渡辺周の禁煙日記

 その17 (平成13年12月1日)

禁煙日記 輝く2001年ファイナル


 その昔、禁煙を始めたことなど忘れるほど時間がたちました。今年の正月からの禁煙がはや11ヶ月。

 「おタバコは吸います?」「いえ」と自然に出るようになった。新幹線でも喫茶店でも無意識に禁煙席に足を進めている。いまやワタシは「タバコを止めている」ではなくて、「止めてしまった」のだ。
 
 一昨日、草津温泉の帰りに奇勝「鬼押し出し」に数分、立ち寄った。高校二年の時に恒例の学校行事”高原教室”で来て以来。一瞬ノスタルジックな思い出にふける。

 そうだあの時、バスの一番後ろで窓から顔を出して一緒にタバコを吸っていたマサヒコ君も今や禁煙者。

 禁煙補助ガム”ニコレット”噛みながら禁煙に成功した。「おまえがやめたんなら俺だって」とマサヒコ君の禁煙決意に大きなインパクトを与えたこの1年。

 そういえば、わが党のアズミ議員も、自由党のナカツカ議員も禁煙をしている。みなニコレットをポケットにしのばせて、食事の後はグチャグチャ噛んでいる。そういえばあのハシリュ-氏も委員会中、なにやらグチャグチャ口を動かしていた。あれはニコレットに違いない。ハシリュ-氏は総理時代に全面禁煙の国際会議で「かなりのムリを言って、建物の中庭に灰皿を置かせてヒンシュクをかった”前科”がある人。(ちなみにその場所はハシモトプレイスと呼ばれているらしい)

 マサヒコ君もアズミ議員もナカツカ議員もハシリュ-も、ニコレットで禁煙。これでタバコ増税したら、やめるやつは増えるぞ。


 その16 (平成13年9月17日)

タバコ吸うヒトってどこか変


 国家的な危機が予想されるこのときに、こんな事を書いていていいのか悩みましたが、9月1日で禁煙生活9ヶ月目に入りましたので、閑話休題で書かせていただきます。
 
 HPでも報告しましたが8月後半に、10日間ほどパリ、ロンドン、ベルリンと回ってきました。 衆議院の視察でしたが、メンバー8人中、委員会の委員長はじめ4人が結構ヘビーな喫煙者。 飛行機、長距離列車、視察先の政府機関は、いずこもノースモーキング。 長い移動時間や会議の前に ” 今生の別れ ” のように吸いまくり、移動からの開放や会議終了後、懐かしい思い出を楽しむように皆さんいっせいにタバコを吸いまくる。
 
 「 しばらく吸えなくなるから 」 「 しばらく吸えなかったから 」 両方の理由とも数時間のことなのだが、私の経験から、かえって 「 いつでも吸える 」 よりも 「 しばらく吸えないから 」 という制約があったほうが、喫煙量は間違いなく増える。 ノースモーキングの借り上げバスも、喫煙者の集団的自衛権には勝てず、いつの間にかフリースモーキングになってしまった。
 
 外国には、日本のように自動販売機は往来になく、ドラッグストアーやホテルの売店やロビー奥の販売機で買う。 ヨーロッパでは、祭日や、時には昼休みに店を閉めたりするところもあり、タバコを求めてさ迷い歩いていた某自由党のN議員さんの姿は、今もまぶたに焼きつき離れない。

 えらそうに言うのもなんだが、タバコをやめてさめた目で喫煙者の皆さんを見ていると、タバコはそのヒトの人生の中枢をしめてしまっている。

 恐るべしタバコ。



 その15 (平成13年8月1日)

禁煙日記 得る無害の悪夢
 
8月1日、禁煙からまる7ヶ月目。最近なぜかタバコを吸う夢を見て、「しまった、タバコを吸ってしまった」
といって飛び起きることが続く。 2日前にも見たが、これで4度目。
 
人の夢の中の話ほど、”生産性”のかけらもなく、無駄なものこの上ないが、要は「すっちゃおっかな、やっぱり
やめよっかな、でも一本ぐらい。シュボッ、フーうめー」。このパターンが4度も夢に。
 
毎回、「しまった、吸ってしまった」との罪悪感で目がさめるのだが、私の意識下でいったい何が起きているのか。
人格崩壊への道を歩み始めてしまったのだろうか。
 
夢判断が得意なアナタ、どうか的確な指示を!


