェット・シンとコンビを組んでいつも流血してたヒール役)。

 このサイトを見て頂いてる人はもうご存じと思いますが、私はかなりミーハーです。次回も、名波浩選手の結婚式のことを書こうと練っています。




◆平成15年1月23日

夕刊フジ

 地元へ戻る途中、東京駅で「夕刊フジ」ほか一般紙を数部購入。
 
 夕刊フジの鈴木棟一氏の「風雲・・永田町」という永田町インサイドものを読んで自分の選挙区のことが書かれていた。

 内容は自民党系候補が4人いて党員投票で決める、というもの。改めて注目区であることを実感。

 もちろん私が関与できることではないので、だれが出ても自分のスタイルで選挙運動をし続けるしかないのだ。




◆平成15年1月22日

シュミレーション

 今日の読売新聞朝刊に、行き詰まった北朝鮮が軍事的行動を起こし、朝鮮半島有事となった際の対応を政府が検討していると報じた。
 骨子は1)攻撃開始の際は70時間以内に退避完了。2)ソウルから、釜山など南部に列車、バスで緊急避難。3)公海上に待機する自衛隊艦船にヘリで輸送。4)中心部に残された邦人は米軍に救出要請。

 在韓邦人は1万7千人、旅行者一日平均1万6千人の約3万3千人が対象。

 ガイドラインでは第三国に滞在する日米両国の一般市民を米軍や自衛隊が退避させる。しかし自衛隊が紛争地から米国人を救出することができず、協定は、偏務的となっているが、こうした検討はなされて当たり前である。

 以前、安保委員会で米国がイラク攻撃することを前提に我が国の対応を質したが、「仮定の話であり、答弁は差し控える」という愚にもつかぬアホな答弁を川口外相以下繰り返し、委員全員が逆ギレ寸前だった。

 今回も恐らく、「新聞報道は承知しているが、事実かどうかお答えできない」とでも言うだろう。新聞にはリークするくせに国会では「答弁できない」という。何を考えているかさっぱり分からない。

 右も左も分からぬ観光客などソウルの街角でどうしていいか分からないから、とりあえず軍事訓練を経験している韓国人に従うしかないであろう。

 近未来小説のようだが国家たる者、図上演習をしておいて間違いはないはずだ。



◆平成15年1月21日

特区構想

 新年度からの構造改革特区の、自治体や民間企業から寄せられた2次募集案が発表された。実現には関係省庁との折衝で可能な者は導入されるが、特徴はフリースクール設立や株式会社による大学設立、スーパーイングリッシュティーチャー特区など教育分野が目立つ。

 この動きは大歓迎で、自治体や企業が地域独自の制度をそれぞれの発案と責任で導入し、全国を一律に縛る法律の限界や矛盾が露呈することになる。地方主権確立の点からも推進したい。



◆平成15年1月20日

岡田幹事長発言

 昨日の日曜討論で、岡田幹事長が「拉致された5人を北に返さなかったのは誤り」と発言した。
 
 これは言語道断の発言で、党内でも「ネクストキャビネットではっきりと幹事長に指摘し、真意を質す」と同僚議員と話しあった。誘拐犯が盗んでいったものを取り返したことは主権国家として当然であり、泥棒の元へ返す必然性も正当性もない。5人を絶対に返してはならない。

 これは幹事長個人の発言であっても党の見解とされてしまう。発言はたいへんな過ちだ。



◆平成15年1月17日

痛みを伴う改革とは

 「痛みを伴う改革」ってだれが痛みを伴うのか。納税者ではなく税金を受け取り、使う人間である。

 経済環境は悪化している。状況はどんどん厳しくなっていることを地元を回って痛感する。20日からの国会、私たちに先送りと甘えは許されない。「説得の政治」ではなく「納得の政治」を断行しなければならない。



◆平成15年1月15日

国会を前に

 民主党と自由党での統一名簿の話が出ている。
 
 小選挙区でそれぞれの党の候補がバッティングせぬよう調整すると比例区での票は出ない。私は平成8年の選挙で「民主公認、新進党推薦」で闘ったが、旧民社系労組は「小選挙区は渡辺だが、比例は民主ではなく新進党」と徹底させるのが困難だったという。技術的に統一名簿というのは別の政治団体となるとすれば、両党の合流も視野に入れざるを得ない。