 その14 (平成13年7月2日)

 禁煙日記 〜Remix Version
(リミックスバージョン)

 元旦から始めた、あの辛い禁煙も半年を迎えました。 これまでウソいつわりなく、ただの一本もタバコを吸わずに一年の半分が過ぎました。

 何でか判りませんが、このあいだの夜中、わけのわからんケーブルテレビを見てたら 「 松ヤニトローチ 」 の通販宣伝をしてました。 松ヤニのエキスが、体内のニコチンを排出し、ニコチン依存症から脱却できるのだそうな。 こうした商品のCMを見るたび、費用対効果を考えて悩んでた日々を思い出し、いまは 「 あわてて住所メモって、こんなの買ってるやついるんだろうな 」 とフフンと嫌な笑いを浮かべてしまう。

 こうした商品には必ず、*個人によって効果は違います、…とあるけど、そりゃーそうだ。最後は自分の意思! 「 自分の意思しかない 」 のです。

 参院選直前の今のシーズン、ストレスの海のような選挙事務所でタバコを吸わなければ、いよいよ私も独り立ちです。


 その13 (平成13年5月31日)

 禁煙日記 スペシャル


 5月31日は世界禁煙デー。 いままでの禁煙日記では、はっきりいっていいことしか書いていませんでしたが、たいへん困っている事があります。

 それは 「 デブになる 」 という事です。 タバコを止めてから、どんどん太ります。 えらいことです。 もう何キロ増えたか、体重計に乗る気も、見る気もしません。 会う人会う人に 「 太ったねェ 」 「 しばらく見ないうちに貫禄ついちゃって 」 「 なんだ周ちゃんか。 誰だかわからなかった。 」 などなど言われ、最近では第一声を発する相手の口の微妙な動きに 「 ごぶさたしてます。 太っちゃいまして 」 と機先を制してます。

 さあ、こんどは肥満と闘う渡辺に励ましのメールを!


 その12 (平成13年5月10日)

 禁煙日記 リターンズ・
 もうどこへ行っても怖くない!


 連休も明けてしまいました。 禁煙からまる4ヶ月が経ち、タバコを吸わない生活が、さも当たり前のようになってしまった。

 前回、確か町内ソフトボール大会で、ばたばた走っても息切れをしなかった話をしましたが、今回は禁煙して初めての遠出。

 党の活動でGW中ヨーロッパへ。ロンドンまで12時間のフライト。

 喫煙していた頃なら、まず成田のデュ−ティーフリーで 「カートン買い」 し、向こうでお気に入りの銘柄がなくならないように滞在日で割って、アタマで一日の消費本数を計算したりしつつ、気が狂ったみたいに喫煙所で吸いだめ。

 しかも 「全席禁煙を導入しておいて免税店ではこれみよがしに山積みして購買意欲をあおり、しかも機内販売でも売ってる。 吸えないなら売るな。 絶対おかしい。 アホンダラ!」 などといいながら、 恐怖の長時間禁煙に挑むところであったであろう。

 寝ても覚めてもタバコを吸うことを考えつつ、何とかいい手段はないものか、あと何時間かかるのか、どこかで降りないかな、しまった直行なんか乗るんじゃなかった (そこまでは思わないか) なんて、タバコの事が思考の大方を占めてたであろう。

 以前にも書いた 『 禁煙セラピー 』 という本に 「 喫煙場所を探すことに神経と時間を費やすことは、なんて無駄でしょう。あなたはそれから解放されるのです。」 とありましたが、そのとおりです。 意味が良く分かりました。

禁煙・・それは喫煙からの無限の思考を取り戻すこと



 その11 (平成13年4月5日)

 禁煙日記 立志編


 ごぶさたしています。禁煙日記です。最近ではHPのアクセス数も一日三ケタとなり、思えばこの禁煙日記を始めてからアクセス数が飛躍的に伸びたと、心から感謝しております。

 さてタバコをやめて丸3ヶ月が経ちました。桜が咲いたり散ったりし、春の選抜高校野球も気が付いたら終わっていた、という初夏の季節を迎えています。

 先日、30歳以上町内対抗ソフトボール大会というのがあり、まぐれで4打数4安打(うち2本は限りなくサードゴロとしか思えない三塁線を破るヒットと新庄の初安打なみのポテンヒット)を記録し、塁に出て狭いダイヤモンドをどすどすと駆け巡りましたが、なんと息切れがせず、目の前を泳ぐあのミジンコみたいなチカチカもなかった!
タバコをやめて初めての本格的な運動。すこぶる体調が改善していることを体感した。初夏の風、白い雲、さわやかな汗、痛む筋肉・・。あとは出た腹をどう引き締めるか。

 30代最後の肉体改造、体調改善への挑戦はとどまるところをしらない。





 その10 (平成13年3月1日)

さらば禁煙日記 青雲編完結                                (惜しげも無くタバコを捨てる渡辺周)

日は31日。1日違うだけで2月と3月ではガラリ雰囲気が変わる。今日で禁煙断行から50日、大きな節目に立っている。先日の日曜日に「特命リサーチなんとやら」という番組で禁煙の特集をしていたとスタッフYが撮ったビデオを持ってきたので、昨日議員宿舎の部屋で見た。専門的な説明ははぶくが、禁煙から2ヶ月過ぎてもタバコを吸ってしまう人間が25%ほどいるとのことだった。ニコチンの禁断は2週間でなくなるそうだが、日常生活の一貫として習慣的に吸いたくなり、禁煙を破ってしまうらしい。例えば食後の一服というヤツ。パブロフの犬状態なんでしょうが、こういう場合にはこれまでと生活習慣を変えてしまうと潜在する記憶が書き換えられるらしい。たとえば食事のあとに歯を磨くとか、目覚めの一服の変わりに何かを口に入れるとか・・。

番組で禁煙に取り組む実験者(ひとり脱落)の姿に在りし日の自分がだぶる。時間を逆戻りさせて正月からもう一度やれと言われてもまず無理だ。なぜあの時禁煙に向けてふんぎりをつけられたのか。科学では解明できない私の生なる本能、バイオリズムが地電流と太陽からの惠、月の満ち欠けのすべてがパーフェクトストームのように偶然にも重なり天文学的確率で好条件を生み出したのだろうか。神と大地が交差する奇跡のタイミングであったとしか思えない。

禁煙にはもしかしたらこの時しかできない、という天の時があるのかもしれない。それは「誰のためでなく、自分が健康で生きたい」という本能からの警告なのである。

*途中から執筆者・渡辺のキャラが変わってしまい、文脈の乱れでご迷惑をおかけしました。禁煙によるさまざまな発作現象と御理解ください。時期をみて「立志編」を始めます。



 その9 (平成13年2月19日)

大人気 渡辺周の禁煙日記

  禁煙にふん切れず、迷っている人たちの間から爆発的な問合せが来ているこの「渡辺周の禁煙日記」も今回で9回目。今回が50日目で、次回の10回目でちょうど2ヶ月という区切りにあたり、ひとまずこの「禁煙日記・青雲編」を休筆したいと思っております。

 これは決してタバコを吸い始める為の予防線では
なく、タバコを吸わないことがなんら特別なことではなく、あたりまえの日常となって皆様にお伝えすることはもうなくなったとの思いからであります。

 ただ時期を見ながら「禁煙日記・立志編」「禁煙日記・リターンズ」「禁煙日記・ベストコレクション」などの形でまたお伝えしたいと思います。

 昨日、お世話になっている地元の「スパルタ塾」のT学長の主宰の異業種交流会にて禁煙の効果を披露したところ、T学長もやおら”人前禁煙”を宣言し、周囲を驚かせました。「あのヘビースモーカーの渡辺周がタバコをやめられるのなら、俺に出来ない訳はない」と一念発起されたようです。嬉しい限りです。

 禁煙が話題になると申し上げるエピソードがあります。それは道徳の授業で読んだあの名作「オランダを救った少年」です。

 運河に囲まれた国オランダで、土手に穴が開いて、そこから水が流れ込んでいるのを一人の少年が発見した。少年は自分の腕をその穴に突っ込んで水が浸入するのを防ぎ、大人たちが駆けつけるまでの間、体を張って土手が決壊し国を大水害から救った・・という、あの勇気ある少年の話です。

 そうですたかが一本のタバコから人体は蝕まれ、全てを失うのです。

 タバコと闘う人生・・それは壮大なロマン。


 その8 (平成13年2月9日)
  

とうとう今日で禁煙40日を達成。ふりかえってみると、悩んでいたあの頃すべてが懐かしい。タバコを止めてみて今日までに判った大きな喜びは「睡眠がよくとれる」という事。

記者時代、深酒をしてカラオケで発狂し、店でありったけのタバコを吸いまくって床につき、朝起きた時の、あの具合の悪さ・・・。これが無くなった。

また喫煙中はおそらく寝ながらに咳き込んだり、呼吸不全状態に陥ったりしたからか熟睡できなかった。それが無い。すごい。命の素晴らしさをありがとう。

次の日記はおそらく50日目。体調体質改善をまたレポートします。


 その7 (平成13年1月31日UP)