 なぜなら小選挙区で調整して自由党候補が出れば、そこには民主党の旗を実質揚げられないことになり、自由党が候補擁立を見送った場合も同じことになる。突き詰めて行けば、これでは何のためにそれぞれの党があるのか意味がなくなってくる。

 「選挙互助組織」のような政党間協力とならぬよう議員間交流、合同勉強会を重ねるなど中身ある政策合意も併せて急がなければならない。

 次の選挙では連立政権の主要閣僚の組閣名簿も青写真を見せて(菅総理、小沢財務相、北川・地方分権担当相など)、有権者の審判に委ねる。

 とにかく自民党を野に下らせ、その後に政界の大再編を起こすこと。民主党は旧自民党から社会党までの「自社さ」政党であり、自民党も社会党、自由党、公明党と連立のパートナーを変えながら全てを飲み込んで巨大化した与党。双方とも矛盾を抱えていることに世の閉塞感は起因している。

 はやくケリをつけなければ日本の未来はない。



◆平成15年1月10日

去年からの懸案

 今日電話で拉致日本人救出会の佐藤勝巳会長と話す。

 佐藤会長は昨年の安保委員会、参考人質疑で「戦後北朝鮮外交をおかしくした政治家」として金丸、野中、中山氏ら自民党代議士を名指して批判し、当事者から「議事録削除せよ」と要望が出ており、昨年の理事会で我々は「発言が気に食わないと削除するなら何のための参考人質疑か」と削除を拒否。

 そもそも佐藤会長は自民党の要請した参考人であり、発言が飛び出したのは自民党・平沢勝栄委員の質問のときである。いわば「意図的、計算ずく」の発言とも取れるが、議事録をどうするか自民党筆頭理事と自民党内ですったもんだしている。

 佐藤会長は「議事録削除で自民党が押してくれば面白いことになるんだけど」とニヤリ。




◆平成15年1月9日

小泉訪ロ

 小泉総理がロシアを今日から訪れる。当然、デッドロックに乗り上げた日朝問題が外に出るかどうかは別にして議題となるだろう。

 11月の安保委員会で取り上げたがロシアの情報機関が99年に有本恵子さんと会っているとの指摘もあり、今度の訪問で新事実が時間差で出るかもしれない。



◆平成15年1月8日

国会開会を前に

 20日からの通常国会を前に委員会構成も決まった。私は安全保障委員会の筆頭理事と事態対処(有事法制)特別委員会の理事をつとめる。前通常国会からの安保畑をメインに引き続き活動する。

 一応党では希望委員会の意向を聞くので、私は「中小企業問題をやりたいので経済産業委員会」か「伊豆振興のため観光政策に取り組みたく国土交通委員会」と言ったが党では「新生民主党がしっかりした安保政策を確立するため中心になって欲しい」とのこと。

 次の内閣の安全保障担当大臣は前原誠司代議士。次世代の安保政策のため頑張りたい。



◆平成15年1月7日

新年会雑感

 今日は地元の連合静岡の新年会で夕刻から静岡市内のホテルへ。
 
 昨年から忘年会、新年会が景気悪化を受けて激減している。伊豆の温泉旅館に呼んで頂いた企業もあるが今や稀で、旅館の経営者などに聞くと「4割ダウン」で、個人のグループなど会費制で小規模になっているそうだ。

 また今年のように統一地方選の年となると県議会、市議会の候補者が入り乱れて挨拶するものだがそうしたケースなく事のほか静か。
 
 マスコミなどは年始から統一選や衆院選の特集を組んだりしているが、現状は裏腹にヒンヤリした状況であり、選挙近しの高揚した雰囲気が感じられないのは自分だけだろうか。
 
 今度の選挙は読めない。



◆平成15年1月6日

新年を迎えて

 今年は政治決戦の年。昨年に引き続き内憂外患の一年が続くでしょう。とりわけイラクと北朝鮮という世界の危険地帯がどう出るかで日本の安全保障体制が問われます。

 憲法を守り、専守防衛に徹し世界秩序を守ることが理想ですが、北朝鮮という隣家で一触即発の時がきたら理想論だけでは対応できない場面も考えておかなければなりません。

 日本国憲法前文の「我らは平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において名誉ある地位を占めたいと思う」の趣旨に添えば、我が国が主体的、能動的に判断せざるを得ず、日本の覚悟が問われる時期が来るかもしれない。