 元旦からタバコをやめていよいよ今日で一ヶ月。新年会であいさつに立つたびに「 心機一転タバコをやめた 」と宣言し、28日の私の後援会賀詞交歓会でも、新春の挨拶の中で禁煙していることを披露。たかだか一ヶ月というなかれ、21世紀最初の挑戦で、今世紀の私の健康と寿命が決まるかもしれないスタートがここまで順調に進んでいることを誇りとしたい。禁煙に取り組もうとしているアナタ、どうぞ相談してください。禁煙ガム・ニコレットも少しあります。

禁煙のポイント・・自分がタバコを止めていることを声高らかに宣言しよう。



 その6 (平成13年1月26日UP)

 元旦の禁煙からなんとか1ヶ月が迎えられそうだ。振り返ってみると1時間ごとに我慢し、1日やめられたことを神に感謝しながら(大げさ)、歩いてきた道のり、よくぞここまで来られたものだと自分自身で感心する。

回りから、いつまで続くのか、と冷やかされ、どうせ隠れて吸っているんだろうと疑われながらも禁煙を続けてみて「俺って意外と意志が強いじゃん。たいしたもんじゃん」と内面からふつふつと“自分再発見”の喜びと自信がこみ上げてくる。ついでになんとなく記憶力も高まって、少しアタマの血の巡りもよくなったような気がする。以前書いた“禁煙セラピー”なる本にくどいほど書いてあった「真実の瞬間」とはこのことなのかと思ったりもする。

最近では会議等でタバコを吸う方々を見ても、うらやましいとは思わなくなり、むしろ煙を口から吸って器官や肺に滞留させ、鼻から出したりするこの行為をこの人は生涯のうちでこれから何度繰り返すのだろうか、と心配してみたりするようになる。もちろん、少々禁煙に成功したからといって健康を説いたり、したり顔で講釈たれる気もない。なんでかって?そんなヤツはケムタイからさ。やっぱりだめ?こんな江戸川柳みたいなオチは?

禁煙のポイント・・たとえ禁煙ひと月でもやり遂げたら大きな自信になる。このままの人生でいいのだろうか、と行き詰まったら今からすぐできる自己改革「禁煙」をお勧めします。



その5 (平成13年1月23日UP)

 「タバコやめると太るよ」と言われ、口寂しさを紛らわすために、今まで口にしなかったガム、ミントのタブレットなどをポケットに入れまくる。もともとだらしない方なので、いくつもポケットに入れすぎてやたらに膨らみカッコわるい。「ご飯がおいしいと感じられるようになり、食欲も旺盛になり太る」と言われるが、そうは極端に感じない。いつもどおり。

それでもウエイトに気をつけながら新年会をこなし、そうこうするうちタバコを吸いたいという欲望も和らいできた。

1月13日、新年会の席で一緒だった歯医者のS先生、タバコを止めて2日目という。「タバコはやっぱり体に悪いから。長生きしたいし・・・」と禁煙を始めた動機を語るが、話し掛けてもウワの空。タバコを吸うまいか、我慢しようか、S先生の目は泳いでどことなく挙動不審。回りにそそのかされて、一本火をつけてしまった。至福の一服。先生の顔に赤味が差し、どことなく目元にやさしいものが戻ってきたように感じられ、饒舌になった先生だったが、その後、禁煙にまた挑戦したのだろうか。

禁煙のポイント・・これまでの喫煙習慣の中で、「これのあとの一服がウマイ」と体が覚えているものはできるだけ避ける。例えばラーメン屋であったり、焚きたてコーヒーの香り漂う喫茶店など。我慢できるまでは行かないにこしたことはない。




その4 (平成13年1月19日UP)

大晦日の31日だけで、自宅、事務所、車の中に置いてあるすべてのタバコを吸い尽くす。その数は百数十本。もう味も何もわからず今日で最後だからとやけくそに吸う。そして元旦。朝から街頭演説に立ち、その足で毎年恒例のある地区の新年会に出かけ、お寺で車座になって一杯やる。スイミン不足とすきっ腹の体に朝からの生ぬるい日本酒はキク。すぐに酔いが回り、前日あれだけタバコを吸ったのに隣からぷーんとタバコの香りが漂ってくると、よだれが出てくる。その夜、親族や友人が集まってにぎやかに新年会を開いている支持者宅を回る。

 鍋をつまみながら、冷えたビール。満腹のあとの一服が懐かしい。「タバコを一本貰おうか貰うまいか。禁煙は明日からでもいいんじゃないか」自問自答する。タバコを吸うか吸うまいか・・それだけが頭の中を占めて、人との会話もうわの空。話し掛けられても、自分が何を答えているのか定かでない。こんな日が新年からしばらく続く。

 禁煙のポイント・・宴会の席、酒の席が多いシーズンは禁煙の意思が揺らぐ。忘新年会、歓送迎会の時期の禁煙は避けたほうがベター。




その3 (平成13年1月18日UP)

 さて30分おきにタバコ1本、それから一時間おきに1本と計算して、本数を減らすこと約1週間。こんどは2時間おき、3時間おきと間隔を広げていき、とうとう丸1日タバコを吸わない日、丸2日吸わない日と続き、「よし禁煙できる」との自信が芽生える。しかし2日ぶりに吸ってしまった一服のうまさは格別で、まさに“黄金の一撃”であった。体中をニコチンが瞬時に駆け巡る快感に、なんでやめなきゃならんのか、自分の決意がゆらぐ。しばらく「やめたあとの一服のうまさ」で、かえってまたタバコを手放せなくなる。

 それでもタバコを吸い始めてからのことを振り返り、『 肺、喉、気管支がいったいどんなに汚染されているだろうか。時折感じる胸の痛みや、肩の懲り、不整脈などすべてタバコのせいである 』と自身に言い聞かせて、たばこを止める決意を高めていく。

そして迎えた大晦日。御殿場市内での年越し行事に向う途中、ラジオから新世紀へのカウントダウンが聞こえてくる。夢に描いた20世紀から21世紀への歴史的瞬間は、道に迷ってしまい御殿場駅裏のさもない市道で迎えてしまう。最後のカウントダウンが終わった時に一服を吐き出して「絶煙」にむけた私の禁煙が始まった。

禁煙のポイント・・しばらくやめたあとの一服はウマイ。本当にウマイ。だからやめられない。それでも体にいかに悪いことをしてきたか、これまでの人生で吸ったおおまかな本数を思い出してみる。吸殻はダンボール何箱分になるのか。肺や気管支にどれだけ有害物質がこびりついているのか。悪いことを想像しつづける。

このコーナーを読んでくださった沼津市のS・Hさんからメールが届きました。禁煙していらいらしてそのことばかり考えているのはどう考えてもよろしくない。「無理せず減煙にされては」とありました。アドバイスありがとうございました。いま18日目になり、タバコのことを考える時間はなくなってきました。後日また詳しく報告します。



 その2 (平成13年1月17日UP)

 昨年秋、議員宿舎のある赤坂溜池近くの書店で「読むだけでやめられる禁煙セラピー」なる本を購入しました。何冊か買ったついでの衝動買いで、自室でタバコを吸いながら読んでみた。著者はイギリス人で一日100本近くすっていたがパタリとやめられたという。 いまだによくわからないのだが禁煙して3週間もすると「真実の瞬間」に出会えるのだそうだ。セラピーには具体的な禁煙の方策はそれほど書いていないが、とにかく「禁煙するだけで!真実の瞬間に出会えるのです!」ばかりが繰り返し繰り返し、出てきます。いったい何のことやと思いながら、「真実の瞬間」という怪しげな宗教がかった刺激的な言葉に、禁煙を決意してみた。
 そこで考えたのは、いきなりゼロにすることはこれまでの経験から不可能。だから規則的にタバコを吸う為に、まずは一時間に2本のペースで設定。朝起きてから30分ごとをめどにタバコに火をつけるよう心がけた。また私の場合は新幹線で移動することが多いので、物理的に禁煙するように禁煙車両に乗るようにした。

 禁煙のポイント・・いきなりゼロ本は無理。時間設定によって一日に吸う本数を決める。そしてその間隔を少しづつ広げていく。 


 その1 (平成13年1月16日UP)

 ことしの正月から一念発起して、それまで50本は吸っていたタバコをやめました。

 そもそもの吸い始めは、ごたぶんにもれず高校生の時。 オヤジのポケットから当時の”峰”なるタバコを一本、また一本とかっぱらっては隠れて吸い、気がついたら常習者となっていた。いまでは地元でそれなりの立場についている友人たちと17歳の時分からあちこちで隠れて吸いまくり、大学生時代の徹マン、新聞記者時代の原稿執筆、選挙中のイライラと、昨年の大晦日まで20世紀中に吸ったタバコは一体何本になるのか皆目検討もつきません。これまでも「選挙に受かったら」、「子供が出来たら」、「正月がきたら」等々、人生の節目節目において禁煙を決意すること10数回、こんどこそは・・・と21世紀の初日からタバコをやめて15日間。今日まで22年間で「ニコチンを含まない呼吸をすること15日間」は吸い始めてからの最長期間。昨年に少しづつ減煙をし、体を馴らしてから、元旦にいよいよハードランディング。その苦闘の記録を皆様にご報告いたします。



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